子育てでイライラした時に実践したい、8のストレス発散法

子育てと家事に追われ、なかなか自分の時間が持てないママはストレスがたまりがち。ついイライラして子供を叱ったり、夫に八つ当たりして喧嘩をしたりすることも増えてきます。自分でもどうにかしたいと思いつつ、どうすることもできずに悩んでいるということはないでしょうか。そこで、イライラの原因と発散するための方法について、詳しくご紹介していきましょう。


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子育てでのストレスの原因は?

子育てをしている時に、「こっちも仕事が大変なんだから」と言われてイラッとした経験はありませんか?もちろん外に出て働くことも大変なのは理解できます。しかし言葉が伝わらない子供を相手に一日過ごすのはかなり大変なこと。

子育てをしていて、どうしてもたまってしまうストレスの原因を見ていきましょう。

子育てがストレスになる原因

自分の時間がない

子育て中は子供が中心、そして仕事から帰ってきた夫の面倒も見なくてはいけません。自分の時間がなく、いつも振り回されていることがストレスになってしまいます。

子供に振り回される

今日はアレをしよう、コレをしようと計画していても、子供が急にトイレに行きたいと言い出したり、泣き出したりすれば、それを優先しなくてはいけません。眠くても子供に夜中に起こされたら、起きるしかありません。

掃除をしてもすぐ汚される

食事をしていても、子供は目を離せません。吐き出したり、手で掴んで投げたりします。きれいに掃除をしていても、おもらしをされるなど、いくら頑張っても同じことの繰り返しはイライラのもと。さらに夫も散らかし魔だったりすると、イライラがさらにつのります。

睡眠不足と疲れ

家族のことを優先していると、十分な睡眠時間が取れません。ようやく眠れる、と思ったら子供に起こされることもあります。そういった毎日の睡眠不足、そして一日中子供に付き合い、振り回される疲労が積み重なって、イライラの原因になります。

育児書の通りにできない

同い年の他の子供はできるのにうちの子は…という悩みも、ストレスになる原因の一つ。育児書やネットの情報、またママ同士の会話で、「うちの子は○○ができない」とあせるあまり、つい子供に厳しい言葉をかけてしまうことも。

対人関係の悩み

ママ友との付き合いや、義理の両親との付き合いが上手くいかないことがストレスになることも。相手がこちらのことを気遣って言ってくれていることでも、聞き入れられることばかりではありません。それでも今後のためと割り切ろうとすればするほど、ストレスをためることになります。

夫が協力的ではない

仕事が忙しかったり、不規則な時間に帰宅する仕事だったりということだけでなく、育児や家事に興味のない男性もいます。すこしでも協力してくれれば、とお願いしてもやってくれなかったり、仕事を言い訳にされると、「私も大変なのに」とイライラがつのります。逆に夫が協力的でも、きちんとやってもらえない、教えたとおりにできないこともイライラの原因になります。

責任感が強い

真面目で、「家のことを任されているのだから」と子育てや家事に真面目に取り組む責任感の強い人も、ストレスを発散することが苦手な傾向にあります。責任感が強すぎるあまり、周りに相談することも遠慮しがちなので、知らず知らずにイライラがたまっていることがあります。

子育てでイライラした時に実践したい、8のストレス発散法

ストレスを感じている時にあらわれるサイン

ストレスは知らず知らずにたまっていくもの。そこからくるイライラを断ち切るためには、自分自身でストレスを感じているサインに気がつくことが大切です。そうすることで、イライラする前に止めることができます。

イライラを感じているときのサイン

・同じことを何度も言っている
子供の言う言葉に過敏に反応してしまう
・頭の中で文句が浮かびぐるぐる回っている
・机を叩く
・乱暴にドアを開け閉めする
・貧乏揺すりをしている
・爪を噛む

イライラのサインは人それぞれにあり、今回あげたこと以外でも、イライラしているときに取る行動は様々です。イライラしているときに、そういえばこんなことをしている、口にしている、と気がつくことができれば、そこで踏みとどまることができます。

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ストレス発散法

ストレスを解消するためには、イライラして八つ当たりや喧嘩になる前に、その行動を抑えることも必要ですが、それもストレスになってしまいがち。ストレスは小さい内に発散することが大切です。その具体的な方法についてご紹介します。

1.イライラのサインに気がついたら深呼吸する

イライラから言葉をぶつけてしまう、またものに当たったりする前に、深呼吸をしてみましょう。一旦行動をリセットすることで落ち着きます。

2.思いっきり泣く

ストレス発散になる泣き方は、ただ泣くだけでは意味がありません。感動したり、悲しいと感じたとき、つまり心が大きく揺れ動いたときに出る涙こそが、ストレスを解消してくれます。本を読んだりDVDを見て、思いっきり泣いてみましょう。

3.子供から距離を取る

30分だけでも、子供から離れて自分一人の時間を作りましょう。イライラしていた自分を客観的に見ることができます。どうしても難しい場合は、子供にDVDを見せ、その間に飲み物を用意して離れたところで飲むだけでも違います。

4.話を誰かに聞いてもらう

口に出して話すことが自分の気持ちの整理にもなります。

子育てでイライラした時に実践したい、8のストレス発散法

5.夫婦で外出する

子供をおいて遊びに行くのは、後ろめたいと感じることもあるかもしれません。しかしたまには「ママのお休みの日」も必要です。

6.カラオケやスポーツ観戦で大声を出す

大きな声を出すこともストレス発散になります。

7.没頭できるものを見つける

漫画を読んだり、編み物や手芸など、夢中になってできることを見つけるのもストレスの発散になります。

8.完璧な人などいないと割り切る

子育てを完璧にこなす人はいません。誰しも育児で悩んだり、泣いたり、苦しんだりしながら自分にできることを頑張っています。頑張りすぎない、無理しすぎないことを自分に言い聞かせましょう。

子育てでイライラした時に実践したい、8のストレス発散法

協力をお願いしてイライラしないための方法

家事や育児でヘトヘト、ちょっとでも夫が協力してくれたら助かるのに…と思うことはあるはず。しかし男性に「手伝って」と言うと、お風呂に入れたりおしめを替えてくれるものの、うんちをしたときは手伝ってくれなかったり、言われたことしかしてくれなかったりするもの。

実は男性は「何をしていいのかわからない」ために、できる範囲のことしか手を出さないのです。「自分がしたほうが早い」と女性が諦めてしまうと、それ以上の進展はありません。

育児でも家事でも、具体的に指示することが大切。またしてもらったあとで文句を言うのも厳禁です。自分の思うような出来でなかったとしたら、自分の指示が悪かった、と反省して、次は具体的にお願いをしてみましょう。

イライラを一人でため込むのは、自分だけでなく子供や夫との関係にもヒビが入りかねません。ストレス解消をしながら、育児や家事にぜひ一人ではなく、夫も巻き込んでいきましょう。