目元の印象が変わるだけで
随分と女性の顔って変わるものですよね。
目元のおしゃれとして
欠かせないのがまつげです。
しかしまつげはとってもデリケートで
傷みやすい部位なのです。
どのような事が
まつげへのダメージになるのか?
またまつげの育毛についても
ご紹介して行きましょう。
まつげの構造
まつげはどのような構造になっているのか
という部分からご紹介して行きます。
まつげは3層構造になっています。
キューティクル、
皮質=コルテックス、
毛髄質と呼ばれるメデュラ、
の順に外側から並んでいます。
ツヤのある綺麗なまつげを維持するには
キューティクルが大切です。
そしてそのキューティクルこそが
髪同様紫外線の影響を
受けてしまう部位なのです。
まつげのダメージになること
ではまつげにダメージとなる事を
確認して行くことにしましょう。
紫外線
髪はお肌が受ける紫外線ダメージは
多くの方が気にかけているでしょうが
まつげのへダメージは
おそらく意識していない人の方が
多いのではないでしょうか?
紫外線をずっと浴びていると
まつげのたんぱく質が変性を起こし
最も外側のキューティクルに
空洞を作ってしまうのです。
これにより、ツヤがなくなったり
パサ付きが出来てしまうのです。
摩擦
目がかゆいなあと
目を擦る事ありますよね。
そしてふと手を見ると、
まつげが数本ついていたという経験を
お持ちだと思います。
目をこすっただけ、
それだけで抜けるほどに
まつげはデリケートです。
髪の毛とは違って表面に生えているので
非常に抜けやすいのです。
またそれだけではなく、
アイメイクをオフする時、
目元をごしごしと
こすっていませんか?
このような行為もまつげに
刺激を与えてしまうのです。
メイクの落とし残し
バッチリとアイメイクをする方だと
メイクがきれいに落ちていないままの方も
いるようです。
アイメイクと言えば
マスカラやアイシャドウですよね。
またつけまつげをつける時の
ノリも同様です。
これらがまつげに残っていると、
まつげの毛穴を防いでしまい
まつげの発育を妨げてしまうのです。
不衛生なビューラーの使用
まつげをカールする時に使用する
ビューラーのゴム、交換していますか?
負荷がかかりやすいビューラーのゴムを
傷んだまま使用していると
これもまつげに不要な強い力が加わり
刺激となってしまうのです。
睡眠不足
まつげにだって睡眠をしっかりとって
やることは当然必要です。
睡眠が不足すると
まつげの成長を妨げてしまうだけはなく
お昼間にまつげが受けたダメージの
修復も出来ないので
まつげが弱くなってしまいます。
まつげってとってもデリケートな
部位にも関わらず負担が大きく
かかるということを
お分かりいただけましたか?
まつげの抜けを防ぐ
どのようにすればまつげの抜けを
防ぐことが出来るのでしょうか?
最も大事なのは「保湿」です。
非常に小さなゾーンですが、まつげの根元を
保湿してやる事で毛根が丈夫になるので
抜けづらくすることができますよ。
保湿に使うアイテムは何でもいい訳では
ありません。
デリケートな場所なので
商品の説明書は必ず確認しましょう。
お勧めなのは、
●ワセリン
●ニベア青缶
●馬油
●まつ毛美容液
です。
まつげ美容液などのように、
ブラシがついていないものに関しては
綿棒などで優しく
塗り込むようにしましょう。
こうすることで抜けにくく
健康的に伸びるまつげへと繋がるのです。
まつげを伸ばすには
では、まつげを長く綺麗に伸ばす為の
コツをご紹介して行きましょう。
まぶたの血流をあげよう
まつ毛美容液などを使用する以外の方法
として有効なのは
「 まぶたの血流をあげること 」
です。
血流をあげてやることで、
まつげの根元の毛根にもしっかりと
栄養素を送ることが
出来るようになるのです。
1.アイマスク
蒸しタオルやアイマスクを
目の上に5~10分程度置き、温める事で
血流をあげましょう。
2.マッサージ
親指の腹で優しく、瞼の上、下のラインを
軽く圧を加えながらマッサージします。
そして最後に目の内側も
ぎゅーっと押してあげましょう。
栄養素を取ろう
続いての方法は栄養素を取ることです。
有効な栄養素を見て行きましょう。
●たんぱく質・・髪の主成分
肉、魚、卵、乳製品、大豆など
●ビオチン・・毛の成長促進
魚介類、ヨーグルト、卵など
●ビタミンE・・抜け毛防止
植物油、アーモンド
●L‐シスチン・・毛を健康に保つ
牛肉、牛乳、鮭、小麦粉など
●メチオニン・・育毛効果
鶏肉、マグロ、かつお、牛乳など
●亜鉛・・たんぱく質の合成
生牡蠣、レバー、納豆など
●ポリアミン・・新陳代謝正常化
大豆発酵製品、チーズ、キノコなど
髪同様にたんぱく質で出来ていますので
たんぱく質は必須ですよね。
その他にも、育毛に大事な成分を
積極的に、かつバランス良く取っていくことが
大切です。
睡眠をしっかり取ろう
まつげが健康に育つ為には
「睡眠」も欠かすことが出来ません。
そして質の高い睡眠を得る為に
寝る1時間程度前にお風呂に入り
身体を温め、照明をオフにして休みましょう。
目への負担はまつげへの負担につながるので
寝る前のブルーライトも
避けることが大切です。
アイメイクなどで綺麗に魅せる事も
大事ですが、
その前に肝心のまつげを
元気に育てることを忘れてはいけません。
デリケートなまつげを
いたわりながらおしゃれをしてくださいね。