夏の大きな悩みのひとつといえば、脇汗ですね。グレーなど濃い色の洋服を着ているときの脇汗は脇ジミになって目立ってしまいますし、脇ジミが定着して脇部分が黄ばんできたりと着るものにも非常に気を使っている方も多いのではないでしょうか。制汗剤は脇のニオイを抑えるものは多いですが、せめて脇汗が洋服に染みるのだけは抑えたいですね。そこで今回は、脇汗が衣類に染みるのを抑える方法をご紹介します。
様々なアイテムを活用してみよう!
脇汗対策用のアイテムは様々なものがありますので、自分に合うものを取り入れてみましょう。
脇汗インナー
脇汗インナーは、脇の部分に脇汗を吸収するパッドが内蔵されたもので、キャミソールやタンクトップ、フレンチスリーブなどいろいろなタイプが登場しています。
ですから、一通り揃えておけば、どんな洋服にもマッチします。
脇汗パッド
脇汗パッドは片面が洋服に接着するようなシールタイプになっていて、直接洋服の脇部分に貼り付けるものです。
インナーを着るのが好きでない方にはおすすめのアイテムですが、上手に貼り付けないと脇部分がゴワついてしまい、脇汗パッドを使っていることが他の方にもわかってしまうことです。慣れないうちは忙しい朝に使うには難しい場合もあります。
汗ジミ防止スプレー
洋服の脇部分にスプレーすることによって、脇汗をはじく撥水スプレーです。朝シューっとスプレーするだけで、1日中脇汗が染み出すことを防いでくれます。洗濯するとコーティングは取れます。
保冷剤・冷却シート
脇汗の原因のひとつが温熱性発汗です。
温熱性発汗とは、体温が上昇することによって汗をかくことで、体を流れている血液の温度も上がっている状態です。保冷剤や冷却シートを使って、太い血管が通っている脇や鼠径部、首の後ろなどのリンパ節を冷やすことによって、脇汗を抑えることができます。
制汗剤
制汗剤は現在非常に多くの種類が発売されています。ドラッグストアで簡単に手に入るような、あなたも目にしたことがあるようなものから、ネットでしか購入できないものと様々です。
中でも、非常に支持されている制汗剤は「ラプカルム」です。美ST、CanCam、美的、VOCEなどに掲載されており、ご存じの方も少なくないと思います。ラプカルムは、医薬部外品として、国からも制汗効果が認められており、事実、使用者の91.3%が「脇汗が気にならなくなった」と実感しています。
また、使い方もとても簡単で「脇に塗るだけ」です。お肌に優しく、添加物を一切配合していない商品なので、脇汗が気になる方は、1個は必ず持っておいた方が良いでしょう。期間限定で1000円オフとなっていますので、この機会をぜひご利用ください。
脇汗が目立たなくなるファッションを!
例えばグレーなどの濃い色の服は脇汗が目立ちやすくなりますが、脇汗が目立ちにくい洋服を着ることでカバーすることができます。素材によっても脇汗の目立ちやすさが違ってきます。
サテン
ツルンとしたサテンの生地は汗を吸収はできませんが、速乾性がありますので脇汗が染みてもすぐに乾いてしまうので目立ちません。
またサテンの独特の生地感が脇汗を目立たせません。
メッシュやレース
メッシュやレース素材のものは通気性がよいので脇汗をかきにくく、速乾性もありますから脇汗も目立ちません。
ポリエステル
ポリエステルもサテン同様に化学繊維ですから、吸水性はよくありませんが、速乾性がありますので脇汗も目立たずベタつきません。
吸水性の高い綿などの自然素材は速乾性がありませんからどうしても脇汗が目立ちやすくなります。脇汗をかきやすい季節の洋服の素材選びは、速乾性があって脇汗が目立ちにくい化学繊維がおすすめです。
また洋服の色選びも重要で、白、黒、ネイビーは脇汗をかいても目立ちにくい色味です。逆にグレーやカーキ、赤、青、茶色、黄色などは脇汗が目立ちやすいです。
生活習慣の見直しで脇汗そのものを抑える
脇汗の原因は生活習慣の見直しで抑えることができます。
コーヒーやタバコを控える
コーヒーに含まれるカフェインやタバコに含まれる成分のニコチンは、中枢神経を興奮させてしまう作用がありますから、汗腺の働きが活発になり脇汗をかきやすくなってしまいます。
体を冷やさないようにする
エアコンや冷たいものを飲んだり食べたりすると自律神経のバランスが乱れ、脇汗をかきやすくなります。夏場でもあまり体を冷やしすぎないように気をつけましょう。
刺激のあるものや脂っこいものを控える
唐辛子など刺激のある食べ物や、揚げ物などの脂っこいものを食べると、汗腺が刺激されて脇汗をかきやすくなります。
当てはまるものがあればすぐに見直してみましょう。
洋服についた黄ばみの取り方
洋服についてしまった汗ジミの黄ばみ。普通に洗濯するだけではこの黄ばみはなかなか取れません。白い服の黄ばみは非常に目立ちますから、困りますね。
この黄ばみの原因はリポフスチンという成分ですが、普通の洗濯用洗剤では落とすことは難しいのです。
洋服についてしまった黄ばみを落とすためには重曹がおすすめです。
重曹を水に溶かして、そこへ黄ばんだ部分を1晩つけておくことで、翌朝には真っ白に。頑固な黄ばみには、重曹と酸素系漂白剤を1:1の割合で1晩つけるとよく落ちます。染み付いた汗のニオイにも効果的ですよ。
この方法を知っておけば厄介な脇汗や黄ばみも怖くありませんね。