太って見える、また老けて見えてしまう二重あごは、太っている人に多いと思われがちですが、実は痩せていてもあご周りの肉がたるんで、二重あごになってしまっている人も多いのです。顔を大きく見せてしまう二重あごを解消するだけで、顔がすっきりして見えますので、今回ご紹介する方法で、ぜひ小顔を目指しましょう。
原因は？
二重あごになってしまうのは、単に体全体に脂肪がつきやすい肥満体質の人だけではありません。若くて痩せている人でも、あご周辺の肉がたるんで二重あごになってしまっている人は多いのです。
1．肥満によるもの
女性につきやすい皮下脂肪は、ダイエットをしてもなかなか使われない脂肪です。あご周りに皮下脂肪がつくと、むくみからセルライトになり、さらに落ちにくくなります。食生活の見直しや運動で、体全体の脂肪を取ることが必要です。
2．加齢によるたるみ
加齢と共に筋肉量が低下していくため、顔周りの筋肉が垂れ、二重あごを作ります。あご周りの筋肉を鍛えることで改善はされますが、さらに年齢が進むと難しくなります。
3．顔周りの筋肉の低下によるもの
顔にはいくつかの筋肉がありますが、あご周りの筋肉はおとがい筋と呼ばれ、ものを噛む時に使われる筋肉です。ただ最近では固いものを食べる機会が減り、柔らかいものを食べる習慣が多い人はこの筋肉が衰えてしまい、たるんでしまいます。
4．普段の姿勢が悪い
パソコンやスマホの使用が増え、一日中うつむいたままの姿勢で過ごすことが多い人は、あごや首回りに肉が集まってしまいます。歩く時に下を向いて歩く習慣がある人も注意が必要です。
あごに肉が集中すると、リンパ液がスムーズに流れなくなり、老廃物や余分な水分がたまってむくみを引き起こします。そこに加齢や肥満によってついた脂肪がついて、より落としにくいセルライトになってしまうと、なかなか二重あごは改善されません。二重あごは運動などで解消できるものではないため、顔周りをマッサージして、むくみを改善し、皮膚をたるませないように姿勢を正すことが必要となってくるのです。
リフトアップクリーム
マッサージに入る前に、フェイシャルクリームの準備もしてください。
手で直接顔に触れるということは、その部分に「摩擦」が生まれて、肌に負荷がかかっている状態となります。その結果、小顔になろうとしているのに、余計なシワやくすみが生まれてしまうことにもなりかねません。クリームをつけて摩擦を減らしつつ、美容成分でお肌へのケアをするようにしてください。
おすすめのクリームは「EBMスキンクリーム」です。
全国展開しているスキンケアサロンで、実際に使われているクリームです。オリコンの顧客満足度ランキングで最優秀賞を受賞している実力派サロンが開発したものですので、間違いがありません。
もし使ってみてちょっとでも違うなと思った場合は「返金保証」もついているので、まずは気軽にお試しください。
マッサージのやり方
二重あごを解消するために、まずはリンパマッサージを毎日行うことからチャレンジしてみましょう。
二重あごを解消するリンパマッサージ
1．耳の下から鎖骨までゆっくりと手のひらを滑らせます。
2．人差し指と中指で、あご下から頬までさすり上げましょう。
3．あごを両手でつまみ、頬にそって耳の下までつまみながら刺激してください。
4．あごから上へ、顔を引き上げるように軽く叩きます。
5．耳の下から鎖骨まで手を滑らせて、リンパ液を流します。
こちらの動画を参考にしてみてください。
リンパマッサージをした後、二重あごを解消するストレッチを行いましょう。椅子に座る、もしくは立って行いますが、姿勢を正して行うようにしましょう。
二重あごを解消するストレッチ
1．ゆっくりと息を吐きながら上を向いて、口を上に向かって突き出します。
2．首が伸びていることを意識しながら、5秒キープし、ゆっくりと元に戻します。
3．右を向き、ゆっくりと顔を上に向けて、唇を突き出します。
4．首から肩の筋肉を意識しながら5秒キープし、ゆっくり顔を正面に戻します。
5．左側も同じように行います。
6．1から5を1セットとして、3セット繰り返し行います。
こちらの動画を参考にしてみてください。
急に首を上げ下げすると、貧血などを招きますので、あくまでもゆっくり、深呼吸をしながら行うのがコツです。
さらに姿勢を正しながらできるストレッチもご紹介します。
1分でできる二重あごの解消ストレッチ
1．壁にかかと、腰、後頭部をつけてまっすぐ立ちます。
2．その姿勢を1分間保ちます。
3．壁から離れ、肋骨を上に押し上げるようにして体を伸ばします。
4．首を後ろにそらして、あごを前に突き出します。
5．そのまま、口を大きく動かしながら「あいうえお」といいましょう。
6．下唇を上に突き出すようにし、首が伸びていることを意識し、ゆっくり顔を戻します。
こちらの動画も参考にしてみてください。
首回りの筋肉を一緒に意識することも、皮膚のたるみを防ぐことにつながります。
その他の解消法もある！
ストレッチやマッサージも毎日続けることで、二重あごの解消になりますが、毎日以下のことを心掛けることも改善につながります。
しっかり笑う
顔の表情筋を使うことで、顔のたるみを改善し、二重あごを解消することにつながります。口を大きく開けて笑うことを心掛けましょう。
噛む回数を増やす
しっかり噛まないと、口周りの筋肉が衰えてしまいます。固いものを食べる、ガムを噛むなど、噛む習慣を増やすことに加え、普段の食事でも噛む回数を増やすようにしましょう。できれば一口あたり30回噛むことから始めてみましょう。
姿勢を正して歩く
仕事中など同じ姿勢をすることが多い人は、意識して姿勢を正すようにしましょう。歩く時にも姿勢を正し、きびきびと動くことを心掛けることで、首回りの筋肉が鍛えられ、あごのたるみを解消します。
また肩甲骨を動かし、首や肩のこりを解消することも二重あごの解消につながります。
皮膚をたるませないためにしたいこと
加齢で皮膚のたるみが進んでしまうと、なかなか二重あごを解消することができません。運動やストレッチで筋肉を鍛えることも必要ですが、内側からケアすることも二重あごの解消になります。
皮膚のたるみを解消するには、コラーゲンが有効ですが、単品だけでは十分な量を摂取することができません。コラーゲンを含む鶏皮や手羽先、牛すじ、鮭やブリなどの魚を効率よく吸収してくれるビタミンCと一緒に取るようにしましょう。
ただコラーゲンだけを意識するのではなく、バランスの取れた食事を心掛けることで、肌のハリを取り戻すようにしましょう。
