人目につきやすく痩せにくい部位と言えば、「二の腕」。
ぷよぷよの二の腕が恥ずかしくて、薄着を楽しめないという方も少なくないのではないでしょうか?
もちろんダイエットをして二の腕痩せを目指すことも必要でしょうが、他の部位と比べて効果が出るのに時間がかかるのも事実。
だからこそ、平行して二の腕の太さを隠す&細く見せる着痩せテクニックを活用するのが有効!
誰にでも簡単にできる、二の腕の太さを気にせず夏ファッションを思い切り楽しむコツをご紹介します。
二の腕が太く見えてしまう色・柄・袖の形は?
二の腕を細く見せるファッションをご紹介する前に、絶対に選んではいけない、二の腕が太く見えてしまう色・柄・袖の形を覚えて、間違ってもそんな服を選んでしまわないようにしましょう。
二の腕が太く見えてしまう色
色には、実際より大きく見えてしまう「膨張色」と、小さく見える「収縮色」があります。着痩せしたいなら細く見える収縮色を選び、太く見えてしまう膨張色を避けるのがマスト!
具体的には、
膨張色:赤・オレンジ・黄色などの暖色、白やパステルカラーなど
収縮色:青、ネイビーなどの寒色、グリーンなど
また、上下を同系統色でまとめたり、同系統色のグラデーションを作ると、縦長効果で全体がスリムに見えます。
着痩せして見える色として有名なのは「黒」ですが、多用すると重たく見えてしまったり野暮ったく見えてしまうので注意が必要です。
二の腕が太く見えてしまう柄
色だけでなく、柄にも「膨張柄」というものが存在します。
「ボーダー(横縞)は太く見えるもの、ストライプ(縦縞)は痩せて見えるもの」というのは有名だと思います。
同じように、花柄やドット柄でも大きなものは太って見えるので要注意です。
ボーダーなら細いボーダーやベースの色が寒色系や濃い色のものを選べば横幅を強調しませんし、花柄やドット柄も小さいものであれば安心して着ることができます。
二の腕が太く見えてしまう袖の形
ぷにぷにの腕をスッキリ細く見せるためには、袖の形や丈も重要なポイント。
腕を隠そうとして、ついダボッとしたチュニックに頼っていませんか?確かにゆったりした服を着れば気になる部分を隠すことはできますが、全体的に太った印象になってしまうんです。
だからといって腕を出すデザインも注意が必要で、袖の形によっては二の腕の太さが強調されてしまい、上半身全体が太って見えてしまう物もあります。
具体的に、避けるべき袖の形をご紹介しましょう。
・半袖
最も避けるべきなのは、二の腕の一番太い場所で袖が切れることでその太さを強調してしまう半袖です。
特に、ピッタリとしたデザインの服は、より二の腕が太く見える上、上半身全体がムチムチに見えてしまいます。
・タンクトップやノースリーブ
二の腕が完全に露出してしまうタンクトップやノースリーブも要注意。
夏場などはつい選んでしまいがちですが、アウターでカバーするなどしなければ二の腕の太さを人目に晒し続けることになってしまいます。
・パフスリーブ
繊細でガーリーな印象のパフスリーブですが、これは華奢な女の子専用です。
特に小さいパフスリーブは二の腕が太く見え、華奢どころか逞しい上半身を演出してしまいます。
・二の腕にフィットしたニットや長袖
では、長袖で二の腕を隠せば良いのか!といえばそう単純な話でもありません。
腕全体を隠すニットや長袖は上半身に締まりがなくなってしまいますし、二の腕にフィットするデザインの場合は上半身全体をむっちりした印象にさせてしまいます。
二の腕を隠す&細く見せる方法
半袖も駄目、長袖も駄目、ノースリーブも駄目……となると、もう着るものがないじゃない!と絶望するのはまだ早いですよ。
ここからは、二の腕の太さを上手に隠す&細く見せる服のタイプをご紹介します。
着痩せを目指すなら、二の腕の太い部分は隠して手首や肩、首といった細いパーツは見せるなど、メリハリのあるコーディネートを意識するのがポイントです。
ドルマンスリーブ
ドルマンスリーブとは、付け根のあたりがゆったりしていて袖先に向かうにつれて細くなっていく袖のこと。
腕の太さがまったくわからないデザインでありながら手首の細さを強調してくれる、二の腕隠し&着痩せの強い味方です。
また、袖口から身頃に向かって徐々に袖がワイドになっていくドルマンスリーブは、二の腕だけでなくボディラインのシルエットも上手に誤摩化してくれる一石二鳥のアイテムなんです。
ただし、幅広過ぎるドルマンスリーブは重たい印象を与えて、逆に太って見えてしまいます。
ドルマンスリーブの服を選ぶなら、重たく見えてしまわないように生地が薄手で柔らかいのものを選び、袖口や裾がしまっているメリハリのあるデザインのものがおすすめです。また、上半身がゆったりする分、ボトムスは細身のものやミニスカートなどシャープなシルエットのものを合わせましょう。
フリル袖
二の腕のシルエットを上手に隠してくれるフリルは、腕を華奢に見せてガーリーな雰囲気も演出してくれる優秀アイテムです。
Tシャツの様な感覚で着られて、これまでTシャツと合わせていたボトムスをそのまま使えるという点も高ポイント。
ただし、肩周りにだけフリルが付いているものなど、フリルが短過ぎると逆に二の腕を強調してしまうので、二の腕の半分位をカバーしてくれるくらい長さがあるものを選びましょう。
また、フリルが少ないものも多過ぎるものも二の腕を強調するので避けてください。フリルが大きめで生地薄いものを選ぶと間違いがありません。
七分袖・五分袖
二の腕の一番太い場所で生地が切れてしまう半袖は二の腕隠しの敵ですが、太い部分だけを隠して、細い部分は見せてくれる七分袖や五分袖は、二の腕隠しの強い味方。
腕の中で最も細い手首だけを見せることでその細さが強調され、腕全体を華奢に見せる効果があります。
ただし、ピッタリとしたものは腕全体の太さを見せてしまうので、ある程度余裕のあるものを選ぶようにしましょう。
ビジネスシーンでは、袖を折り返して留めることのできるダブルカフス(フレンチカフス)やターンナップカフスのシャツを着用したり、少し袖をまくっておくと、 七分袖・五分袖と同じ効果を得ることができますよ。
ライトアウター
夏ならジャケットやカーディガン、冬ならショールなど、サッと羽織って二の腕を隠すことのできるライトアウターは、ワードローブに何着か用意しておきたいところです。
二の腕を隠せるのでキャミソールやノースリーブ、タンクトップも安心して楽しむことができますし、肩にかけるだけの着こなし方なら二の腕を隠せるだけでなく「こなれ感」を演出することもできます。
オフショルダー
ネックラインが大胆に開いたオフショルダーは、肩やデコルテといった横のラインに目線を引き付け、女性らしさを強調しながら二の腕に視線が移りにくくしてくれます。
女性らしさを演出してくれるフリル袖タイプや、肩周りをシャープに見せてくれるデコルテ部分のみのオフショルダー、肩が全開になるようなものなら袖口が広く二の腕を隠してくれるものがおすすめです。
ファッションアイテムで視線を外す!
二の腕隠し&着痩せに有効なトップス選びと同様に、二の腕から視線を外してくれるファッションアイテムも活用していきましょう。
大きなネックレスやスカーフ、フープピアスなど大振りなピアスで視線を二の腕よりも上に集めたり、手首に大きめのバングルを付けて手首の細さを強調すると同時に腕全体を細く見せるというテクニックが使えますよ。
上手に二の腕をカバーして夏ファッションを楽しもう!
二の腕の太さがコンプレックスでも、二の腕を隠せる・細く見せるアイテム選びと着こなし方で、しっかりカバーすることができます。
上手に二の腕をカバーして、夏のおしゃれを存分に楽しみましょう!