「婚活うつ」にならないために。悩み相談に適した相手は誰?

「婚活」という言葉がすっかりメジャーになりましたが、婚活うつという病気になる方が増加中です。まだ婚活を始めたばかりの方からすれば、どうしてうつになるのか理解できないかもしれません。ですが、婚活期間が長くなればなるほどストレスがたまり、精神的な疲労も大きくなっていきます。

婚活期間にありがちな悩みとは一体どんなものなのでしょうか?その悩みを解消せずにいると、かなり高い確率で婚活うつとなってしまいます。なかなか人に相談しにくい悩みをどんな人に話せばいいのでしょう?婚活うつについてまとめました。

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婚活中に発生しがちな悩み

幸せな結婚を夢見て、出会いの場を求めて婚活を始めたはずでした。それなのに、婚活期間が長くなればなるほど、心身ともに疲れきってしまう、珍しいことではありません。

婚活中は、いろんな悩みがでてきます。

・会話が続かない

初対面の人とは、何を話せばいいのか、どんな質問なら失礼がないのか、どんな会話をすれば相手に気に入ってもらえるのか。そんなことばかり考え、会話がなかなか続かないと悩む人は少なくありません。あまり深く考えずに、相手の話を聞きながら、相槌はしっかりとうつ。聞かれたことには笑顔で答える。話す時も、聞く時も、しっかりと相手の顔を見る。そうするだけで、かなり好印象をもってもらえます。

・自分の思いとはいつも逆になる

自分がいいと思った人にはNOといわれ、あまりいいと思わない人からYESと返事がくる。いつも自分の思いとは逆になってしまう。よくありますよね。ですが、自分のことを気に入ってくれている方にはまず会ってみましょう。そして、会話やしぐさの中からいいところを探してみてみましょう。どんなところを気に入ってくれたのか、それを聞くだけでも、自分が気付かなかったアピールポイントを発見できるきっかけになるかもしれません。

・つきあいが長続きしない

出会って交際までいったのに、長続きせず結婚までたどり着けないという悩みも多いです。そういう方の大半は、「とりあえずつきあってみて」という感じで交際をスタートさせています。結婚を目標として出会いを探しているなら、そういう軽い感じでスタートさせるのはよくありません。「数を打てば当たる」的な考えはあまりおすすめできません。付き合うかどうかの決定は、よく考えてからだすようにしましょう。

・なかなか相手を決められない

「もっといい人がいるかもしれない」「もっと条件がそろっている人がいるかもしれない」などと、「もっともっと」と欲張ってしまい、慎重になりすぎてしまうという悩みもとても多いです。

一生を共にする相手選びですから当然ですが、それではどんどん年齢が上がってしまい、選択肢が少なくなりかねません。婚活市場では、男性はやはり見た目と年齢を最初に重視する方が多いです。慎重になり過ぎず、「ダメでも次にいけばいい」という気持ちをもつようにしましょう。

・年齢で判断される

これはよくあります。婚活市場で女性の年齢はとても重要視されるポイントです。これはどうすることもできません。ですが、婚活をしている男性の中でも、年齢ではなく会ってみて判断するという方もとてもたくさんいますので、あまり深刻に考え込まないようにしましょう。

・婚活していることを隠してしまう

若い人たちの間でも出会いの場が少なくなり、婚活をする方が増えています。ですが、まだまだ婚活をしている方に対して「結婚できないんだぁ」「そんなことまでして結婚したいの」などという考えをもっている女性がいるのも確かです。そういう女性が身近にいると、とても婚活中であることは公表できませんよね。

わざわざ公言する必要もありませんし、もし婚活に否定的な考えの方に知られたとしても、世間的には当たり前になってきていることですので、気にしてはいけません。

「婚活うつ」にならないために。悩み相談に適した相手は誰?

悩みをそのままにすると「婚活うつ」に…

婚活をしている時、多くの人がいろんな悩みを抱えることになります。その悩みを誰にも相談することなく、解消することなく抱えたままではないですか?自分では「平気」「大丈夫」「気にしない」と思っていても、そういう悩みが積もり積もっていくと、気付かないうちにストレスとなってしまいます。

夜眠れなくなったり、何をするにも億劫になったりと体に不調がでてくると、それはもう、婚活うつがかなり進行している状態です。「まさか自分がうつになるわけない」と思う方や、完璧を求める方は、うつになりやすいので注意してください。

「私はうつになんかならない」「そんな弱くない」と言っている人ほど、この婚活うつになりやすい傾向にあります。悩みをそのままにすることだけはしないでください。

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婚活の悩み相談に適した相手は?

婚活をしていて、悩みを相談したい時、どんな人に相談するのが一番いいのでしょうか?

やはり、婚活をして結婚したという同じような目標をクリアされた成功者がいいでしょう。同じ経験、同じ悩みを持ち、同じ思いを経験した方のアドバイスは的確です。婚活がうまくいかない時は、幸せそうな人の話を聞くのも会うのもイヤという方もいるでしょう。そんな時にわざわざ会う必要はありません。

婚活中、自分が心身ともに元気な時に、成功者の体験談やアドバイスを聞くことで、自分を奮い立たせることができますし、自信もでてきます。

また、男友達と呼べる方がいるなら、その方に相談するのもいいでしょう。男目線でのアドバイスは、とても参考になります。自分が気づいていなかったNGな行動や発言も指摘してくれますので、今後の婚活にとても役立つアドバイスとなります。

ただし、男女の間で友情というのはなかなか成立しにくいものです。無理に男友達を作る必要はありません。

「婚活うつ」にならないために。悩み相談に適した相手は誰?

婚活うつにならないようにするには?

婚活うつは、気付いた時にはかなり症状が進行しているケースが非常に多くみられます。そうならない為に、次のようなことに注意するようにしましょう。

・婚活だけにならない

婚活中の方にありがちなのですが、婚活が中心の生活になり、友達づきあいや軽いノリの合コンなどに参加しなくなってしまいます。「息抜き」と考えて、婚活にはまったく関係のない集まりにも参加しましょう。そうすることで気分転換することができ、ストレスも解消することができます。

・目標を定めない

この年までに結婚する!という目標を定めてしまうと、どうしても婚活にのめりこんでしまいます。そういう目標を定めずに、気軽な感じでするようにしましょう。不特定多数の出会いを求めずに、自分が会ってみたいなと思う人がいたら会うという程度の気持ちで始めるのがいいでしょう。

・断られてもいいと思う

婚活をしていると、断られることもあって当然です。「どうして私が」「なんで断るの」「なにがいけないの」と自分を責めたり、相手を責めるような気持ちを持つのはよくありません。貴方自身も、お断りする側にたつこともあるはずです。断られたからと言って貴方自身を否定しているわけではないので、気にしないで、さらっと流してしまいましょう。

・理解してくれる人を作る

婚活に対して否定的な意見を持っている人もまだまだ多いのが現実です。婚活をしているあなたを理解してくれる人を一人でも作りましょう。それが、自分と同じように婚活をしている女性でもいいですし、紹介所のアドバイザーの方でもいいのです。

パーティーなどに参加した時に、男性ばかりに目を向けるのではなく、ともに婚活という戦場を戦っている友達を作るという意味で、女性にも目を向けるのもいいのではないでしょうか。

婚活うつは誰でもなる可能性があります。これから婚活を始めようと考えている方は、のめりこまないように、気軽な気持ちで、目標を設定せずに始めましょう。また、婚活中の方は、悩みは溜め込まずに、吐き出せる場を持つことが大切です。

婚活にはいろんな形があります。1対1にこだわらずに、時には気分転換にいろんなパーティーや集まりに参加してみることをおすすめします。