顔の筋トレが「逆効果」と言われている理由と正しいやり方とは

顔の筋肉を鍛える表情筋のトレーニングは、肌のたるみを引き締め、小顔になると評判のトレーニングです。しかし一部ではその表情筋トレーニングが肌の老化を進めてしまう!とも言われています。

顔の筋トレは効果的なのかそれとも逆効果なのか、表情筋と顔の筋トレについて、詳しくご紹介します。

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顔の筋トレ(表情筋トレーニング)の効果

顔には様々な筋肉があり、それによって私たちの表情が形作られています。しかしその筋肉は年齢と共に衰えてしまいます。

顔の筋肉を鍛える表情筋トレーニングは、加齢と共にたるむ顔を引き締める効果や美容効果があるとされています。その具体的な効果について、詳しく見ていきましょう。

ほうれい線を薄くする

20代でもできてしまうほうれい線。頬の筋肉を鍛えることで、線を伸ばし目立たなくします。

二重あごをなくす

あご周りの筋肉を鍛え、引き締めます。

目の周りのたるみの解消

目元の筋肉を鍛えることで、たるみがなくなります。

小顔の効果

あご周りの筋肉を引き締めると、フェイスラインが引き締まるので小顔になります。

顔全体の効果

顔の表情をつくる筋肉を鍛えることで、顔のこわばりが取れ、血行が良くなります。それによってくすみやくみが解消します。

このように表情筋をトレーニングすることで、新陳代謝が促され、美肌になっていく効果もあります。

顔の筋トレが「逆効果」と言われている理由と正しいやり方とは

逆効果と言われている理由とメカニズム

いいことづくしのように思える顔の筋トレですが、なぜ逆効果と言われているのか、その理由をご紹介します。

顔のたるみやしわは筋肉だけが原因ではない?

たるみやしわの原因には、肌の弾力が失われたことで起こる皮膚のたるみと、筋力の衰えによって皮下脂肪がたれ下がってできるたるみとがあるのです。皮膚のたるみはコラーゲン不足などが原因なので、筋肉を鍛えても改善は期待できないということになります。

顔の筋トレはしわを深くする!?

顔の筋トレをすると、しわがなくなる!というのは間違った情報です。それはしわができる仕組みからも分かります。

ではしわはどうしてできるのでしょうか。まず肌の構造を見てみましょう。体の他の部分と違い顔の皮膚の下には皮下脂肪がありますが、とても薄く、その下にある筋肉が骨と皮下脂肪を支えています。

しかし加齢によって筋肉の力が弱くなり、さらに顔に皮下脂肪がたまると、筋肉は脂肪を支えられなくなります。そして脂肪と皮膚は重力にしたがって下に引っ張られ、たるみとなります。また、一度伸びてしまった皮膚は元には戻りません。しわはこの伸びた皮膚が原因でできてしまいます。正しい筋トレをしないと、逆にたるんだ皮膚がさらに深いしわを作ってしまいます。

極端な筋トレがしわを作る?

顔の筋肉は皮膚に直接ついていて、細かく分かれています。まばたきをしたり口を開けたり、表情を作るためにそれぞれ筋肉は別々の動きをしています。そのため顔のしわが気になる、ほうれい線が気になる、と偏った筋トレやマッサージをすると、たるんだ皮膚が表面で折りたたまれることになり、これがしわとなります。さらに皮膚はデリケートな構造なので、間違ったトレーニングで皮膚の下の細胞が破壊されてしまうこともあります。これもしわの原因となるのです。
もともとあまり動かしていなかった筋肉なので、筋トレで鍛える前にしっかりほぐし、筋肉が動きやすくする手助けをすることが大切なのです。

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正しい顔の筋トレのやり方と効果

では正しい顔の筋トレとはどんなものなのでしょうか。
そのやり方についてご紹介します。

筋トレの前に顔をほぐすウォーミングアップを

1.口を縦に開いて、顔全体を上下に伸ばします。
2.口を閉じて、顔全体をぎゅっとつぼめます。
3.口を左右に伸ばし、顔全体を横に伸ばします。
4. 口を閉じて、顔全体をつぼめます。
このとき極端に顔をくしゃくしゃにすると、しわの原因になりますので注意しましょう。

顔の筋トレ方法

しわやたるみができやすい部分の筋肉を鍛えましょう。顔の筋肉はちょっとしたトレーニングの積み重ねで、すぐに効果が出ます。

眉毛の上下運動

眉毛だけを上下に上げ下げします。長時間続けるのではなく、こまめにおこなうと額にできるしわに効果的です。

目元の眼輪筋を鍛えて目元のたるみを解消

・両目をぎゅっと閉じ、5秒そのままを保ち、ぱっと目を開きましょう。
・右目を閉じ、左目を開けて3秒保ちます。今度は左目を閉じて右目を開けて3秒。
この2つの方法、もしくはどちらかだけでもすると、目の疲れも取れます。

口の周りにある口輪筋を鍛えて、ほうれい線を薄くする

「あ、い、う、え、お」の形を口で作ります。少し大げさな動きのほうがおすすめです。大きな声を出せる場所であれば、声に出すことでストレス発散の効果もあります。

頬筋を鍛えて口元のたるみを解消

口角を思い切り上げ、そのまま10秒間キープします。少し口角をゆるめて、また口角をあげる、を繰り返します。

おとがい筋を鍛えて二重あごをなくす

あごから首にかけて伸びているおとがい筋を意識しながら、上を向きます。そのまま舌を上に向かって伸ばし、5秒間そのままキープしましょう。ゆるめたらまた舌を伸ばす、を繰り返します。

これらのトレーニングは、長時間続けるのではなく、こまめに繰り返すことで効果が出ます。

顔の筋トレが「逆効果」と言われている理由と正しいやり方とは

筋トレの効果をもっと上げるために毎日の生活で心がけたいこと

筋肉だけを鍛えても、皮膚のたるみや皮下脂肪を解消しないと意味がありません。普段の生活から見直して、筋トレの効果をアップさせましょう。

筋肉の材料になる栄養をしっかり摂る

たんぱく質やカルシウム、ビタミンが含まれる食材をしっかり食べましょう。肉や魚、大豆製品、チーズや野菜などにこれらの栄養が含まれています。

質の良い睡眠で成長ホルモンの分泌を促す

新陳代謝を促す成長ホルモンは、睡眠中に分泌されます。夜更かしはやめて、寝る前には軽くストレッチをおこない、深く眠れるように工夫をすることも大切です。
また、シャワーではなくぬるめのお湯につかる、寝る前にパソコンやスマホの画面を見ないようにすることで、自律神経が整い、しっかりと眠れます。