赤ちゃんの低体温の5つの原因と、体温を正常に戻す方法

「お子さんの平熱は何度ですか?」と尋ねられた場合、何度と答えますか?もし、「35度台」と答えるのであれば、お子さんは低体温かもしれません。

私たちの体は通常、36度台で保たれています。小さい子供であれば大人より平熱の基準が高く、37.5度までは平熱と考えられます。37.5度が平熱とされることを考えれば、2度以上差がある35度台という体温がいかに低いかが理解できますね。ここで、平熱が低かったとして、何か困ることがあるの?と疑問を感じる方もいらっしゃるでしょう。しかし、平熱が低いということは問題大ありなのですよ。

今日は赤ちゃんの低体温の原因と体温を平常に戻す方法についてご紹介します。低体温の原因や弊害を理解し、赤ちゃんを健やかな体に導いてあげましょう。

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低体温が良くない理由

赤ちゃんに低体温状態が続くとどのような影響があるのでしょうか。

私たちの体は通常、36度台を保つことによって、代謝や免疫力が上手く働くようになっています。体温が低い状態が続くと、これらの機能が上手く働かず、風邪などの感染症やアレルギーの症状が出るリスクが高くなるなど、体に悪い影響を与えることがあるのです。

赤ちゃんの低体温の5つの原因と、体温を正常に戻す方法

 

低体温の赤ちゃんに現れるサイン

赤ちゃんが低体温かを判断するには、こまめに体温をチェックするのが確実な方法ですが、日々のお世話の中で現れるサインからも見つけることが出来ます。

手足が冷たい

赤ちゃんの手や足に触れた時に冷たいと感じるというのは、体温が下がっているサインです。しかし、お散歩から帰ってきた後や寒い季節などは、手や足が冷たくなっていることもあります。手や足が冷たいと感じたら、背中やお腹にも触れて体温を確認してみて下さい。体の中心が冷たくなっておらず平熱であれば、体温調節のため手足が冷たくなっていただけですので心配はないでしょう。

唇の血色が悪い

プールなどで体が冷えた時、唇の色が悪いと友人に指摘された経験はありませんか。体温が低下すると唇の色に変化が表れやすいからです。赤ちゃんの唇の色が紫っぽく感じた場合には体温を測って確認してあげましょう。

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赤ちゃんの低体温の原因

次に、赤ちゃんが低体温になる原因についてご紹介しますね。

汗をかいてもそのままにしている

赤ちゃんは大人よりも汗をよくかきます。まだ体の体温調節機能が大人のように発達していない赤ちゃんにとって、汗をかくことは体温調節のために重要な機能なのです。

大人でも大量に汗をかいた後に、着替えずそのままにしていると今度は体が冷えてしまうことがありますよね。赤ちゃんも同じです。日常的に赤ちゃんが汗をかいても着替えさせずそのままにする状態が続くと、体が冷える状況に置かれることが状態化してしまうため、平熱も低くなる原因となります。

風の影響

「夜寝るときに、タイマー設定せず扇風機を回したまま寝ると死んでしまう」という話を耳にしたことはありませんか。この話は都市伝説要素が強く、根拠のある話ではありません。

しかし、扇風機を回したまま体に風を受け続けた状態で眠ると、体温が低下する原因となるというのは本当です。先の都市伝説はこのことを注意するために生まれたものなのですね。

赤ちゃんは一日中寝たり起きたりを繰り返しています。寝苦しくないようにと赤ちゃんに向けて置いた扇風機やエアコンの風が、低体温の原因にならないよう注意しましょう。

冷たい飲み物

新生児期の赤ちゃんが口にするのは母乳やミルクですね。ミルクを作るときも人肌を目安に作ってあげます。
それは消化機能や体温調節機能が未発達な赤ちゃんを守るためでもあるのです。

真夏の暑い時期、大量に汗をかいている姿をみると、可哀想になりつい冷たいお茶や水を与えてしまいたくなるかもしれませんが、赤ちゃんが冷たい飲み物を飲むと、体の中から冷えてしまう原因になります。赤ちゃんには夏場でも母乳や白湯で十分なのですよ。

生活リズムの乱れ

新生児期の赤ちゃんは昼夜の区別がつかず、一日中寝たり起きたりを繰り返していますが、生後数か月経つと少しずつ昼夜の区別がつくようになってきます。朝はカーテンをあけ、たっぷり日の光を感じ、夜は部屋を暗くして過ごすことが生活リズムをつけるのには大切です。

深夜に赤ちゃんを連れて買い物したり、食事をしている家族を見かけることもありますが、夜更かしは生活リズムの乱れの原因になり、生活リズムの乱れは自律神経の乱れ、ついには体温調節機能が上手く働かなく原因となります。小さいうちから、早寝早起きの習慣を付けることは健康な体作りのためには重要なことなのです。

赤ちゃんの低体温の5つの原因と、体温を正常に戻す方法

 

体温を正常値にする方法

赤ちゃんの体温が冷たいと感じた場合、どのように対処すれば良いのでしょうか。

赤ちゃんの体温が冷たい場合には、すぐに体を温めてあげましょう。おくるみでくるんであげたり、靴下を履かせてあげたりして対処しましょう。特に、外出時などは、大人には快適と感じる冷房でも赤ちゃんには冷たい場合が多々あります。一枚羽織れる物や体を包めるバスタオルなどを常備しておくと安心ですよ。

また、日頃から汗をかいたら着替えをさせる、生活リズムを整えるなど、赤ちゃんに気を配った生活をしてあげてくださいね。自分で体温調節できるようになれば、それほど手間がかからなくなりますので、体温調節が上手くできない時期は周りの大人が守ってあげましょう。