大好きな相手であっても、どうしても許せない!と喧嘩になることや、後で思えば大したことではないのに、喧嘩に発展してしまうことってよくありますよね。家族でも喧嘩をするのですから、他人同士である彼氏彼女が喧嘩をしないということはまずありません。
できれば喧嘩はしない方が一番ですが、大切なのは喧嘩をしないことよりも、喧嘩した後にどう行動するかが大切なのです。NGな行動をしてしまったために、修復不可能なぐらいに二人の関係にひびが入ってしまうなんてことにならないよう、彼氏と喧嘩した時の対処法を詳しくご紹介します。
してはいけないNG行為って何?
喧嘩をしてすぐに謝ればいいのですが、タイミングが上手くいかなくて謝れなかったり、つい意地を張ってしまったという経験はありませんか。喧嘩をしている時にしてはいけないNG行動を詳しくご紹介します。
1.ずっと機嫌が悪いまま
自分は絶対悪くない!と意地を張っていつまでも機嫌が悪い態度を取り続けると、仲直りのタイミングを逃すことに。あなたは悪くないと思っていても、原因はあなたにある場合もあります。いつまでも機嫌が悪いままでは相手も「もういい!」となってしまいます。
2.なかったことにする
喧嘩の原因は様々ですが、相手が深刻に受け止めているのに、それをなかったことにしているような態度は、男性をがっかりさせてしまいます。女性は気持ちの切り替えが上手く、外では平気な顔をしていつも通り振る舞える人が多いのですが、男性からすると何もなかったようにされたように感じます。また笑い話にされてしまうのも、彼氏のイライラが募ることになります。
3.過去の話を蒸し返す
怒っている時にはテンションが上がってしまい、今喧嘩していること以外の、昔の喧嘩のことや普段からちょっとイラッとしていることなどを持ち出して、さらに攻撃してしまうということはありませんか。
相手からすればどんどん新しいことを持ち出されて、何を怒っているのかが分からず、そのことがまた火に油を注いでループしてしまい、受け止めきれずぐったりしてしまいます。今している喧嘩以外のことを持ち込まないようにしましょう。
4.感情的になる
ヒステリックになり、物にあたったり物を投げたりと、感情的な態度を取っていると冷静に話し合うこともできません。最終的に仲直りしたいと考えているのなら、冷静に相手の言うことを受け止めることも必要です。
5.他人を巻き込む
自分は悪くないのに、と彼氏と共通の友達に愚痴ったり、最近ではSNSで愚痴をこぼす人も増えていますが、結局は彼氏が知ることになります。一方的に被害者意識が強く、感情的になってそういった行動に走ってしまうのですが、喧嘩はあくまでも当人同士の問題です。
6.相手を否定する
相手の言葉や相手の存在を否定することは、二人の関係を決定的に駄目にしてしまうことにつながります。相手を侮辱するような言葉を吐くことも、自分は悪くない、相手が全部悪いという一方的な考えから出てしまうもの。仲直りどころか、関係を修復することも難しくなります。
上手な仲直りの仕方
喧嘩はどちらが悪い、またどちらかが正しい、というものではなくどちらにも原因があります。そうはいってもお互いに喧嘩をした時にはそれぞれの主張があり、意地を張ってしまうこともあります。そうすると長引いてしまうことにもなります。上手に仲直りするにはどうすればいいでしょうか。
自分が悪かったら素直に謝る
自分が悪かったと思うなら、なるべく早く謝ってしまいましょう。相手によっては、「やはり自分が正しかった」と上から目線で言われたりするかもしれませんが、そこでまた怒ってしまうとループになってしまいますので、「次はこうする」と改善策を伝えて話し合う方向に持っていくようにしましょう。
相手が悪い時には何かでお詫びをしてもらう
遅刻した、約束を忘れていた、そういった些細なことで喧嘩になった時には「次は気をつけてね、今日のランチはあなたのおごりにしてくれたら許すから!」と相手に何かをしてもらうことを引き換えにしましょう。喧嘩を長引かせないためには、「これをしてくれたら許してあげる」と基準を決めて、そこで一旦終了することが大切です。
そして大切なのは、謝った時点でそのことについては蒸し返さないことです。仲直りをしたら「次からは気をつけるね」と反省して前を向くことが何よりも大切です。
仲直りにはタイミングも大切
喧嘩をしてそのまま部屋で寝てしまった…など、謝るタイミングを逃してしまい、上手く謝れなかった、ということはないでしょうか。また逆にどんどん怒りの沸点が上がってしまい、冷静になれないこともありますよね。仲直りにはタイミングも大切です。
喧嘩してすぐに謝るより時間を置いた方がスムーズに謝れる
とことんその場で解決したい女性と違い、男性は一人で冷静に考えたい人が多いため、まずは一人になって冷静になることが大切です。
冷静になってから、お茶を入れて彼氏にも勧めてみる、食事を一緒にしてみるなど自分から歩み寄ってみましょう。どうしても口で謝れない!という時には、メールやLINEを使ってもいいですが、最終的には自分の言葉で謝るようにしましょう。
喧嘩前よりも仲良くなれる!
喧嘩はできればしたくないものですが、喧嘩をした後の方が前よりもずっと仲良くなれた、という人が大多数です。
相手を理解することにつながる
考えてもいなかった相手の本音を知ったり、話し合うことで相手が考えていることを知るきっかけにもなります。
言葉の大切さを知ることになる
言わなくても分かって欲しい、というのが難しいことであることに気がつくことも多いのが喧嘩。分かって欲しければちゃんと言葉にして伝えないと相手には通じない、ということに気がつけます。
相手を思いやれるようになる
相手が譲れない部分や、自分と違うということを喧嘩を通して理解でき、相手を受け入れることができるようになります。
喧嘩は気持ちも体も辛いため、できればあまりしたくないもの。とはいっても一方的にどちらかが我慢している関係は、二人にとってもあまりいいものではありません。たまには喧嘩をして、お互いの理解を深め、二人の関係をより良くしていきましょう。