すぐには治らない二重あごを予防する方法は?

横から見てもだらり、前からみても顔周りがスッキリしない、そんな二重あごにお悩みの方も多いかと思います。またダイエットと同じで、何かこれをすれば速効解消というものでもありません。

今回は女性を悩ます二重あごに着目し、原因をさぐりながら予防法と解消法をまとめておとどけします。

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二重あごの原因

まずは二重あごができてしまう原因からチェックしましょう。

1.お肌のたるみ

1つ目の原因は年齢ともに増えてくるお肌のたるみです。いわゆるお肌の弾力を作り出すコラーゲンやエラスチンの減少が大きく影響しています。お肌がたるむとフェイスラインもだらしなくなり、二重あごが生まれてしまいます。

2.脂肪の増加

2つ目の原因は体重が増えたことで、同時に顔周りの脂肪も増えることです。年齢を重ねるとどうしても脂肪がつきやすくなるので注意が必要です。

3.スマホなどの多用

3つ目の原因はスマホやパソコンを長時間使うことで、下をむく姿勢が増えることです。頭の重さを支えるために、首に負担がかかりフェイスラインにたるみが生じて、二重あごになるのです。

ちなみにスマホをみるために下にうつむく際にかかる首への負担は、通常の頭の重さの5倍もあるというから、長時間使用は避けたいですね。

4.姿勢の悪さ

4つめの原因は姿勢の悪さです。スマホやパソコンをよく使うとどうしても姿勢が悪くなります。また意識していても、すぐに姿勢は崩れるものです。この姿勢の悪さもまた、首への負担増加にともないフェイスラインにたるみが生まれ、二重あごが生まれます。

5. 咀嚼の回数が少ないこと

5つ目の原因は、食事をする際に噛む回数が少ないことです。食べ物を噛むということは顔の筋肉を使います。顔周りには実に30種類もの表情をつかさどる筋肉があります。

そこで噛む回数が減ってくると当然筋肉を使う頻度も減り、筋力低下に繋がります。特にあご周辺の筋肉が衰えてくるので必然的に二重あごが生まれます。

6. 歯を食いしばるクセ

6つ目の原因は、寝ている時の歯ぎしりや歯を食いしばるクセです。歯を食いしばる癖は、顎周りの筋肉を常に緊張させるので、血流悪化を招きます。結果、顎周りがたるみ二重あごになってしまうのです。

すぐには治らない二重あごを予防する方法は?

二重あごを予防する方法

二重あごになる原因には、お肌のたるみや体重増加、姿勢、かみしめクセなどさまざまなことが原因で起こるのは前述した通りです。体重増加にともなう二重あごを除くと、ほとんどのケースが表情筋の低下やたるみによるものだとされています。

身体の腕や足、背中といった部位の筋肉は骨に付着しています。しかし表情筋はそこが異なり、皮膚自体に付着しているのです。それだけに、さまざまな表情を作ることができる一方で、表情筋の低下が同時に皮膚をひっぱりたるみを生んでしまうのです。

逆を返せば、表情筋がしっかり働きさえすれば、皮膚のたるみも改善し、二重あごが予防できるわけですよね。

ではいくつか表情筋を鍛えるための、ながら簡単トレーニングをご紹介しましょう。

1. ペットボトルトレーニング

  1. 500mlのペットボトルに少量のお水を入れ、蓋をする
  2. 水を入れたペットボトルを下向きに口でくわえ、10秒キープ。飲み口を歯で噛まず、唇の力で支えること

上記を3回程度繰り返します。目安として1日3分は行うように意識してくださいね。くわえるだけととっても簡単なので、テレビを見ながら、洗濯物をたたみながら、など合間でちょこちょこやるのが続けるポイントですよ。

ペットボトルの中にいれる水は最初は少量にして、慣れてきたら少しずつ増やして負荷を高めていきましょう。

2. 舌トレ

  1. 口の中で舌をゆっくりと、かつ大きくまわす
  2. 反対方向も同様にまわす

口の中で回すという概念を捨てて、下あごの次は左の頬、鼻の下、右の頬と顔の外側をイメージしながら行うと、大きく舌を動かすことができますよ。またポイントは口をできるだけ開かずに行うことですので意識してくださいね。

1日20~30周は最低行いましょう。例えばお手洗いにいったときに必ずするなど決めておくと続けやすいですね。
少なくとも毎日20周から30周くらい行いましょう。

3.母音トレーニング

母音、あ・い・う・え・おを口にしながら、表情を動かすトレーニングです。表情筋を動かすためにはポイントがいくつかありますので、下記を注意して行ってくださいね。

・1文字を口にする際に約3秒かけてゆっくり口を開く
・目も大きく見開き、口も思いっきり開いて、顔全体で発音する

ただ母音を口にしても効果はありません。表情筋をしっかりと動かすことが大切ですのでオーバーなぐらいにしてちょうどいいぐらいですよ。洗顔時に朝晩と行うのがおすすめです。

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二重あごになってしまったら?

最後に二重あごになってる・・と気づいた時に取り組んでほしい解消法をまとめてご紹介しますね。予防法と同じように簡単な体操ばかりですので、まずは試してみて下さいね。

1. イーウー体操

  1. 頭部を後ろにひいたら、あごを天井にむかって持ち上げる
  2. 「イー」の発音をするように口を横に3秒程度しっかり開く
  3. 「ウー」の発音をするように口を3秒程度尖らせる

頭部をひき、あごを上に向けることで喉元が伸びます。それを意識しながら、「イー」と「ウー」を10回繰り返しましょう。ちょっと変わった名前の体操ですが、簡単な割に効果的なのでおすすめですよ。

2.ベロ出し体操

  1. イーウー体操と同様に、頭部を後ろにひいたら、あごを天井にむかって持ち上げる
  2. 舌を左右交互にしっかり動かす
  3. 舌を鼻の頭をなめるイメージで伸ばしたり縮めたりする

3秒間ずつ行うのがおすすめですが、途中で上に向いている状態が苦しくなった場合は、首の位置を元に戻して休憩してから行ってくださいね。

3.こめかみ げんこつマッサージ

  1. げんこつを作ったらこめかみ周辺に圧を加える。げんこつの第1関節、第2関節の間ではさむようにこめかみにアプローチ
  2. こめかみに圧を加えたまま、円を描くイメージで20秒程度もみほぐし、同時に、口を開け閉じする
  3. げんこつを当てている部位をずらしながら同様にもみほぐす
  4. リストが入ります。
  5. リストが入ります。

お風呂でシャンプーなどをした後に行ってもいいですし、お風呂上りに行うのもおすすめです。こめかみは頭部の大事な部位ですので、強く押さえ過ぎないように気を付けて下さいね。

4.フェイスラインすっきりマッサージ

  1. 顎を天井に向かってあげ、首の前部が伸びる状態をつくる
  2. げんこつを作り、親指以外の4本の指の第2関節をフェイスラインにあてる
  3. 耳の下からフェイスラインの骨に沿わせながら、10秒程度圧を加える

リンパがたくさん集まっている部位なのでしっかり行うのがおすすめですが、あまり強くし過ぎるのは要注意です。

げんこつを使ったこめかみやフェイスラインのマッサージはお風呂上りなどに行うと効果的でしょう。またその流れで、プロ仕様のエステクリームとして注目のEMBクリームで仕上げを行うとよりたるみがすっきりしますよ。実際にエステサロンでも多く使われているので安心ですね。

4.首枕で二重あご解消法

最後に、寝ている間にできる二重あご解消法をご紹介しましょう。

  1. バスタオルを4つ折りぐらいにした後、クルクル丸める
  2. 首の後ろに丸めたバスタオルを置き、顔が水平になる高さで寝る

バスタオルの大きさなどにもよりますが、ポイントは首の後ろにバスタオルで作った枕を入れて顔が平行になることです。それによって、あごの裏側にしわが入ることなく、寝ている間にお昼間のしわや二重あごをフラットな状態にしてくれるのです。

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いかがでしたか?二重あごは一夜にしてできるだけでないため、解消法もある程度継続することが大切です。そのために、続けやすいポイントもご紹介しましたので試してみて下さいね。