ぱっちりとした二重まぶたにあこがれるものの、整形手術で二重にするのはお金もかかるし、もし失敗したら怖い、、、そんな人におすすめなのがのりを使って二重まぶたを作る方法です。
毎日二重を作る必要はありますが、目力をアップするメイクを引き立てるためにもチャレンジしてみたいですよね。そこで今回は、二重まぶたにする専用のりの使い方や、注意点、失敗しないためのコツを詳しくご紹介します。
「専用ののり」はアイプチのこと
生まれつき一重まぶたの人が二重まぶたにするためには、元々のまぶたの構造を変える必要があるため、整形手術で二重にする方法しかありません。ただ何年かすると元に戻ってしまったり、逆に目が腫れてしまうこともあり、全ての人が整形手術をすれば必ず二重になるというわけではありません。
また手術の後、数日は様子を見る必要もありますし、費用もかかります。そういったことから二重にはなりたいけれど、手術はしたくないという人も多くいます。そういった悩みを抱える人におすすめなのが専用ののりを使って、まぶたを二重にする方法です。
一般的にこの時に使うのりやアイテムのセットを「アイプチ」と呼んでいますが、アイプチは商品登録をされている名称なので、商品によっては「ふたえのり」や「アイリキッド」といった別の商品名で販売されています。
基本的には専用ののりと、二重を作る際にまぶたに線をつけるプッシャーと呼ばれるアイテムが付属品としてセットになっています。
アイプチは本当に二重になる?
アイプチはまぶたにのりをつけてくっつける方法と、まぶたの上にのりを塗って薄い膜を作り、この膜の上にまぶたを織り込むようにかぶせる方法とがあります。安価なのは直接まぶたをくっつけて二重に見せる方法ですが、この場合見た目で使っているのが分かりやすく、まぶたが常に引っ張られているため、目が乾きやすいというデメリットもあります。
ただしどちらの方法も、元々二重ではないまぶたを一時的に二重に見せているだけなので、長時間の使用ができず、また一度きれいに落とさないと繰り返し塗ることができません。
毎日使うことで、二重のくせづけができ、二重になることもないわけではないですが、まぶたの形状やまぶたを引き上げる筋肉は個人差があるため、確実に二重になるとは言い切れません。
あくまでも二重に見せるための手段の一つであり、半永久的に二重まぶたにする方法は、アイプチでも整形手術を受けたとしても、確実ではないということを覚えておきましょう。
自分に合ったアイプチの選び方
アイプチには色々な種類がありますので、いくつか使いながら自分に合ったものを選ぶようにしましょう。
アイプチに慣れていないならのりがすぐに乾かないものを選ぶ
まぶたにのりを塗った後、速乾性のものだとやり直しが難しいので、アイプチを初めて使う場合は、乾くまである程度時間が必要で、完全に乾く前なら修正も可能なタイプを選ぶようにしましょう。
慣れてきたら粘着の強いタイプを使ってみる
アイプチはのりのタイプによっては、まばたきを何度も繰り返しているうちにのりがはがれてくるといったことも起こりやすくなります。二重を作ることに慣れてきたら、のりが強いタイプにもチャレンジしてみましょう。
またアイプチは二重にしているのが分かりやすいので、自然に見せたいという場合には、粘着式ではなく、非粘着式のアイプチを使う方法もあります。まぶたをくっつけるのではなく、まぶたに膜を作って、まぶたを織り込んで乗せるため、自然に見えます。
ただしこのタイプは、厚みのある一重の人は、二重にするのが難しいので注意が必要です。
アイプチの使い方
プッシャーがセットになったアイプチを使うと、初心者でも簡単に二重まぶたが作れます。
1.プッシャーを使って、二重にしたい位置を決めます。
2.塗る時に分かりやすいよう、アイライナーなどで目印をつけるのもおすすめです。
3.まぶたにしっかりアイプチを塗ります。
4.半分乾いたら、プッシャーを押し当てて二重にしていきます。
5.のりが乾いたら完成です。
アイプチで失敗しないために
アイプチを失敗して左右のバランスがおかしい、またきちんと二重にならなかった、という失敗を防ぐためにも、コツをご紹介します。
塗る前にまぶたはきれいにする
皮脂や油が残っていると、のりがうまく乗りません。洗顔をしておくかまたはティッシュでオフするようにしましょう。
塗りすぎない
のりを何度も重ね塗りすると、かえってだまになったり上手く二重が作れない原因になります。薄く、ムラなく塗るのがコツです。
落とす時には専用のリムーバーを使う
こすったりすると、まぶたに負担がかかり、肌を傷めることにもなります。そういったことを繰り返していると、まぶたがはれぼったくなることにもつながります。毎日きちんと落とすようにしましょう。また専用のリムーバーを使い、のりを残さないことも必要です。
使うのはメイクをする前に
メイクをした後にアイプチをしたほうが、メイクがしやすいという人もいますが、メイクをする前にアイプチをしたほうがしっかり二重にすることができます。アイプチが乾く時間を待つ時間がないという時には、先にメイクをするといった風に使い分けてもいいでしょう。
おすすめのアイプチ
アイプチには色々な種類のものがありますが、自分に合ったものを選ぶことが大切です。毎日使う場合は、使いやすい物を選ぶだけでなく、まぶたに優しい原材料のものが良いですよ。そういったことを踏まえて、おすすめのアイプチをご紹介します。
アイトーク コージー本舗
価格が安く、スーパーやドラッグストアなどで取り扱いの多い商品です。初心者にも塗りやすいタイプなので、初めてアイプチを使う人におすすめです。
アイビューティーフィクサーWP アストレア ヴィルゴ
ウォータープルーフタイプなので、汗や水に強く、レジャーやお出掛け先でも二重まぶたをキープしたいという人におすすめです。奥二重の人でも二重を作りやすく、男性にも人気の商品となっています。
ローヤルプチアイムⅡ ローヤル化研
乾かすと透明になるタイプで、自然な仕上がりが売りのリキッドタイプです。汗や水にも強く、ヒアルロン酸が配合されているので、肌のケアが気になる人にもおすすめのアイプチです。
ドリーミンアイリッチ 自然派研究所
夜1回塗るだけで二重まぶたが作れるナイトエッセンスです。始めやすい価格であるだけでなく、美容成分もしっかり入っているので、年齢や疲れが出やすいまぶたのキレイをキープするにもおすすめのアイテムとなっています。
アイプチを使っていても、実際に自分に合っているかどうかは使い続けてみないと分かりません。それでも最初は無香料や添加物の入っていないものを選ぶようにして、デリケートなまぶたを守りながら二重を作るようにしましょう。