二重まぶたに憧れ、いろいろとチャレンジしたもののなかなかうまくいかないと断念した経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。そうはいっても整形をするまでの勇気と金銭的な余裕もない・・・
そんな一重に悩むすべての女性のために、二重まぶたを整形にかかる費用と二重まぶたの仕組みから、自力で二重まぶたに近づく方法をご紹介します。
整形はお金がかかる!
最近では、芸能人でなくとも整形して二重まぶたになったという方も増えています。ただ医療事故が心配であったり、お店によって仕上がりや持続期間に差があることも事実です。まずは二重まぶたの整形をするといったいいくらかかるのかを見ていきましょう。
ちなみに二重まぶたを整形で作り上げるには「埋没法」と「切開法」の2つの方法があります。
1.埋没法による方法
埋没法はプチ整形とよばれる方法で5~10万程度と整形でも比較的安価な金額で受けることができます。細い医療用の糸を使用して二重まぶたをキープする方法です。
まぶたが厚めの方は元に戻りやすいというデメリットこそありますが、施術時間が短いことから気軽に試す方も多いようですね。
2.切開法による方法
切開法は、埋没法よりも敷居が高くメスを入れる方法で20~30万程度となります。糸で留めるにはどうしても戻りやすいまぶたを、メスを入れることでしっかり形成されるのがポイントです。
二重まぶたの仕組み
続いては、二重まぶたの仕組みについて確認しましょう。
見た目は皮膚が折れて折りたたまれた状態になっています。これは、目を見開く筋肉である上眼瞼挙筋が瞼板と呼ばれる軟骨部を引き上げることで可能となります。
上眼瞼挙筋という筋肉の働きはもちろんのこと、スジがどこに付いているのか、何本に分かれているのかといったことも二重になるかどうかが関係してきます。スジが筋肉や皮膚、そして脂肪に対して力的に弱いと持ち上げる力が弱くなり、一重になりがちです。
二重まぶたになりやすい人
ではどのような人が二重まぶたになりやすいのでしょうか。以下にご紹介しますのでご確認ください。
・まぶたの皮膚が薄い
・二重になる日がある
・午後になると二重になりがち
このような方は、マッサージなどを積極的に行うことでも二重になる場合があります。もちろん上記に該当しない方でも、自力で二重まぶたに近づける方法がありますのでご安心くださいね。
二重まぶたを手に入れる方法
ではここからは二重まぶたを手に入れる方法の3ステップからご確認ください。
1.お風呂で簡単プチマッサージ
1ステップ目はお風呂に入った時についでにできるプチマッサージです。マッサージは今まで試したことがあるのにという方も、もう一度試してみて下さい。
マッサージすると必ず二重になれるというものではないことは事実です。しかし、二重に近づく基盤を作り出すのがマッサージですので継続して行うことが大切です。ではやり方をご紹介しますね。
- シャワーをまぶたに5秒あて、5秒はなすというのを1セットとして10回行う
- まぶたと眉毛のあいだのくぼみに1分程度圧を加える
- 目頭から目尻に方向へなぞるようにマッサージ
シャワーの温度は40度ぐらいを目安としてください。血流をあげ、かつむくみをなくすことで二重になりやすくさせるのがマッサージの目的です。最後のマッサージははお風呂からでてスキンケアをした後に、アイクリームなどを使用して行うといいでしょう。
2と3に関しては1日2回行うことで、むくみを効率的に解消できますので、朝と夜などに分けて行ってくださいね。
2.二重ラインを探す
2ステップ目はより高い確率で二重まぶたをゲットできるために、二重になりやすい場所を見つけることです。確かになりたい二重ラインというのはあるかもしれませんが、必ずしもそこが二重になりやすいとは限らないからです。
探し方としては、まぶたのしわを観察し、そのなかでもしわが他の部位より濃い場所を見つけることです。もしときに二重になるという方であれば、そこにラインを作るのが手っ取り早い方法です。
どこにしわがあるか分かりにくいという方は、以下の場所に設定しましょう。
- 皮膚がピンとはるようにまぶたを引っ張る
- まつ毛から6ミリ以内の位置をチェックする
これは6ミリ以上になると幅が広過ぎてしまい、二重になりにくくなるためです。
3.アイプチなどでライン付け
3ステップ目はいよいよ二重まぶたを作りラインを付ける段階です。むくみをとり、かつ狙うべきラインも決定させた後ですので、アイプチやアイテープなどを利用してクセつけをしていきましょう。
アイプチは皮膚を専用のノリを使用してくっつけることで二重を作る方法です。アイプチ用のアイテムはドラッグストアやインターネット上でも手軽に手に入れることができます。
比較的安価なのも試しやすいのですが、慣れないうちは時間がかかったり、思い通りの二重になりにくいものです。何度も試していくうちになれてきますので気軽にチャレンジしてみてください。
ノリタイプのアイプチとは異なりテープタイプのグッズがアイテープです。こちらもドラッグストアなどで手軽に手に入れることができますよ。使用されている素材や形などもさまざまな種類がありますので、ご自分にあったものをいろいろ試してみることをおすすめします。
アイプチもアイテープも手軽に使えコストパフォーマンスもいいのですが、まぶたは皮膚が薄いこともあり、かぶれなどを起こす方もいます。
そこで寝ている間に強力に二重をつくるドリーミンアイリッチなどを利用するのもおすすめです。無添加仕様であったり、美容成分も含まれているので乾燥しやすい目元をしっかり守ってくれるのもうれしいですね。
まぶた筋力トレーニング
続いてご紹介するのはまぶたの筋肉のトレーニングです。まぶたを持ち上げる、二重をつくるには上眼瞼挙筋と呼ばれる筋肉が大切だという事は前述した通りです。3ステップの二重まぶた作りにプラスして、上眼瞼挙筋にアプローチすることも大切です。
では早速やっていきましょう。
- 人差し指で眉毛をおさえて動かないようにする
- 上目使いを意識しながら、目を大きく開いてまばたきを30回連続で行う
- 眉毛をおさえていた手を離したら、目をギュッと閉じ5秒キープ
- できる限り大きく目を開く
- 3~4を5回連続する
非常に簡単で目の疲れを取るのにもおすすめのこのトレーニングをすることで、まぶたのむくみ解消に繋がるのはもちろん、代謝アップにもつながります。結果、二重まぶたが作られやすくなるのです。
二重まぶた作りで知っておきたい事
冒頭でも少しお話しましたが、二重まぶたになりたいと色々試しても効果がでないと諦める方も多いものです。
しかし目安として最低3カ月は続けて行う必要があることを知っておきましょう。二重まぶたの構造上からもなりやすい人とそうでない人もいますし、筋トレもすぐには効果がでるものではありません。
ただ、ご紹介した二重まぶたつくりの方法は難しいものではないので、諦めずに続けてみて下さい。ある朝、念願の二重になっていたということだって十分あるのです。
もう1点知っておきたいのは、マッサージをする際に強い力で行いすぎないことです。効果を出したいがために、強く刺激しがちですが、皮膚が薄くデリケートな部位ですので気を付けましょう。
今回は女性に憧れでもある二重まぶたの作り方について詳しくご紹介しました。お風呂上りやふとした時にできる簡単なもの、寝ている間に利用できるものもありますので、試してみて下さい。