肌がゆで卵みたいにツルツルになりたい！
これはみんなが願うことです。
美肌になりたい女子にとって
ツルツル肌を邪魔するみかん肌は
とても厄介なお悩みではないでしょうか。
みかん肌はブツブツ、ボコボコの肌で
まるでみかんの皮みたいに見えるので
そう呼ばれています。
みかんは食べれば美味しいけれど、
みかんの皮みたいな肌は
全然嬉しくないですね。
みかん肌を解消する方法で
ツルツル肌を目指してみましょう。
みかん肌ができるメカニズム
みかん肌になってしまう原因は
大きく分けると４つに分類されます。
1.毛穴が開く
みかん肌の悩みに一番多いのが
毛穴トラブルによるものです。
顔の毛穴はとても細い産毛しか生えなくても
皮脂分泌が盛んになると開いて目立ちます。
皮脂が過剰に分泌されるようになると
酸化した皮脂が毛穴を詰まらせて
汚れと一緒に固まって角栓となります。
これが毛穴を詰まらせて、
毛穴周辺の皮膚をボコボコにしてしまいます。
毛穴周辺の角質が厚くなって
毛穴を覆う部分がブツブツになるのも
みかん肌に見えてしまいます。
2.ニキビ
ニキビは思春期くらいから増え始め、
成人してからも大人ニキビとして
しつこく繰り返すことがあります。
とくに思春期ニキビは、
成長ホルモンや男性ホルモンの分泌が
関係しているので次々にできる場合も。
治る間もなく新しいニキビができれば
ブツブツのみかん肌になってしまいます。
3.ニキビ跡
ニキビは軽度なものなら
治った後に跡が残ることは
ほとんどありません。
ところが、ニキビの原因になる雑菌が
炎症を悪化させてしまうと、
皮膚の細胞を傷つけてしまいます。
角質の表面だけに残った跡なら
ターンオーバーを繰り返すうちに
徐々に目立たなくなることもありますが、
化膿してしまって、治った後も
穴が開いたようなニキビ跡は残ります。
思春期ニキビがひどかった人のみかん肌は
簡単には治せないので大変です。
4.アトピーやアレルギーなど
肌にアレルギーが起こる場合は、
ボコボコやブツブツとは言えなくても
つるっと滑らかな肌になることが難しく、
炎症がひどい時はみかん肌にように
見えることもあります。
身体の中から起こることもありますし、
外部からの刺激（花粉、ホコリ、ダニなど）
が原因になることもあるので、
肌の炎症の原因を突き止めることが
必要になります。
みかん肌はこうして解消する！
みかん肌を何とかしたい！
そのためには、どのみかん肌のタイプに
当てはまるのか知る必要があります。
原因によっては、改善のために
効果があると思っていたのに、
逆効果になってしまうこともあるからです。
【 1.毛穴が詰まりやすい 】
毛穴の中に皮脂が詰まりやすく、
それが原因になる場合は、
皮脂分泌をコントロールしながら
毛穴の中の詰まり（角栓）を
除去する必要があります。
多くの人が誤解しているのですが、
皮脂の分泌が盛んになる原因は、
乾燥によるものなんです。
思春期のホルモン分泌によって
皮脂が盛んに分泌される時期以外は、
肌を乾燥させていることが原因になり、
毛穴を詰まらせることが多いのです。
保湿を重視したスキンケアをすることで
皮脂の過剰分泌が抑えられます。
毛穴の中の汚れは、吸着力の高い
クレイパックなどを定期的に行うと
徐々に毛穴がキレイになります。
【 2.ニキビができる 】
思春期ニキビがひどい時は
外側からのケアでは改善が難しいです。
どんどん増える場合は、
皮膚科で早めに治療しましょう。
間違った自己流のケアでは
治らないだけじゃなく、
悪化する危険もあります。
大人ニキビが繰り返しできる場合は
みかん肌というほどブツブツにできるのは
珍しいと思います。
大人になってから、急にニキビが
沢山出来るようになった時も
早めに皮膚科で治療することが安心です。
思春期ニキビにも大人ニキビにも
共通することですが、
生活リズムが崩れることは
ニキビが増える原因になるので、
規則正しい生活を送るようにしましょう。
【 3.ニキビ跡 】
ニキビが治った跡に残ったブツブツは
みかん肌としてはかなり厄介です。
自分で行うお手入れでは
ほとんど解消することはできません。
クレーター状態になっている場合は
美容皮膚科でニキビ跡治療をすることが
確かな方法でしょう。
それほど深いニキビ跡じゃないなら、
肌の新陳代謝を活発にすることで
角質が生まれ変わり、
目立たなくすることも期待できます。
肌の代謝を活発にするためには、
古い角質が蓄積していると
代謝が悪くなってしまいます。
角質ケアをすると代謝アップになり、
ニキビ跡のみかん肌解消効果も
期待できます。
【 4.アレルギーなど肌荒れ 】
アトピーやアレルギーで
肌に炎症を起こしてしてしまい
みかん肌みたいに見える場合は、
肌の炎症の引き金になる原因を
寄せ付けないようにすること。
そして刺激から肌を守るための
バリア機能を強化することが効果的です。
そのためには、セラミドを増やすことが
おすすめです。
セラミドを補うスキンケアや、
セラミドを増やす作用のある美容成分で
お手入れするようにしましょう。
みかん肌が治るまでの間のメイクはどうする？
みかん肌は簡単には治りません。
しっかり解消させるまでには、
数か月単位でお手入れをする必要があります。
その間、ずっとメイクをしないわけにも
いきません。
メイクをするのは良いのですが、
毛穴の中にメイク汚れが残らないように、
クレンジングは丁寧に行いましょう。
ファンデーションは
みかん肌のブツブツを目立たなくさせる
光反射効果のあるパウダーを
配合したタイプなどを使うと、
キレイに仕上がりみかん肌コンプレックスを
カバーすることもできますよ。
メイクで隠さなくても
つるんとした美肌になるように
お手入れ頑張りましょう。
