色々なダイエットがある中、「きゅうりダイエット」というものがあるのをご存知ですか?テレビでも話題になりちまたではひそかなブームが出ています。キュウリでダイエットなんて信じられないと思う人は多いでしょうが、まずは正しいやり方を覚えてやっているみる価値はあります。

そこで今回は、きゅうりダイエットの方法と効果についてご紹介いたします。

きゅうりダイエットの効果

きゅうりを使ったダイエットにはどんな効果があるのかご紹介します。

カロリーが低い

きゅうりのカロリーは1本で14カロリーぐらいなのですが、野菜の中では低カローリーになります。きゅうり自体は9割が水分であり、利尿作用の栄養素もあるためダイエットには効果的です。

脂肪を分解してくれる

きゅうりの含まれる「ホスホリパーゼ」という酵素が効率よく脂肪を分解してくれます。よく知られている「リパーゼ」よりもすぐれた分解力があり話題になっている酵素です。

腸内環境を整える

きゅうりの成分は約9割が水分とお話ししましたが、実は栄養はほとんど含まれていませんが、少ないながらもバランスよく栄養素が含まれています。なかでも食物繊維が含まれているので便通を良くしてくれる要素もあります。

血流をよくする

きゅうりに含まれる「フィトケミカル」という成分は、植物由来の化学物質です。その成分は、紫外線や外敵から守るために作られる物質なのですが、人が摂取すると抗酸化作用を発揮して活性酵素を除去してくれる作用があるので血流が良くなりむくみの改善に役立ちます。

美容効果が期待できる

美容効果といえばビタミンCですが、きゅうりにも含まれているため、にきびの改善や肌のキメを整えてくれるなどの美容効果が期待できます。ダイエット中は食事が偏りがちですが、きゅうりを食べることで改善できます。

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きゅうりダイエットの方法

きゅうりダイエットといってもただ食べるのではなく、ダイエットには繋がる食べ方をしなくてはなりません。ポイントをしっかり押さえてきゅうりを摂取してください。

今まではすりおろして食べたりスムージーにしたりして面倒なこともあったのですが、「3回の食事の前にきゅうりを食べるだけ」でOKです。きゅうりを食べる量に決まりはないのですが1日1本から2本程度を目安としてください。

ポイントは「よく噛むこと」です。きゅうりの細胞膜が破壊されて「ホスホリパーゼ」が効率よく体内に摂取できるのです。もちろんすりおろして食べることも同じように摂取しやすいのです。

特に食事制限はしなくてよいので、ご飯やお肉、パスタなども自由に食べることができます。ただ食前にきゅうりを1本よく噛んで食べてさえいればダイエット出来るのです。

きゅうりダイエットの注意点

3食食前に1本きゅうりを食べるだけですが、いくつかの注意点がありますのでこちらもしっかりと押さえておきましょう。

むくみに注意

きゅうりには利尿作用があるので余分な水分を体の外に出してくれます。しかし、夏野菜のきゅうりは、体の熱を取る性質があるため、体が冷えると温かい血液が体全体に回らず水分の代謝が悪くなりむくみに繋がります。また、体が冷えると汗をかかなくなるので、汗をかかないでいれば水分が体に残りむくみの原因となってしまいます。つまり、適度な運動をすることで汗をかき、体温を上げることできゅうりとの相乗効果が生まれます。

栄養バランスに注意

きゅうりは低カロリーであり、ほとんどが水分ですので栄養価の高い食材とは言えません。きゅうり自体はバランスよく栄養素が含まれていても、きゅうりだけ摂るといった食事は大変偏っています。十分に栄養が摂れるように食事の見直しも大切です。

塩分の取り過ぎに注意

きゅうりを食べる時に、飽きてしまったりとか、青臭さが苦手だったりという人は多いでのではないでしょうか。そのため、味付けにドレッシングをたくさんかけたり濃い目の味付けにしてしまったりすると塩分の取り過ぎになってしまいます。塩分の摂りすぎは代謝を悪くするため、むくみの原因にもなります。味付けにも十分注意をする必要があります。

まとめ

きゅうりダイエットは続けていくと必ず味に飽きてしまいます。そんな時はおろして調理すると幅広くメニューが増えます。効果は人それぞれですが成功したという声が多く寄せられています。いつでも購入できる野菜ですので是非チャレンジしてみてください。