アメリカで人気の「コンツアーリングメイク」、セレブも取り入れているナチュラル輪郭メイクで小顔を手に入れましょう。
コンツアーリングメイクとは?
コンツアーリングメイクというのは、明るく見せるハイライト部分と影をつくるシェイディングの使い分けを取り入れたベースメイク法です。アメリカの有名セレブであるキム・カーダシアンが取り入れているメイク法として画像を公開したことから、注目されるようになったのです。
ベースメイクだけなのに、劇的に顔が変わりまるで別人のように見えることから、「整形メイク」とか「Photoshopメイク」という呼ばれ方もしています。どうしてものっぺりしがちな日本人の顔もパーツがクッキリして立体的な顔立ちに仕上がる魔法のメイク法です。
難しそうと感じるかもしれませんが、慣れてしまえば朝のメイクの時間の短縮にもなり、かつ小顔の演出も簡単にできますよ。
コンツアーリングメイクに必要なもの
でも、コンツアーリングメイクをするのにいろいろとメイクグッズを買わなくちゃいけないでしょと思っていませんか?
なんとコンツアーリングメイクに必要なものは、3つのアイテムだけです。
メイクブラシ
1つ目は、大き目のメイクブラシです。これはちょっとしっかりした毛質のものを選ぶとより効果が出ますよ。カブキブラシともいわれる太いタイプのものが使いやすいでしょう。
コンシーラー
2つ目は、ハイライト用のコンシーラーです。今お持ちのもので全然問題ありません。
シャドウパウダー
3つ目は影を付ける用のダークな色味のシャドウパウダーです。ご自身の顔色に合わせて選ぶといいでしょう。
そんなに珍しいアイテムではないので、現在持っている人も多いですし、これを機にブラシだけちょっといいものに変えてもいいですよね。
コンツアーリングメイクのやり方
では、コンツアーリングメイクを4段階に分けてご紹介しますね。
1.下地
まずは下地を作っていきましょう。ファンデーションをお肌に大まかに伸ばします。この時にファンデーションブラシを使うとやりやすいですよ。
その後、パフで軽く叩くようにしながらお顔全体のばしましょう。
2.コンシーラーでハイライト入れ
次にコンシーラーを3つのポイントに塗っていきます。丁寧にしなくても大雑把に塗り、その後、スポンジで軽く押さえながら伸ばし自然な感じに持っていきましょう。
コンシーラーを塗る場所は、おでこから鼻(T字ライン)、頬全体、顎の3か所です。
3.シャドウ入れ
シャドウを入れる場所は4か所です。生え際、鼻筋、頬筋、えらにブラシを使用してラインを入れていきます。いきなり濃く描かず、薄めに描いたラインを2~3回重ねていくようにするのがポイントです。
この状態は、シャドウを入れる部位にラインが入り、歌舞伎役者のような状態です。
4.シャドウをぼかす
最後は、シャドウをパウダーブラシを使って丁寧にぼかす作業です。円を描くようにブラシをくるくる回しながら、シャドウをぼかしていきましょう。
仕上げにルースパウダー、つまりおしろいを全体的につけると、メリハリがきつくなくナチュラルでいてはっきりとしたメリハリメイクが仕上がりますよ。
次に使う時用に、メイクブラシについたシャドウはティッシュで取り除きブラッシングしておくといいでしょう。
コンツアーリングメイクのコツ
では、コンツアーリングメイクを決めるためのコツを2つご紹介しておきますね。
1.部位による使い分け
コンツアーリングメイクのポイントは何よりも明るい部分と暗い部分のメリハリがつくことです。そこで、イメージしたいのがあなたの顔の輪郭をきれいな卵型に魅せることです。
その為に、高く魅せたい部位には明るいカラーを使用するのです。つまり、おでこ、頬骨、顎の先、鼻筋などは明るいコンシーラーが必要ですよね。
そして、出っ張って見えたり顔が大きく見えてしまう事を防ぐために、削りたい部分には暗めのシャドウを入れていきます。顔の輪郭、頬骨の下、まぶたのくぼみ部分、鼻の両脇がダークにしたい部位です。特に顔の輪郭は小顔にするのに欠かせませんし、鼻の両脇にも入れることで高くて鼻筋が通った顔立ちに仕上げることができますよ。
2.大胆にメイクすること
はじめてコンツアーリングメイクをするときは、失敗してはいけないと遠慮がちにしてしまいがちです。しかしコンツアーリングメイクはメリハリをクッキリとはっきりとつけることで小顔効果や立体効果をもたらすものです。
そこで、大胆に塗ってしまえばいいのです。イメージするなら繊細に筆で塗るのではなく、豪快にクレヨンで塗るイメージで十分です。それでも控えめな日本人にはちょうどいいぐらいですよ。
思いっきりメリハリを強調する勇気を持ちましょう。きっと大胆メイクが楽しくなること間違いなしです。
コンツアーリングメイクは、日本人が憧れる海外セレブのメリハリある顔立ちを実現できる簡単なメイク法です。日本人はもともとのパーツが海外の人より小さいため、コンツアーリングメイクを取り入れたところで、基本的に不自然にはなりません。
大胆メイクに慣れた頃にはきっと小顔効果がでていることでしょう。