体のニオイが気になりませんか？嫌な身体のニオイは周りの人にも不快感を与えてしまうので、いろんな消臭方法を試されているのではないですか？体のニオイでお悩みの方なら聞いたことがあるかもしれませんが「ミョウバン水」が効果的なんです！
ミョウバンがどんなものなのかも知らない方の為に、ミョウバンが何なのかということからご紹介いたします。また、このミョウバン水にある驚きの効果や作り方などもあわせてご紹介いたします。体のニオイでお悩みなら、ぜひ一度お試しになってみてください。
ミョウバン水の「ミョウバン」って何？
ミョウバンとは食品添加物の一つです。薬局などで購入することができるのですが、このミョウバンの歴史は古く、なんと古代ローマ時代から重宝されているものなのです。有名なところでは、クレオパトラも愛用していたという説があります。当然、日本国内でも、昔から重宝されており、薬品としては、お腹をくだした時や、出血を止める時などに使われてきました。
クレオパトラが汗を抑える為に使っていたというミョウバン。ミョウバンは水に溶かすことで酸性に変化します。この性質を利用して、ミョウバン水を汗が出るところにつけておくことで、お肌の表面が弱酸性になり、雑菌の繁殖を予防し、殺菌してくれます。また、汗を抑える作用や、汗のニオイも消臭する働きもあります。汗や汗臭が抑えられることで体のニオイの悩みも解消する効果が期待できます。
ミョウバン水で得られる効果とは
ミョウバン水を使うことで得られる効果はたくさんあります。
＜脇のニオイを消臭＞
クレオパトラも汗を抑える為に使っていました。思いっきり汗をかいたり、普段運動もしなくて汗をかかない人が、たまに汗をかくことがありますよね。そういう方は、汗がアルカリ性傾向にあるので、雑菌が繁殖しやすくなってしまいます。酸性であるミョウバン水をつけることで中和することができるのです。
＜足のニオイを消臭＞
靴下をはいて靴を履く。冬場はブーツをはいたりして、どうしても足は蒸れて汗をかいてしまい雑菌も繁殖しやすい状態にあります。これも、ミョウバン水をつけておくことでニオイを防ぐことができます。また、ミョウバン水の原液に足を浸すことで水虫予防にもなります。
＜頭のニオイ予防＞
頭皮のニオイも気になりますよね。ミョウバン水をつけて頭皮をマッサージすると、汗を抑え、ニオイ対策にもなります。
＜ニキビ対策＞
収れん作用があり、殺菌効果もあるので、ミョウバン水で顔を洗うことで、ニキビ対策効果も期待できます。また、ニキビができたところに、ふきかけておくことで、ニキビをケアすることもできます。
＜あせもやアトピー対策＞
ミョウバン水の殺菌効果で、あせもやアトピーの症状が悪化を予防する効果があります。
＜生ごみニオイ対策＞
キッチンの生ごみにミョウバン水を吹きかけておくだけで、雑菌の発生し増えるのを抑えられてニオイを消してくれる効果があります。
＜部屋干し対策＞
洗濯ものを部屋干しすると、どうしても生乾きのニオイが発生します。それを抑えるために、洗濯機のすすぎの段階でミョウバン水を2カップ程度プラスします。それだけで雑菌が出るのを抑える効果があるので、ニオイを防ぐ効果が期待できます。
＜鍋の焦げ付き対策＞
なべ底を焦がした時は、原液をなべの焦げが全て浸るぐらいにいれ、沸騰させ、自然に冷めるまで放置します。これで焦げた部分をきれいにしやすくなります。
＜入浴剤＞
ミョウバンを入浴剤代わりに入れるだけで、ニオイを消す効果があります。また、あせも対策にもおすすめです。入れる量は目安としては50ccです。あくまで目安ですので、お肌に刺激がない程度にしなくてはいけません。最初はもっと少ない量から始めてみることをおすすめします。
＜ペットのおもらし対策＞
ペットを飼われている方で、お部屋の中でおもらしされることは多々あるのではないでしょうか。おもらしをしてしまったその箇所に、直接ミョウバン水を吹き付けておくことで、ニオイが発生するのを抑える事ができます。
ミョウバン水の作り方
様々なニオイ対策に効果があるミョウバン水の作り方について、ご紹介いたします。
＜材料＞
水道の水 ：0.5リットル
ミョウバン ：20グラム
ペットボトル：1リットルの物
＜作る方法＞
１．ペットボトルにミョウバンをこぼさないようにいれます。
２．「１」に500mlの水道の水を入れます。
３．「２」を振ってください。ミョウバンがある程度溶けるくらいで大丈夫です。
４．「３」を一晩寝かせます。
５．翌朝透明になって、ミョウバンが全てとけていれば原液の完成です。
６．水道水で10倍程度に薄めると、ミョウバン水の完成です。
ミョウバン水で嫌なニオイも解消
体の嫌なニオイは、脇だけではありません。足や頭皮など、様々なところからニオイの元は発生します。ミョウバン水は簡単に作れますし、小さなスプレーボトルに入れておけば携帯することもできます。
また、アロマオイルなどを混ぜておけばほのかな香りが残るので、自分自身も癒されて、周りにも不快感を与えることはまずありません。アロマオイルは爽やか系がいいので、レモングラスなどがおすすめになります。
ニオイは、自分で気付かないうちに、周りに嫌な思いをさせてしまっています。ミョウバン水を吹き付けておくだけで、ニオイを防ぐこともできます。上手に使って嫌なニオイとさよならしてくださいね。
