無害でお金もかからない、超簡単土鍋の焦げつきの落とし方2つ

土鍋は、鍋料理だけでなくご飯を炊いたりとその用途は広がっています。様々な土鍋が登場し人気を集めていますが、そんな便利な土鍋も、うっかり焦げつかせてしまうと落とすのに一苦労じゃありませんか?

まずは、土鍋が焦げる原因を知っておきましょう。また、お金をかけず、無害な焦げつきの落とし方や、焦げつきを防ぐ方法なども併せてご紹介いたします。土鍋は非常に焦げつきやすいので、参考までに、是非この機会に知っておくことをおすすめします。

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土鍋が焦げる原因は?

土鍋が焦げる主な原因は、二つあります。それぞれ詳しくご紹介いたします。

火が強い

これは想像がつく方も多いはずです。でも、レシピなどには「強火で」とかかれていたから、その通りにやったはずなのに焦げてしまうことがあります。

それは、
・各家庭のガスの火力の違い
・使用している土鍋の大きさの違い
・その時の水の温度やお部屋の気温
などといった違いがあるからなのです。

土鍋を使っての料理は、各家庭で火加減の調節がポイントになります。レシピに書いてあっても、その通りにするのではなく、ちょうどいい火加減で調理するようにしてください。

長時間火にかけている

土鍋は普通の鍋とは違い、長時間火にかけていると焦げつくことがあります。また、土鍋の焦げには独特の臭いがあるので、そばにいればすぐに気付くことができます。火を消したからといって、熱いコンロの上に置いたままでは、熱が伝わりつづけてしまいます。

土鍋を火にかけているときは、なるべくそばを離れないようにしてください。また、長時間火にかけるというのも控えるようにしましょう。

無害でお金もかからない、超簡単土鍋の焦げつきの落とし方2つ

無害でお金もかからない焦げつきの落とし方

土鍋の焦げつきをあきらめてしまってはいませんか?お金をかけずにきれいに落とす方法がありますので、ご紹介いたします。

酢は、どの家庭でも常備している調味料の一つです。土鍋の焦げつきの原因食材が、果物や野菜、キノコ類の場合に効果があります。

1.まず一度土鍋をたわしなどで洗って下さい。あまり力強くこすると土鍋が傷むので注意するようにしましょう。

2.土鍋に水を入れ、そこに酢を70ccぐらい入れます。

3.火にかけ沸騰させます。

4.沸騰したら火を消して数時間そのまま置いておきます。

5.土鍋の水を全てすてて、指を使って焦げをとっていきます。

重層

最近は重層も各ご家庭に常備されているのではないでしょうか。この重層を使って焦げを落とす効果があるのは、肉、魚、ご飯などが原因の焦げつきです。

1.焦げつきのある土鍋にお水をいれて、重層を大さじ4杯入れます。

2.コンロにかけて火をつけ、煮たたせます

3.お湯を全てすてて、指やスポンジをつかって焦げを落としていきます。

まず、1度これをやってみて、それでもとりきれない場合は、この工程を2~3回繰り返して行ってください。最初に土鍋に入れる水は、お湯ではNGです。必ず水を使用してください。

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土鍋の焦げつきを防ぐためには?

一度焦げついてしまうと、落とすのがかなり大変な土鍋です、その焦げつきを防ぐ事もできますので、ご紹介いたします。

目止め

土鍋を買った時に、説明書などもついているのですが、「目止め」という作業を行う事で焦げつきを防ぐことができます。この目止めのやり方をご紹介いたします。

1.まず土鍋を洗剤などできれいにあらって、しっかりと拭き水分をとっておきます。

2.お米をとぎ、そのとぎ汁を土鍋に入れましょう。

3.とぎ汁の入った土鍋を火にかけ、沸騰したら弱火で30分弱。ただし、お米のでんぷん質が焦げつかないよう、火にかけておく時間は守って下さい。

4.火を止めて、土鍋を素手で触れる程度まで冷ましてから、とぎ汁を捨てます。

5.水できれいにあらって、しっかり水分を拭き取って乾燥させます。

この目止めという作業は、初めて土鍋を使う前には必ず行ってください。土鍋の焦げつきが繰り返されるような時は、この目止めを再度行うことで焦げ癖を解消することができます。

あら塩と昆布

最近は土鍋でご飯を炊く方も増えています。ですが、ご飯は特に火加減が難しく、焦げつかせてしまうという方が多いです。

ご飯を炊く際は、土鍋の底に昆布を一枚敷くか、炊く際にあら塩をパラパラと入れてから炊くことで、焦げつきを防ぐことができます。

しっかり乾かす

洗った後に、しっかりと乾かす事も重要です。水分を拭き取ったあとに、数秒だけ土鍋を空焚きします。そのあと、風通しの良い場所において、しっかりと乾かしてください。

無害でお金もかからない、超簡単土鍋の焦げつきの落とし方2つ

土鍋はお手入れが肝心!

土鍋は普通のお鍋とは違います。美味しい料理がたくさん作れるのですが、お手入れをしっかりしないと焦げつきを繰り返したり、ひび割れてしまうということもあります。

まずは、購入したら使い始める前に、ちゃんと目止めをしてあげて下さい。案外この作業を面倒だとしない方が多いです。ですが、これを一度しておくことで、焦げつきを予防することができます。繰り返し起こる焦げつきを解消するのにも、この目止めは効果的ですので、是非行ってください。

きちんとお手入れすれば、長い間使える土鍋。面倒がらずに、きちんとお手入れしてあげて下さいね。