プロポーズは男性がするもの!と思っていませんか?最近はその考え方が薄れつつあります。
その裏には、草食系の男性が増えたことや、不景気が続き自信を失くしたり、また女性の社会進出が絡んでいると考えられています。交際はしているけれども、「結婚」についてどう思っているの?とやきもきしてしまう女性も多いです。
相手の男性にどう思われているか簡単には見極められませんが、お互いがもし結婚を希望しているなら、男性のプロポーズを待たずに、女性からする「逆プロポーズ」をしてみてはいいのではないでしょうか?
逆プロポーズもあり!
交際も順調でこの人なら結婚してもいい!と思えた時、相手の男性はどう思っているのか気になりますよね?「結婚」を考えた時、結婚願望のない男性は除いて、結婚を考えられない人と適齢期なのにズルズルと交際することは少ないでしょう。私は早く結婚したい!けれども彼から何のアクションもないから不安という女性って実は多いのです。
女性の社会進出が進み、仕事に熱中しているうちに気付いたら30歳を超えていた、いやもう40歳近くなっていたなんていう女性も多いです。それに加え、子供を持ちたいと思うなら、妊娠出産の年齢やこれから先の育児だって待っています。年齢的に女性の方が早くしなければと焦りを感じやすくなります。
一方男性は、長引く不況で仕事の不安がある中、この彼女と結婚してこの先子供も出来て、妻と子供を養っていけるのだろうかと不安になることもあります。最近では草食系男子も増えています。積極的に誘わない、リードしない、自分で決められず相手任せになり、結婚にも積極的になれない男性も多いです。
プロポーズは男性がするものという固定観念は古く、女性からプロポーズしてもアリな時代になってきました。もちろん、彼が結婚したいと思っているのかどうか、自分からプロポーズをしたいという男性もいるので、この2点は慎重に見極めなくてはなりません。
逆プロポーズをする前の準備
では、今の彼と結婚をしたい、煮え切らないこの状況をどうにか打破したいと思って逆プロポーズを考えたとします。まず以下のことはどうでしょうか?結婚について、脈なしでは元も子もありません。
逆プロポーズ成功出来るかも!?
次の条件に当てはまるなら逆プロポーズもありかも!
1.同棲中であり、自分が自然体でいられて生活しやすい
2.彼の性格は慎重、真面目、誠実、内気、受け身なところもある
3.お互いの親や家族とも顔見知り
4.近年中での結婚願望がある
5.仕事や趣味でいっぱいいっぱいになり過ぎていない
6.お互いが相思相愛であり、ずっと将来一緒にいたいとお互いが思っていること
結婚生活が送れるかを考える
1.経済力
結婚を考えた時に、まず一番に考えなければならないことの1つに生計が立てられるかです。相手の収入や職業、この先もずっと同じ職業で仕事が出来るのかなども重要です。経済力で気になる場合は、共働きでも可能かも検討します。
2.貯蓄はあるか
たとえ愛があっても無一文で結婚は厳しいです。結婚式をする為の貯蓄、新居や新生活にかかる費用、子供が生まれたことを考えたら貯蓄はある程度あった方がいいです。
また、ギャンブルや浪費癖がある場合は、収入に見合っていなければ注意が必要です。
3.相手の家族を見る
結婚は二人だけの問題ではありません。両家が絡んできます。相手の家族との相性もあります。もちろん、自分の家族と彼の相性もあります。何かあった時に自分がフォローできるか、相手にフォローしてもらえるかも重要です。実はマザコンだったり、自分より親の味方ばかりでは先行きも不安になります。親と同居をするかどうかも気になるところです。
4.将来をイメージしてみる
海外や地方転勤の可能性があるならそれについていけるか、子供が欲しいかどうか、親の老後の面倒、住まい、お互いの年齢や健康状態、結婚後の仕事など。
いざ逆プロポーズ!
いろいろ踏まえた上で逆プロポーズをするとしたら、どんな準備をしたらいいのでしょうか?
1.資金があるか
結婚が決まって、挙式をしたり新生活を送るにはそれなりに資金が要ります。それらの資金は溜まっていますか?
彼も私も貯金ほぼゼロ!では、少々厳しいですね。
2.家事料理はこなせる?
家事や料理を全部引き受けてくれる優しい彼なら別として、ある程度は出来るに越したことはありません。もちろん、全て完璧にしようと思わず、結婚後だって家事や料理の腕は磨くことだって出来ます。
3.仕事はどうするのか考える
共働きでもOKか、仕事は辞めて家庭に入ってほしいのかも意見が別れます。今までバリバ働いていた女性なら、仕事より家庭を優先出来るかも視野に入れましょう。場合によっては、寿退社、転職、専業主婦と状況が変わることも視野に入れましょう。
共働きで、両方共遅くまで仕事だったり、休みや一緒にいられる時間がなくバラバラな生活になってしまうと、すれ違いの生活になり結婚の意味が分からなくなるなど、結婚生活に破たんの心配が出てきます。
4.ずっと一緒にいたいと思う意思を伝える
彼とずっと一緒にいたいから結婚したいのかを今一度考えてみましょう。この人以外の人と結婚は考えられないと思える相手でしょうか?
逆プロポーズが成功しやすいタイミングは?
タイミングが悪い時にプロポーズしたのでは元も子もありません。
成功しやすいタイミングを挙げてみます。
1.仕事が安定していて落ち着いている時
仕事が決まっていない、仕事が不安定、転勤の可能性があって落ち着かない、収入が不安定、結婚を考える余裕がない程仕事が忙しいなどの時は、まず落ち着いた頃を見計らいます。
2.周りの人の結婚や出産などの影響
友人や親戚の結婚や出産などを間近にした時に、「結婚」っていいなあと思ったり、周囲からそれとなくプレッシャーがかかって「結婚」について考えさせられることもあります。
3.老後の不安を感じた時
最近テレビでもやっていますが、高齢化社会で独居老人が増えています。そうした実際の様子がリアルになると、老後はやはり独りでいるのは寂しいものです。老後の不安を感じた時に、独り身よりパートナーがいた方がいいということを実感するでしょう。
4.周りが安定している時
身内に不幸があったり、親の気がかり、お金がなくて毎日が不安などの精神的な負担がなく、彼の周りも安定している時が良いでしょう。
5.病み上がり
風邪、もしくは重い病気に罹った時に、実家で手厚く看病された人以外は、独り身で誰にも面倒を見てもらえない寂しさを実感する男性も多いです。そういう時に、看病してくれる人がいたらいいなあと思うこともありますよね。
6.近年中の結婚願望がある
願望がない男性は置いておいて、結婚はしたいけれども今はまだ考えていないということはないでしょうか?
男性は出産をするわけではないので、男性は結婚の時期に関しては案外漠然としていることがあります。それとなく、結婚したい時期をリサーチしておく必要もありますね。
逆プロポーズを成功させる言葉やシチュエーション
逆プロポーズを成功させる言葉
ずっと一緒にいたい、あなたのオンリーワンでいたい、あなたでないとダメ、あなたを支えたい、一緒に幸せになりたいという気持ちを言葉で伝えることが大事です。
結婚に焦っている様な素振りやセリフ、とにかく「結婚」がしてみたいというのが相手に伝わってしまうとドン引きされてしまいます。
逆プロポーズを成功させるシチュエーション
いきなり何でもない時に言ったのでは、男性側も聞き間違えではないかとビックリしてしまいます。ここは何かきっかけを用意してプロポーズすると自然ですね。
1.記念日に
彼の誕生日、付き合いだした記念日、クリスマス、バレンタインデーなどの記念日に伝えてみるのも良いきっかけになりますね。
2.レストランなどの個室
大勢の人がいてガヤガヤしていたのでは、せっかくの逆プロポーズも何を言っているのか伝わらなかったら残念ですよね。出来たら、個室などの落ち着いた良い雰囲気で伝えましょう。
かしこまった場所でなくても、二人きりで落ち着いて話が出来る場所や、夜景の見える場所などで話すのもお勧めです。
重いのはダメ!
周りが皆既婚で自分だけ独身という寂しさ、親から早く結婚しなさいと急かされる、結婚に憧れる、とにかく結婚したいという焦りが相手に伝わってしまってはドン引きされます。これは、口に出さなくても態度や接し方で伝わってしまうこともあります。
どんなセリフや態度が相手を引かせてしまうのかというと・・・
「私、将来3人子供欲しいから早く産まなきゃ」「そろそろ身をかためたら?って周りがうるさいんだよね」「親が孫の顔を見たいってうるさいんだ」「私と結婚する気あるの?」「ああ、早く結婚しないとなあ」「周りが結婚するから焦るんだよね」などのセリフは相手に脅迫しているようで、相手も引いてしまいます。
これらのセリフや態度はどちらかというと、「結婚」がしたいタイプ。なので、彼と一生いたいとか、あなたでなければダメというのが二の次な印象に。
あまりに切羽詰まった様子に、彼も「ちょっと今は考えられないかな」と思ってしまうかもしれません。
プロポーズされる女になりたいなら
出来るなら、彼に結婚したいと思われる女でいたいですよね。プロポーズのOKの返事だってもらいたいのが本音。
女性がきっぱり逆プロポーズするのもいいですが、やはり最後の一押しは彼にしてもらいたいなんて時には、最後の一押しのプロポーズを言わせるセリフの一例をご紹介します。
女性からの完全なプロポーズでなく、半分は女性、残り半分の最終的なプロポーズは男性にという感じのセリフになります。
幸せそうな家族がいた場合
どこにでもいる幸せそうな家族を見かけたら・・・
「素敵な家族だよね!楽しそう!いいなあ、家族って!」などの様なことを言ってみると、結婚に前向きであることが伝わります。
ずっと一緒にいたい
これは女性からの直接のプロポーズともとれるかもしれませんが、とにかく自分はずっと一緒にいたいという気持ちを伝えることで、男性もグッとくるでしょう。
結婚に焦ってしまうのは逆効果になってしまい、相手にもそれがガツガツしているように取られ逆効果になることもあります。逆プロポーズをするなら、まずあなたと結婚したいと思っているかの見極めと、一緒に結婚生活を送れる相手として考えられるかが重要です。