交際期間が短いまま結婚する時のポイント

交際期間が短いままの結婚は、お互いのことがよくわかっていないので、盛り上がって結婚したものの、すぐに離婚ということにもなりかねません。実際に、スピード婚=スピード離婚というイメージが強いですね。交際期間が短いまま結婚して、幸せな結婚生活を送るにはいろいろとポイントがあります。そこで今回はスピード婚でも結婚生活がうまくいくポイントをご紹介いたします。

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「スピード婚」とは?

交際を始めてから何年したら結婚しても良いなどの決まりはないので、交際期間が短くても当人同士が結婚したいと思えば結婚してもかまいません。結婚というのはおめでたいお話です。

交際期間が短くて結婚するスピード婚には定義はありません。でも、交際を始めてから半年以内で結婚するのがスピード婚だと認識している方が多いようです。

一口にスピード婚といっても2パターンあります。

1つ目は、出会った瞬間から運命のようなものを感じ、交際を始めて半年以内に結婚するパターンです。そして2つ目が最初から結婚を目的で出会い、交際を始めてすぐに結婚するパターンです。お見合いなどがこれに該当します。

交際期間が短いまま結婚する時のポイント

メリット・デメリット

交際期間が短いまま結婚するスピード婚は決して悪いことではないのですが、メリットやデメリットをしっかり理解したうえで結婚しないと、のちのち後悔することになるかもしれません。

スピード婚のメリット

新鮮

交際期間が短いので、同棲せずに結婚するケースが多いです。そのため、新婚時代も常に気持ちが新鮮なまま過ごすことができ、仲が良いうちに子供ができたりするので、仲良く過ごすことができます

相手を見極められる

もともと結婚を前提に交際をスタートした場合、早々に結婚することがわかっています。そのため短期間で結婚相手としてふさわしいかどうかを見極めなければならないので、真剣に結婚について考えることができます

スピード婚のデメリット

離婚率が高い

スピード婚=スピード離婚というようなイメージを持っている方が多いように、離婚率が高いイメージがあります。そのイメージ通り、交際期間と離婚率は比例します。結婚期間が短ければ離婚率も高くなります。

お見合いなどもともと結婚を前提に知り合った場合は別ですが、運命を感じスピード婚した場合はのちのち後悔することも多いようです

こういったタイプは結婚自体に夢を見ている傾向が強く、生活が落ち着いてきた頃に相手の嫌なところが目につくようになり、結婚自体を後悔してしまうのです。相手のことがあまりわからないまま、直感で結婚してしまった結果ですね。

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スピード婚に多い離婚原因

離婚率が高いスピード婚の離婚理由にはどのようなものが多いのでしょうか?離婚理由を知ればスピード婚をするときの参考になりますね。

運命を感じてスピード婚をした場合の離婚原因は、恋愛期間中に結婚するため、恋愛期間が終わったとき、相手の欠点が目につくのが原因です。ある程度の交際期間があれば、相手の欠点を知れますし、それが原因で喧嘩をする機会もありますが、スピード婚だとそれもありません。

恋愛期間中は相手の欠点も良いところに見えてしまいますが、恋愛期間が終わると欠点は欠点、その欠点がどうしても許せなくなり離婚の原因になります。

お見合いなどの場合では恋愛ではなく、相手の条件やタイミングで結婚を決めるため、結婚後の人生計画が自分の中で決まっています。ところが相手の都合によってその人生計画が狂ってしまうことが離婚の原因になります。

交際期間が短いまま結婚する時のポイント

成功の秘訣は?

スピード婚をして「失敗した!」と後悔しても、必ずしも離婚につながるわけではありません。特に結婚してすぐに子供ができた場合は簡単に離婚することもできません。ギャンブルや借金、浮気など決定的なものがあれば、子供のためにも離婚となりますが、決定的な理由がなければなかなか離婚とはなりません。

でも後悔しながら結婚生活を何十年と続けるのはかなり精神的にしんどいものがあります。スピード婚で成功する秘訣はあるのでしょうか?

お見合いなど結婚前提のスピード婚ではなく、運命を感じてスピード婚する場合は、結婚前にいくつかのことを確認しておきましょう。

金銭感覚

まず大切なのが金銭感覚です。これが夫婦で全く違うと結婚生活はうまくいきません。お金は夫婦の共有財産になりますので、子供の教育費や家の購入などの大きな買い物や普段の生活費などにもずれがないように、事前にすり合わせしておくことが大切です。

食欲・睡眠欲・性欲の相性

食欲・睡眠欲・性欲は人間の3大欲求です。これが合わないと生活への不満が大きくなったり、浮気の原因になります。相手の3大欲求を見極めましょう。

職歴

職歴を見ることで安定した結婚生活を送れるかどうかが判断できます。職歴が多い場合は、結婚してからもちょっとした理由で転職を繰り返すことが考えられます。若いうちはそれでも仕事は見つかるでしょうが、ある程度の年齢になると職探しも大変になります。

無職の期間が続くと生活もままなりません。

子供が欲しいかどうか

男性と女性側で子供が欲しいかどうかの方向性が違っている、結婚してすぐに欲しい、しばらくは夫婦2人の時間を楽しみたいといったずれがあるかどうかも確認しましょう。女性は残念ながら出産にはタイムリミットがあり、欲しいと思ったときにすぐできるかどうかもわかりません。

相手の親を見る

スピード婚であっても、それぞれの両親へのあいさつは必要です。あいさつ以外のときにも相手の両親と会う機会を作りましょう。結婚は当人だけではなく家同士のつながりもできるので、どんな家庭なのか知ることは大切です。

スピード婚は確かに交際期間が長いカップルよりも離婚率は高くなりますが、結婚前に金銭感覚や職歴などを確認しておくことが成功の秘訣です。