「妊娠線」が発生しやすい人の6つの特徴と防ぐ方法

お腹に赤ちゃんがやってくることで、女性のボディラインはどんどん変わっていきます。一番の変化といえば、お腹がどんどん大きくなっていくことですよね。赤ちゃんが大きくなっていくのがわかるので、とても嬉しいことなのですが、何もしないと、妊娠線ができてしまいます。早くからケアすることが大切です。

まずは、この妊娠線とは一体何なのかということをご紹介いたします。さらに、妊娠線が発生しやすい人の特徴や、出る時期、予防する方法なども併せてご紹介いたします。

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「妊娠線」って何?

お腹の赤ちゃんが成長すると、当然ママのお腹も少しずつ膨らんでいき、皮膚もその膨らみに併せて伸びていきます。ですが、この急激な変化に皮膚が対応できずに、真皮が裂けてしまいます。この断裂跡のことを妊娠線と呼んでいます。

妊娠線は、お腹にできるというのは想像がつきますよね。お腹で赤ちゃんが育つことで、体重がアップし、体型が大きく変わっていきます。このことによって、お腹だけでなく、下半身、二の腕や胸などにもひびわれているような感じの線が現れてきます。

ただ、妊娠すると必ずできるものではありません。妊娠線が全く出ない方もいますし、お腹に少しだけうっすらと発生する、というケースもあります。その反対に、お腹全体に何本も妊娠線ができてしまうという方もいます。

ほとんどの妊娠線は、出産後に次第に薄くなっていきます。ですが、完全にきれいに消してしまうことは難しいものです。だからこそ、しっかりと予防することが大切なのです。

「妊娠線」が発生しやすい人の6つの特徴と防ぐ方法

妊娠線が発生しやすい人の特徴と発生時期

妊娠線が発生しやすい人の特徴

カラカラ乾いたお肌

もともとお肌が乾いている傾向のある人は、お腹が大きくなっていく段階で、皮膚が伸びにくい状態です。この為、乾燥肌でない人と比較すると、妊娠線ができやすいといえます。

二回目以降の妊娠

一人目の時の妊娠は、いろんなことに注意したり、ケアにも時間をかけられます。当然、この線が出ないようにする為に、早くからケアしていく人が多いです。ですが、二人目以降となると、育児をしながら妊婦生活を送ることになります。自分のことは後回しになりがちなので、ついつい予防するのが遅れて妊娠線ができてしまったという方は非常に多いです。

小柄な女性

小柄な方は、やはり皮膚の面積も狭くなります。狭い分、皮膚が伸びる面積も大きくなってしまいます。また、小柄な方はお尻も小さめです。骨盤も狭い人が多いので、どうしてもお腹は前に前に大きくなっていき、急に大きくなるので、妊娠線ができやすい傾向があります。

多胎児妊娠

双子や三つ子など、多胎児妊娠の場合、それだけお腹も大きくなるので、妊娠線ができる可能性も高くなってしまいます。

運動不足

悪阻も終わり、安定期に入ると、食欲も増していきます。それに伴い体重もどんどん増えていきます。急激な体重増加はよくありませんので、適度な運動も必要になってきます。運動不足になると、太ももなどの柔らかい部分に、この線が発生しているのをみつけてしまいます。

太っている人

太っている人で、皮下脂肪が多い人の皮膚は伸びにくくなっています。皮膚に柔軟性がないので、お腹が大きくなって、皮膚が広がっていくのに対応しきれません。その結果、この線が発生しやすくなってしまいます。

妊娠線の発生時期

出産を経験した方の多くは、臨月直前から臨月の時に妊娠線ができています。お腹が目立ち始めるのは、初産の方で5か月頃からになります。初期や中期はお腹の育ち方も比較的緩やかですが、後期に入ると、急激に大きくなります。

妊娠後期が一番妊娠線が発生しやすい時期だといえます。お腹の大きさには当然個人差がありますが、この妊娠後期の赤ちゃんの育つスピードは非常に速いです。それにあわせて、お腹もどんどん大きくなるので、妊娠線もできやすくなる時期になります。

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妊娠線を予防するケア方法

保湿

妊娠性を予防するクリームやオイルがたくさん市販されています。それらを使って早い時期からしっかりとお肌を保湿してあげてください。保湿されている状態のお肌は柔らかく、皮膚も伸びやすくなります。これは最大の予防ケアになります。

体重増加に注意

悪阻が終わると、食欲もでてくるので、体重も増えていきます。急激な体重増加は、妊娠線だけでなく、糖尿病や血圧の上昇を招いてしまいます。出産までの体重増加は、8~10kgまでにとどめておく必要があります。急激に体重が増えないように、食欲がでてきて、安定期に入ったら、少しずつ体を動かすように意識してください。

ビタミン類

ビタミンCはコラーゲンを増やすサポートをしてくれます。また、ビタミンAは皮膚を健やかにしてくれます。これらのビタミン類も妊娠線を予防してくれます。

「妊娠線」が発生しやすい人の6つの特徴と防ぐ方法

早めのケアを心がけましょう!

妊娠線はできてしまうと、きれいにすることは非常に難しくなってしまいます。お腹が大きくなる前、妊娠した時からすぐに妊娠線の予防ケアを始めることをおすすめします。

お腹に赤ちゃんがやってきたら、いつも以上に保湿して、しっかりとお肌を柔らかくしておきましょう。この線が発生するのは、お腹だけではありません。当然発生しやすくなる箇所にも、この線の発生を予防する専用のクリームを使うようにすることをオススメします。

妊娠してすぐに予防するのを忘れていた方も、4ヶ月を過ぎて、食欲が出始めた時期からは行うようにしてください。また臨月間近になってくると、急激にお腹も大きくなっていきます。それまで以上にしっかりとクリームやオイルをこまめにぬって、お肌を乾燥させないようにしてあげて下さい。

妊娠も出産も、女性としてはとても嬉しく幸せなことです。でも、母になっても女性であることは変わりありません。いつまでもきれいなボディを保つ為にも、この線ができないよう、しっかりと早い時期から予防するようにしてくださいね。