ウォーキングにはお肌の若返り効果が！その理由と効果的な歩き方

ダイエットに最適なウォーキング。最近では、減量以外にも驚くべき効果があることから再注目されていますね。その効果とは、女性には嬉しい肌の若返りです。なぜ歩くという行為によってお肌を若返らせることができるのでしょうか。

今回は、ウォーキングと肌の若返りの関係についてお話しするとともに、効果的な歩き方や、三日坊主になってしまわないためのポイントについてもご紹介していきましょう。

ウォーキングでお肌が若返る理由

まずは、ウォーキングをすることでなぜ肌の若返り効果が得られるのか、その理由についてお話していきます。

息が弾む程度の有酸素運動は、全身の血行促進につながります。血行が促されるとじんわりと気持ちの良い汗をかくことができ、それと同時に適度な皮脂が分泌されるのです。

皮脂には、肌にとって嬉しい３つの働きがあります。

・紫外線から肌を守る
・アレルギーから肌を保護する
・素肌のコーティング

乾燥から素肌を守り、コーティングしてくれるだけでなく、紫外線やアレルギーによる肌への刺激を避けてくれる役目も担っているのです。ウォーキングをすることで血の巡りを良くし、皮脂を適度に分泌することができれば、紫外線に負けないうるおい肌に近づけます。

家事に仕事に美容に、現代の女性たちにはいくら時間があっても足りません。ただ、生理周期のバランスによっては、何もしたくなくなってしまったり、元気すらなくなってしまうこともありますよね。ウォーキングには、そんなバランスの変化による心の不調改善に効果的な成分、ドーパミンを分泌させる力もあります。

歩き始めるまでは億劫に感じるかもしれませんが、動きやすい服装で、外に出てみてください。青空や澄んだ空気、車の走る音、ただただ耳と目に景色を映しながら歩くことで、体も心もリフレッシュされます。すると、新陳代謝が活性され、肌のトーンがワントーン明るくなるのです。

肌のくすみは年齢肌に見せてしまう原因のひとつ。ウォーキングで心身ともにリフレッシュさせれば、ほのかに色づいた若々しい肌色を手に入れることができます。

新陳代謝がよくなることで、体の中から生まれ変わらせてくれる若返りホルモンが分泌され始めます。スキンケア用品で肌に良い成分を与えても、内側から変わらなければ中々若返ることはできません。

しかしウォーキングを取り入れることで、内側から肌を健やかにしてくれるホルモンが放出されるため、若返り効果を得ることができるのです。

せっかくの若返り効果をさらにアップさせるためには、効果的な歩き方を知っておくことが大切です。ダイエット効果も高まるため、ウォーキング習慣を取り入れる前に確認しておきましょう。

まず一番大切なのは姿勢です。普段から良い姿勢を心がけている人とそうでない人とでは、一日の消費カロリーにも差ができます。これは、正しい姿勢でい続けることで筋肉を効果的に使えるためです。

若返り効果アップのためには、背筋を伸ばして真っすぐ前を向き、腕をしっかりと振りながら歩くことを意識しましょう。基礎代謝の向上につながり、ダイエット効果もアップします。

体幹を意識して歩くことができれば、体の内側を支える筋肉を同時に鍛えることができ、スタイルアップにもつながります。背筋が伸びず、腰と足だけで歩くような歩き方では膝を痛める原因になりますので、３つの体幹を意識して歩くようにして下さい。

・肩甲骨
・骨盤
・丹田

ウォーキングによるさまざまな嬉しい効果を実感するためには、継続することがもっとも重要です。どうすれば長続きさせることができるのか、そのポイントについて解説していきましょう。

毎日３０分、１時間は歩く！と意気込み始めてみたものの、筋力不足ですぐに辛くなり、結果的に続かなくなってしまったという方がとても多いです。目標は低めに設定することが長続きさせるコツになります。

１日１０分、１５分と短い時間から始め、筋力がついてきたら徐々に時間をのばしていきましょう。

毎日の習慣の一つとしてしまうことで、続きやすくなります。ウォーキングのためだけに外出し、時間を作るとなると億劫に感じてしまうもの。毎日のお買い物は車を使わず歩く、通勤の際には駅まで歩いて行くなど、取り入れられるところに組み込んでみて下さい。

片道５分でも、往復すれば１０分のウォーキングタイムを確保することができます。

エスカレーターがあるとつい楽をして乗りたくなりますが、そこは我慢。数段の階段を上がり降りするだけでも、正しい姿勢を意識して歩くことができていれば、消費カロリー増加につながります。

・どんな時間も無駄にしない
・短い時間でも必ず歩くようにする
・習慣化する

この３つのポイントを忘れないよう、ぜひウォーキングで嬉しい効果を手に入れてみて下さいね。