心得ておけば緊張も和らぐ!彼氏の両親に挨拶に行く時のマナー

初対面の人と会う時、あなたならまず何を見て、その人がどんな人なのか想像するでしょうか。外見、身だしなみはもちろんですが、言葉遣いやマナーにも注目するかと思います。第一印象で得た印象は、意外と記憶に残り続けるものなので、彼のご両親に会う時は、マナーや言動、身だしなみをきちんと整えておく必要があります。

そこで今回は、彼のご両親への挨拶を完璧なものにするために、知っておくべきマナーについてご紹介していきましょう。

広告

挨拶に行く時のマナー(身だしなみ編)

初対面で真っ先に目につくところといえば、服装や髪型などの身だしなみです。身だしなみにおいてもっとも大切なことは清潔感でしょう。派手な巻き髪に傷んだ毛先、露出が多すぎる服装などは、見る人に良い印象を与えませんよね。

まずは、清潔感のある身だしなみのポイントからお話していきたいと思います。

清潔感のある服装のポイント

◎シャツやカットソーなどの上着にシワがない
白や淡い色がベースになっている
◎靴が磨かれている
◎ストッキングに伝線やほつれがなく靴下にもシミや汚れがない
◎サイズがきちんと体型に合っていてダボついていない
◎スカートやズボンにシワがない
◎露出や流行重視ではなく、清楚感がある

ご両親への挨拶へ行く時だけではなく、普段から気をつけておきたいポイントもありますが、出かける前にチェックしてみてくださいね。

季節によって注意したいポイント

ご両親への挨拶へ伺う時期がいつ頃かによっても注意しておきたいポイントがあります。

・春~夏の場合

春夏は薄着になりますが、汗染みが目立つような色、生地のものは避けた方がベターです。また、淡い色の方が柔らかい印象を与えることが出来ますが、下着がすけないようにすることもマナーのひとつといえるでしょう。

・秋~冬の場合

寒い季節はかさばりがちになります。しかし、お部屋は暖房がきいていて暑く感じてしまう恐れもあるので、コートの下に着こみ過ぎないようにすることもポイントでしょう。ご両親の前で汗だくになってしまっては恥ずかしいですよね。緊張するとほてりを感じる方も多いので、その点は注意したいポイントです。

また、ニットの毛玉や袖口のほつれ、汚れには注意しておきましょう。袖口は特にほつれや汚れが生じやすい部分なので、出かける前に再度チェックしておくとよいですね。

心得ておけば緊張も和らぐ!彼氏の両親に挨拶に行く時のマナー

挨拶に行く時のマナー(手土産編)

ご挨拶に伺うのであれば、手土産は必須です。ただ、あまり高価なものだと、ご両親が逆に気を遣ってしまうことになる恐れもあるので注意が必要です。

手土産を用意する前に確認しておくこと

1.人数以上の数があること
2.個包装で分けやすいものであること
3.賞味期限ができるだけ長いもの

彼に兄弟や姉妹がいる場合は、ご家族全員で食べられるだけのものを持参するようにしましょう。この心遣いをプラスするだけで、彼だけでなく、彼の兄弟ともお話できるきっかけになるかもしれません。

また、分けにくいものはなるべく避けるようにしましょう。できれば個包装で食べやすいものを選ぶと良いです。和菓子をチョイスする方も多いかと思いますが、上品に見えるからと生菓子を選ぶと、賞味期限が本日中であったり、食べる側にいつ食べるかを考えさせてしまうことになります。

金額の相場

あまり高価なものを渡す必要はないのですが、だからといって安すぎるものも…と、悩んでしまうのが金額のこと。大体相場としては3千円程度となっているので、購入する際は張り切り過ぎないように注意しておきましょう。

手土産はいつ渡すのがベスト?

手土産をご両親へ渡す際は、客間やリビングに通された後、ご両親が席につき、こちらからご挨拶した後渡すようにしましょう。玄関先で渡すのはNGです。

また、ご両親が座る前に席につかないようにしましょう。「どうぞ座って」と言われてから席につき、簡単に自己紹介した後、手土産を渡します。

「○○さんにお好きだとうかがったので…」
「お口に合うといいのですが…」

このような一言を添え、…の後は手土産の内容を簡単に紹介するとよいでしょう。

広告

挨拶に行く時のマナー(行動・言動編)

彼のご両親に気に入られたいと思う一心で、敬語や行動がついカチコチになってしまうこともあるでしょう。もちろん、そんな初々しさも可愛さではあるのですが、失礼のないようにすることが最大のポイントになります。

ハキハキと丁寧に!

質問をされたら、もごもごと話すのではなく、ハキハキと愛想よく答えるようにしましょう。緊張や照れからどうしてもうつむいてしまいがちですが、ご両親の顔をきちんと見て話すようにしてください。目を見てくれない相手によい印象は抱きませんよね。

出しゃばりすぎないこと

あくまで彼の一歩後ろをイメージするようにしてください。彼をたてることを忘れ、自分のアピールばかりしていては、ご両親に良いイメージをもたれないことになる恐れもあります。

ご両親はあなたのことを知りたいと思ってくれてはいますが、
・息子のことを大切にしてくれているか
・息子との仲は良好なのか
・息子が幸せそうにしているか
まずはここが大前提になります。誰しもが我が子の幸せを願うものです。彼のご両親が彼を下げるような発言をしても、同調せず、彼がいかに自分にとって素晴らしい人であるのかを話すようにしましょう。

彼のご両親に好かれることは、彼にももっと好きになってもらえることにつながります。あなたが自分のご両親を大切に思うように、彼もご両親を大切にしていることを忘れないよう注意しておきたいですね。