なんとかしたい!粉ふき肌の原因と対処法

しっかりスキンケアをしているつもりでも
冬になると、お顔などの肌も
身体も乾燥してくるもの。

乾燥がひどくなってしまうと
白っぽく粉をふいた状態になり
見た目も悪いですよね。

また、お化粧ののりもよくなくなるので
悲しい限りです。

そんな粉ふき肌の原因をつきとめ
撃退しましょう!

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粉ふき肌とは

粉ふき肌について簡単に
ご紹介しておきましょう。

粉ふき肌は、お肌の最も表面にある
角質層という部分がダメージを
受けている状態です。

角質層は外部からの紫外線や乾燥、
細菌やウイルスといったものから
肌を守るバリアとなっている部位です。

そんな大切な角質層の層が落屑してしまい
はがれ落ちている状態を粉ふき肌と
いうのです。

白く粉が拭いたように見えるのは
はがれ落ちた細胞の死骸です。

さらに状況が悪化すると、
肌のひび割れやめくれ上がりまでに
進行してしまいます。

見た目が悪いだけでなく
バリア機能が低下してしまうので
肌が刺激を受けやすく
細菌なども入ってきやすい状態を
作ってしまうのです。

身体の部位で言えば
スネや肘といったそもそも皮脂の分泌が
少ない場所は特にダメージを
受けやすくなってしまいます。

粉ふき肌の原因とは 外的要因

次に、粉ふき肌を引き起こす原因を
突き止めていくことにしましょう。

冬場と言う季節柄、
肌にダメージを与えやすいのが
乾燥と寒さです。

これらにより肌を作っている細胞が
元気をなくすると、
肌の柔軟性も低下してきます。

そして原因には、ご紹介したような
環境が影響する外的な要因と
体調が影響する内的な要因の2つが
合わさって起こるのです。

まずは外的な原因から見ていきましょう。

1つ目は「外気の乾燥」

夏場などと違い湿度自体も低くなり
冷たく乾燥した空気は
肌から水分を奪ってしまいます。

2つ目は「暖房」

ストーブなどにやかんをかけていると
また違いますが、
冬場に良く使われる暖房と言えば
エアコンですよね。

エアコンがかかった部屋でずっといると
肌がピキピキと引きつると感じる人も
多いはず。

あの温かい風は、部屋の空気を
乾燥させる要因なのです。

つまり、外の乾燥した空気+α
エアコンの乾燥した空気を浴びると言う
両側面で乾燥させてしまっている訳です。

3つ目は「洗いすぎ」

お風呂で身体を洗うときに
硬いナイロン系のタオルで
ごしごし洗っていませんか?

乾燥して柔軟性がなくなっている肌を
硬いタオルで擦ってしまうと
肌の角質層を傷つけ、
時には取り去ってしまいます。

そうすると、肌を守ってくれている皮脂も
奪ってしまうことになるのです。

なんとかしたい!粉ふき肌の原因と対処法

粉ふき肌の原因とは 内的要因

続いて体調などが影響する
内的要因も確認しておきましょう。

1つ目は「血行不良」

寒くなると血流が悪くなり
特に手先や耳といった末端部分は
血液が滞りがちです。

血流が悪くなると言うことは、
イコール
酸素が充分に細胞に届けられなくなることを
意味し、バリア機能や保湿機能が低下し
乾燥へと繋がってしまいます。

2つ目は「栄養面」

お肌に必要な栄養素、わかっているけれど
なかなか補えていない人も
多いのではないでしょうか?

年齢とともに新陳代謝は低下していくので
しっかりと栄養を補っていかないと
肌のターンオーバーが出来なくなり
乾燥を生んでしまうのです。

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お肌のケア方法 顔

そんな過酷な状況に置かれている
お肌はどのようにケアをしていく
必要があるのでしょうか?

スペシャルケアも状況によって必要ですが
もっとも大事なのは基本的な保湿です。

お顔のスキンケアも
普段以上にしっかりと行い、水分を肌の中に保つ
工夫が大事です。

その1つが洗顔です。

すっきり感を求めるあまり
二度洗いなどをしがちですが、
弾力のある泡で優しく洗ってあげるように
しましょう。

洗い上がりが
しっとりとなるようにすることが基本です。

そして化粧水などで水分を補った後は
それが外に出てしまわないように
バームやワセリンなどの
オイルを使ったケアで
水分を閉じ込めるようにしましょう。

またメイク時にも注意が必要です。
肌が乾燥して皮がむけているときは
いつもよりも化粧水や乳液の保湿が必須です。

ファンデーションも
パウダータイプよりもリキッドが
おすすめですよ。

なんとかしたい!粉ふき肌の原因と対処法

お肌のケア方法 身体

次に、身体の乾燥対策です。

お風呂あがりには、
乾燥しがちな部分にオイルなどを使用し
ケアしてあげましょう。

もちろん、身体を洗うときは
顔同様にたっぷりの泡で優しく洗いましょう。

また、お風呂上りに水分を肌に残すと
そこから熱が奪われ、血流が悪くなるので
しっかりタオルで抑えるように
オフしてあげましょう。

また見逃しやすい点ですが、
肌の直ぐ上につける下着の素材も
重要です。

合成繊維のものだと、肌とこすれあい
皮脂を奪ってしまいます。

そこで、綿100%や木綿のものを
選ぶのがお勧めですよ。

肌が敏感な方は
縫い目などがないシームレスとし
タグも取り除いてあげましょう。

また、ストレッチやマッサージで
血流をあげることも有効です。
お風呂上りにじんわりと
行っていきましょう。

粉ふき肌を撃退するには
原因を排除し、プラスアルファ乾燥を補うケアを
取り入れる事が大切です。

参考動画