フリーの人も知っておくべき、「倦怠期」の正しい乗り越え方

付き合い始めた頃は、毎日が楽しくて仕方なかったのに、最近は会うとケンカをすることが増えてしまった、また相手の悪いところばかりが目に付くようになった、そんな変化を「倦怠期」ととらえるカップルが増えてきています。元々は夫婦間で長く過ごしている間に、お互いに無関心になってしまう時期を指して使われる言葉でしたが、カップル以外にも様々なところで使われています。必ずやってくる倦怠期に対する心構えや対策について、詳しくご紹介します。

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そもそも「倦怠期」って何?

倦怠期とは、相手に飽きた、また飽きて嫌になるなど、夫婦やカップルでお互いのことに関心がなくなることを指していう言葉です。その周期は個人差もありますが、3ヶ月や半年、また1年や2年以上経ってからなど様々です。

倦怠期かな?と感じるサイン

・連絡をあまりしなくなった
・一緒にいても楽しいと思えなくなった
・スキンシップをしたくない
・会いたいと思わなくなった
・相手にドキドキしない
・一緒にいるとイライラする

倦怠期は付き合い始めの盛り上がった気持ちが落ち着き、冷静に相手を見ることができるようになった時期ともいえます。最初は相手を知ることにお互い一所懸命ですが、付き合いが長くなれば、やがてデートも日常の一つになっていきます。

そのため刺激のあった日々が、当たり前の日常となり、新鮮味がなくなり、付き合っている時間が退屈な時間に変わっていってしまうのです。ただし倦怠期はマイナスイメージがありますが、付き合っている2人にとって、最初の試練でもあり、お互いを見直してさらにそこからステップアップできるかどうかの分かれ目でもあるのです。

フリーの人も知っておくべき、「倦怠期」の正しい乗り越え方

男女で違う倦怠期のとらえ方

倦怠期のとらえ方は、実は男女で違いがあります。

男性の気持ちは付き合い始めたときがピーク

倦怠期を感じるのは、実は女性よりも男性の方が早く、これは男性の「狩る」本能によるものです。人間に限らず、動物でもオスは種族を残すために、常に自分が強いオスであることをメスにアピールします。

男性にとっては、意中の相手と付き合い始めた時が、気持ちが一番高まっている時期で、それからは狩りに出る必要はない、と安定した気持ちに移行します。ただそれが女性にとっては物足りなさを感じてしまうことにもつながるのです。

女性は付き合っていても確認したい

一方の女性の方は、倦怠期を感じるのは、相手の態度にイライラする、楽しくない、といったことから倦怠期を感じますが、男性とは違い、段階があってからそういった気持ちに移行することがほとんどです。

デートがマンネリになった、メールの返信が遅い、自分のことを優先してくれない、そういった小さなことが積み重なり、倦怠期に入り込んでしまうのです。女性は男性の気持ちを常に確認したいという欲求も強いため、そういった行動が、男性の気持ちを引かせてしまうことにつながることもあります。

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倦怠期にこれをやると危険!

相手にイライラするといっても、本気で別れたいと思っていることはお互いにはないのが倦怠期です。ただしそんな倦怠期でもNGな行動や言動をしてしまうと、決定的な亀裂が2人の間に走ってしまいかねません。

他の人に浮気をする

彼の気持ちを確認するため、他の男性とデートをするなど、浮気をすることは相手への裏切りと同義です。

言ってはいけないことを口にする

一緒にいても気持ちが盛り上がらない、面白くない、そう感じていても、実際にそれを相手に伝えることはやめましょう。お互いが気を遣わない関係になっていると、相手に対して遠慮のない一言を口にしてしまうことがあります。相手を傷つけるような不用意な言葉を口にするのはNGです。

身だしなみに気を遣わない

付き合っていた当初は、身だしなみや服に気を遣い、ダイエットを頑張るなど、自分磨きを怠らなかったのに化粧や服装にも気を遣わず、自分に手をかけることをやめてしまっていないでしょうか。彼が好きでいてくれる自分とかけ離れた自分になっていないか、冷静に見直しましょう。

相手への思いやりをなくし、自分の要求ばかりを望んでいるなど、身勝手な行動をすることも、倦怠期を悪化させます。

フリーの人も知っておくべき、「倦怠期」の正しい乗り越え方

倦怠期の正しい乗り越え方

倦怠期は、カップルにとっては試練の時期ともいえます。その乗り越え方としては、自分1人でできる方法と、2人で乗り越える方法があります。

倦怠期に1人でできること

自分磨きをする

自分磨きは身だしなみや見た目といったものだけではなく、勉強や趣味など、自分を広げることです。相手に好かれる自分でいるためには、まず自分の内面や知性を磨くことも大切です。

友達と会う

なかなか会うことができないことから倦怠期になることもあります。付き合っている相手に自分の時間を費やすのではなく、友達と会う時間も増やしてみましょう。

倦怠期に2人でできること

会話の時間を増やす

恋に恋をしているような時期を過ぎ、地に足が着いてから相手の欠点が見えてくることもあります。お互いに会話をする時間を増やし、お互いのことを改めて理解することに努めましょう。

旅行に出掛ける

場所が変わると新鮮味が感じられるだけでなく、忙しい毎日ではゆっくり話ができなかった分、旅先ではできることもあります。ただし倦怠期のデートにありがちな、適当な旅行ではなく、きちんと計画を立ててすることが大切です。

倦怠期になってしまったかも、と思ったときに、相手とまだ付き合いたい、続けたいと考えているならお互いに倦怠期を打破する努力をすることも必要です。そしてついイライラしがちな自分に振り回されることなく、ありのままの相手を受け入れ、「2人でこれからも付き合っていきたい」という意志を持って倦怠期を乗り越えましょう。