目が悪い方必見!タダで視力回復が見込める近視トレーニング5つ

パソコンやスマホの画面を長時間見続けることから、目が悪くなる人が増えてきています。
しかし近視とはなにが原因でなってしまうのでしょうか。その原因を探ると共に、眼科に通わなくても視力回復ができるトレーニングについてご紹介します。

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近視とはどんなもの?その症状は?

近視とは、遠くを見たときにピントが合わず、ものがぼんやりと見えてしまう状態のことをいいます。

近視の症状

○近くのものははっきり見えるが、遠くのものや字がぼやける
○目を細めてものを見るようになる
○歩いているとき、つまずきやすい
○肩こりがひどくなる
○集中力が落ちる、根気がなくなり飽きやすくなる

眼鏡などで矯正しないままでいると、度が進んでしまいます。
近視の進行は20代半ばで止まることが多いとされていましたが、最近では目を酷使することが増え、それ以降でも進行する場合があります。

近視の種類

○屈折性近視

角膜や水晶体の光の屈折力が強すぎることにより起こるもの。

○軸性近視

遺伝的要素が多い近視で、眼球が前後に長く、網膜より前方に焦点を結んでしまうことから起きるもの。

○仮性近視

眼球の中にある水晶体(レンズ)を動かす毛様体筋が過度な収縮を起こし、調節緊張状態になることで起きるもの。これが長く続くと近視になることもあります。

目が悪い方必見!タダで視力回復が見込める近視トレーニング5つ

近視の原因

近視の原因には、大きく分けて「遺伝要因」と「環境原因」があります。

遺伝要因は強い近視の場合に考えられますが、軽度の近視の場合、その原因は環境原因によるものが多いです。

環境原因としては、
パソコンやゲーム機、携帯電話など、近くの画面を注視する機会が増えたこと
○夜更かしをすることが多くなっていること
○長時間同じ姿勢をすることが多い仕事についている場合
などがあげられます。

さらに姿勢の悪さ、偏食、体質、ストレスなども目に負担をかけ、近視の原因になると考えられています。最近増えているドライアイも、目を悪くする一因です。

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近視トレーニングのやり方

視力低下を防ぎ、視力回復をするために、いくつかのトレーニングをご紹介します。
ただしこの方法で近視の回復が見込めるのは、調節緊張による仮性近視の場合のみです。
近視が進み、眼軸長が伸びてしまうと元には戻りません。眼球全体の屈折力が固定した状態になってしまったら、眼鏡やコンタクトレンズで矯正するしかなくなります。
環境要因で近視になっている人は、早急にトレーニングや治療を始める必要があります。

ではすぐ始められるトレーニングをご紹介しましょう。

1.外眼筋を鍛えるトレーニング

準備運動→目を強くつぶり、目を開けて目だけで10秒間上を見る。目を強くつぶり、目だけで下を見る。
同様に右、左を見る。
トレーニング→指で目の前に∞を描き、目で追う。3回繰り返す。
指を奥から手前に動かして、目で追う。3回繰り返す。

2.マジカルアイ

画像を立体視することで視力回復を図るトレーニングです。
動画を見て、試してみましょう。

立体的に見る方法として、平行法と交差法があります。
平行法は、右目で右側の画像、左目で左側の画像を見ます。画像ではなくその向こう側へ焦点を合わせイメージでおこないます。
交差法は、右目で左側の画像、左目で右の画像を寄り目にするように見ます。

目が悪い方必見!タダで視力回復が見込める近視トレーニング5つ

3. 毛様体筋のトレーニング

遠近トレーニングともいいます。
遠くまで見渡せる場所か、窓の近くで行います。
まず、鉛筆やボールペン、もしくは親指を目の前に出します。
そして目の前の親指などの延長線上にある建物や木を見ます。
これに合わせ、腹式呼吸をします。息を吸うときには近くを、吐くときに遠くを見るようにします。
できるだけ遠い場所を見ることで、ピント合わせをおこなおうとするので、毛様体筋が鍛えられます。

4.虹彩トレーニング

眼球の内部にある瞳孔を拡大縮小するための筋肉、瞳孔括約筋と瞳孔散大筋を鍛えることができます。
部屋を真っ暗にした状態で、手元に蛍光灯スタンドを用意します。
蛍光灯スタンドをつけ、目を閉じてまぶた越しに光を感じます。
両手で目を覆い、真っ暗の状態にします。
手を外し、目を開けないで明るさを感じます。
明るさを感じるのと真っ暗にするのとを5秒間ずつ交互に行い、10セット行います。
明るさは目に負担となりますので、部屋をできるだけ暗くするようにしてください。

5.調節トレーニング

ものを見るときに、ぼやけて見えるものを注意深く見ることでピントを合わせていくトレーニングです。
まず、本や広告などを目の前に置きます。
自分の目ではっきり見えるところと、ぼやけるぎりぎりのところ、焦点距離まで離れます。
目を細めないようにして、文字を注意深く見ます。
強く目を閉じ、見ることを繰り返し、見えるようになったら距離を変えて繰り返します。
ピント調節機能に負荷をかけることで、鍛えるトレーニングです。

目が悪い方必見!タダで視力回復が見込める近視トレーニング5つ

その他視力回復&近視進行防止に効果的なこと

目を鍛えるトレーニングだけではなく、日常の生活からも視力回復や近視の進行を防止することができます。

○日常生活

睡眠不足や不規則な生活は目を疲れさせ、回復を遅らせてしまいます。
寝る前までパソコンやスマホの画面を見ることも目を疲れさせますので、就寝1時間前は目を休ませましょう。

○食事

目に良いとされる栄養分として、アントシアニンやビタミン、ミネラルなどがあげられますが、目の筋肉や細胞の活性化には良質なたんぱく質など栄養バランスも必要です。
目に良いとされるサプリメントに頼るのではなく、バランスの取れた食事をきちんと摂るようにしたいですね。

○環境

姿勢の悪さは近視を進行させてしまいます。椅子に座るときには姿勢に気をつけ、寝転んでテレビを見たりスマホを操作するのはやめましょう。
暗いところや電車やバス、車の中で本を読むことやスマホを見るのもよくありません。
また逆に明るすぎることも目に負担となります。パソコン画面の明るさは、手元の明るさと同じ程度に調節しておきましょう。