まるで梅干しみたいな「唇のシワ」の4つの原因と予防する方法

最近、何となく化粧ののりが悪くなってきた気がする、顔が老けたように感じる、というあなた、もしかしたら「唇のシワ」が原因かもしれませんよ。顔が老けて見える原因というと、お肌のくすみや、ほうれい線ばかりが注目されがちですが、実は唇も顔が老けてみてしまう原因なのです。

今日は「唇のシワ」の4つの原因と予防法についてご紹介します。

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そもそも「唇」にシワはできるの?

子供の唇を見てみると、ぷるっとしていてシワが見当たりませんが、加齢とともに、唇に縦ジワがあらわれ出します。口紅を使用した時に、シワの部分とつるんとした部分で色の付き方に差が出てきたら念入りにケアをしてあげたいところです。

唇もお肌同様、加齢とともにハリが失われますし、皮膚と違い皮脂腺がないため乾燥しやすいという特徴があるので、唇は実は繊細な部分ということがわかりますね。

まるで梅干しみたいな「唇のシワ」の4つの原因と予防する方法

唇のシワの原因

唇にシワが出来てしまう原因には何があるのでしょうか。

加齢

お肌が老化する原因の一つにコラーゲンの減少があります。年齢が上がると、コラーゲンの生産量が減っていきますので、お肌のハリが失われたり、乾燥の原因に。加齢によって減少してしまうコラーゲンは、唇に関しても同じです。加齢によりコラーゲンが減少すると、唇がしぼんで弾力がなくなり、シワの原因となってしまうのです。

乾燥

お肌にとって乾燥は大敵ですので、常に保湿を心がけている方も多いのではないでしょうか。乾燥が大敵であるのは唇も一緒です。特に、冬になると乾燥によって唇の皮がむけてしまったりしますよね。唇は皮脂腺がないために、特に乾燥しやすいのです。

紫外線

唇の構造は角質層が非常に薄くなっています。角質層が薄いということは、それだけ紫外線の影響を受けやすいことを意味しています。紫外線はコラーゲンを壊す原因となりますので、何の対策もしていないと、唇にシワができる原因となります。

喫煙

喫煙すると、体内の血流が悪くなったり、お肌を健やかに保つのに重要なビタミンCを破壊してしまいます。喫煙はお肌の老化を早めるとよく言いますが、唇に関しても一緒です。

また、たばこを吸う時に、唇をすぼめる仕草は唇に縦ジワを作る原因にもなるのです。

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唇のシワを予防する方法

唇のシワを予防するためには日頃から以下のようなことに気を付けることが大切です。

保湿

唇のシワを予防するために最も重要なことは唇を保湿することです。日頃からリップクリームなどでケアしてあげることが大切ですが、唇のシワが気になる方にお勧めなのが「はちみつワセリンパック」です。

「はちみつワセリンパック」のやり方は簡単で、はちみつ、ワセリンを1:1で混ぜてパックを作りましょう。それを唇に塗り、ラップで上から押さえ、5~10分置くだけです。長く置けば効果が高いという訳ではありませんので、放置時間は10分以内にしてくださいね。

特に唇のシワが気になる場合には、ワセリンをリップクリーム代わりに使用するのもお勧めです。

UVケア

唇にとっても紫外線は大敵ですので、日頃から紫外線対策をしてあげることが唇のシワ予防につながります。紫外線が気になる夏だけでなく、スキー場に出かける際にもしっかりケアをしてあげましょう。

ただし、注意しなければならないことがあります。それは、既に唇があれてしまっている人がUVケア用のリップクリームを使用すると、かえって唇を荒れさせる原因となってしまうということです。健康な唇の人は、シワ予防のためにUVケアのリップを、既にトラブルがある人は、まずワセリンなどでケアをして唇のトラブルが改善してからUVケア用品を使用するようにしましょう。

洗顔料

メイクの洗い残しは肌荒れの原因となりますので、しっかり落としましょうというのは常識ですが、洗顔料が強すぎた場合は、お肌や唇に過度に負担をかけてしまうことになります。

また、洗顔時に強く擦る行為も唇のシワの原因となりますので、メイク落としは優しくを心がけましょう。

まるで梅干しみたいな「唇のシワ」の4つの原因と予防する方法

メイク

唇をつやつやに仕上げることができるリップグロスは女性の間でも人気ですが、唇が荒れている方や敏感肌の方は避けた方が良いアイテムです。とろんとしたグロスは、一見、唇を保湿してくれそうに見えますが、実は唇に負担が強いアイテムなのです。

また、香料が含まれる商品も唇に負担をかけることがありますので注意が必要です。

唇の皮をむかない

唇が乾燥してカサカサしてくると、メイクののりも良くなくなってしまうため、気になって皮をむいてしまうという方もいらっしゃるかもしれませんが、その行為はNGですよ。

どうしても気になるという場合には、一度唇にたっぷりワセリンを塗り、ふやかした上でむくようにしましょう。

唇を舐めない

唇を舐める癖がある人は、より唇を乾燥させてしまうことがわかっています。唇が乾燥してくると気になってつい舐めてしまいがちですが、リップクリームやワセリンを携帯して舐め癖は治してしまいましょう。

まるで梅干しみたいな「唇のシワ」の4つの原因と予防する方法

まとめ

唇のシワを予防するためには、シワが出来る前からのケアが重要になってきます。今現在はプルプルした綺麗な唇だとしても、ケアを怠ると5年後10年後に後悔することになってしまいかねません。お肌同様、唇のケアも気遣ってあげたいですね。