香水をつけると、大人の女性の魅力をアップさせることができます。ほのかに香り、すれ違うたび、近づくたびに、思わず目をつぶって香りを嗅いでいたくなる。そんな素敵な香りをまとうためには、正しい付け方を学ぶ必要があります。
今回は、香水初心者の方のために、好感度をアップさせてくれる正しい付け方についてご紹介していきたいと思います。香りを感じたいからと間違った付け方をしてしまうと、逆に好感度を下げてしまいかねないので、ぜひ参考にしてみてください。
香水の特徴や種類
香水には種類や特徴があることはご存知でしょうか。知っておくことで香水を選ぶ際にも役立ちます。
オードパルファム
オードパルファムの特徴は、持続時間が長いことと香りの種類が豊富なことです。持続時間はおよそ５時間から７時間程度のものが多く、もっとも人気のある種類です。
オードトワレ
初心者の方におすすめなのがこちら。濃度がオードパルファムとオードコロンの丁度中間あたりになっているため、ほのかな香りを楽しむことができます。持続時間は３時間程度です。
オーデコロン
持続時間、濃度ともにもっとも低いのがオーデコロンです。ライトな使い方に向いているため、入浴後の香りづけに使用している方も多い種類です。またさわやかな香りが多く、リラックス向けに適しています。香りの持続は１時間程度となります。
香水を付ける場所と付け方
ではさっそく、香水の付け方をご紹介していきましょう。付ける場所によっても楽しみ方が変化するため、あわせてチェックしてみてください。
香水の付け方
１滴ずつ付ける瓶タイプの場合
瓶タイプの場合は、付けたいところにそのままつけるか、手につけてから付けたい部位に馴染ませる方法があります。
そのまま付けたい部分に垂らす場合、香水を少しだけ傾け、瓶底を指でポンと叩きます。そうすると適量が１滴出てくるので、馴染ませてください。手に付けてから馴染ませる場合にも同じ方法で１滴出し、こすりつけます。ただ、瓶のものは付け過ぎてしまう恐れがあります。
商品によっても異なりますが、瓶底を押す強さによっては液がたっぷりと溢れ出てくることもあります。どの程度の強さで適量を出すことができるのか、瓶の傾き加減や叩く強さを確認するためにも、まずは手に取ってからつけてみると良いでしょう。
スプレータイプの場合
スプレータイプなら、付けたいところに吹きかけるだけで香りを楽しむことができます。ただ、吹きかける位置には注意しましょう。１０センチから１５センチ程度離すとほどよく香りを付けることができます。
また、香水を吹きかけた場所をサッと通るだけでもほのかに香りをまとうことができます。はじめは１プッシュから。香りの強さや香り具合を確かめ、お好みの量を見つけていきましょう。
付ける場所
香水を付ける主な場所は手首やうなじの辺りですが、他にも効果的に香りを楽しむことができる部位があります。
１．肩
肩は、自分自身で香りを楽しむことができる他、オフィスなどでもふんわりと相手に香りを届けることができます。デスクワークなら肩の位置は大体同じになるため、近づくとふんわりいい香りがし、好感度をアップする効果も期待できますね。
２．ひじ
外側ではなく、内側につけます。半袖になる夏場に丁度良い位置といえますが、皮ふが敏感な箇所でもあります。肌に付けてから赤みやかゆみが生じた場合には、すぐ洗い流すようにして下さい。
３．胸
女性なら谷間部分にほんの少量付けることで、魅惑的な香りを届けることができます。ただ付け過ぎてしまうと、自分だけでなく他人にも不快感を抱かせてしまう恐れがあるため、必ず少量を意識するようにしましょう。
４．腰
丁度体の真ん中にあたる腰は、初心者におすすめの場所といえます。香りの強い香水でも、腰部分に付けることで全身をふんわり香りのベールで包むことができます。香りが弱めの香水であれば、手首と腰の２か所につけると良いでしょう。
５．ひざ裏
ひざ裏も初心者が香りを試すためにおすすめの部位です。鼻の位置から遠いため、香水の匂いをまき散らすことなく、何だか良い香りがする…といった程度に感じることができます。
６．足首
立ち仕事の方や営業など、歩くことが多い職業の方におすすめなのが足首です。足首につけると足を動かすたびに香りが揺れるため、風に乗って良い香りが鼻を刺激してくれます。
香水の付け方で注意したいこと
香水の付け方で注意したいことについても確認しておきましょう。
付け過ぎはNG
香水を楽しむうえでやってはいけないのが付け過ぎです。あなたは好きな香りでも、強すぎると周辺にいる方の気分を悪くさせてしまう恐れもあります。付け過ぎた場合は消毒液をコットンに浸み込ませ、付けた場所を拭き取ると良いですよ。
マナーを守る
食事を楽しむ飲食店などで強い香りをまき散らせてしまうと、お料理の匂いを感じることができません。場所によっては、他人との距離が近く、香りがダイレクトに届いてしまうことも。香水を楽しむうえでマナーは必ず守るようにしましょう。
