使用率No1のムダ毛処理グッズ「カミソリ」の正しい使用法

 

ムダ毛を処理する方法はいくつかあります。脱毛エステに通う方、脱毛シェーバーを利用する方もいるでしょう。しかし定期的に行うムダ毛処理だからこそ、できるだけ手軽に行いたいものですね。

そこで使用率NO.1と言われるムダ毛処理グッズである「カミソリ」の正しい使い方を知っておきましょう。

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ムダ毛の基礎知識

まずはムダ毛の基礎知識について学んでいきましょう。

ムダ毛は明確に役割が定められている毛以外で、あまり重要視されていないものを指します。髪の毛は大切な脳を紫外線や太陽の熱から守るのに必要です。眉毛も汗が目の中に入ってこないようにする働きを持っています。鼻毛も菌などを排除するフィルターの働きがあり、無くてはならないものです。

実に身体全体を見ると、腕、足、脇、お腹、背中などさまざまな部位に体毛が存在します。その数は髪の毛などもすべて含むと150~200万本にものぼるのです。

一般的に毛が多いことにあまりいいイメージは持たれません。特に女性の場合は、毛深いと女性らしくないとか、不潔なイメージを持たれがちです。

ただし私たちがムダだと思っているだけで、実は役割があるのです。発汗のサポートや毒素を体外に排出する役割も持っています。

そんなムダ毛ですが、暖房や冷房で体温調節ができるので、汗をかくことや毛があることで調整しなくてもいい環境になってきました。そこで、ムダ毛はあることでマイナスイメージをもたらすものとなったのです。また毛が多すぎると、衛生的にも良くないという点から考えても、現代女性にムダ毛処理は必要なのです。

使用率No1のムダ毛処理グッズ「カミソリ」の正しい使用法

 

カミソリの正しい使用方法

無造作に水で濡らして剃っておしまいという方法で済ませていませんか?それではお肌を傷つけてしまい余計美しさから遠ざかってしまいます。

そこでカミソリを使用したムダ毛処理の正しい方法をご紹介しましょう。

1.下準備

下準備で大事なことは、毛が剃りやすいようにすることです。

1.長いムダ毛はできればカットしましょう
※毛の流れを見やすくする効果もあります
2.毛と剃る部位をぬるま湯で濡らすか、蒸しタオルをあて柔らかくしましょう
※皮膚も柔らかくすることでカミソリの刃が動きやすくなります

2.シェービングクリームを塗る

カミソリがスムーズに動くようにシェービングクリームを塗りましょう。面倒くさいからと言って直接剃ると角質に刃が引っ掛かるなどして切れてしまうこともあります。シェービングクリームがない場合は、ワセリンでもokです。ボディソープや石鹸を使用すると、皮脂を取り去ってしまうのでお肌が乾燥してしまいます。

つまりシェービングクリームを塗る意味合いは、カミソリのすべりを良くすることだけでなく、鋭利な刃からお肌を守る意味合いもあるのです。

使用率No1のムダ毛処理グッズ「カミソリ」の正しい使用法

 

3.剃る

ポイントは毛の流れに沿って剃ってあげることです。毛の流れと反対に剃るのは、きれいになりそうに感じますがNG行為です。肌荒れを生んでしまうからです。また、肌にカミソリを押し付けると誤って皮膚を切ってしまう危険性もあるので優しく剃ってくださいね。

毛を剃り終わった後は、シェービング剤はしっかりと洗い流してください。

4.保湿

毛を剃った後の保湿をしっかりしてあげることで、お肌も綺麗に保てます。また、カミソリで剃った後の肌は乾燥しやすいのでできるだけ早く保湿が必要ですよ。

化粧水などでしっかりと水分を与え、クリームやワセリンなどで水分が逃げないようにカバーしてあげるといいでしょう。

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カミソリって実はお肌に負担

カミソリは簡単で使いやすく、かつ安いので使う側からするととっても便利なアイテムです。しかしお肌には大きな負担を与えてしまうので注意が必要です。

メリットとしては、毛抜きで1本1本抜くのと比べればとっても早く処理でき、かつ痛みも伴わない点でしょう。しかし、カミソリでムダ毛を剃ると割と早い段階で黒い毛がポツポツと顔を出しますよね。

つまり、カミソリの処理を行う際は繰り返し何度も何度も毛を剃る必要があるのです。それは何を意味するのかというと、肌を繰り返し摩擦して傷つけてしまうのです。摩擦が増えれば増える程、黒ずみの原因となるメラニン色素が増えてしまいます。特に脇の毛の処理を行う際に、だんだん黒ずんでしまった経験をお持ちの方もおいででしょう。

また間違った処理をすることで毛穴を広げて目立たせてしまう事にも繋がるのです。

使用率No1のムダ毛処理グッズ「カミソリ」の正しい使用法

 

カミソリを使う場合の注意点

では最後にカミソリを使う場合の注意点をご紹介しておきましょう。

ムダ毛処理を行った後に湯船につからないことです。角質までそぎ落としてしまっているのでデリケートになった皮膚から細菌が侵入し炎症に繋がるのを避けるためです。

続いて、生理前のお肌が敏感な時期を避けることです。肌荒れの原因になるからです。

万が一カミソリ負けをした場合は、ムダ毛処理は休憩し、オロナインを塗りこみ保湿と殺菌に努めてくださいね。

手軽なカミソリ処理ですが、黒ずみを生んだりカミソリ負けすると余計な手間もかかります。またお肌の負担も考えて正しいケアを心がけてくださいね。