脇汗を抑えるのに効果的なツボ

ツボ押しは素人でも場所さえきっちり把握していれば誰でもできるケアの一つです。さまざまな効能があることで知られていますが、実は脇汗にも効果的なことは知っていますか?

脇汗は男女問わず、どうしても不潔に感じさせてしまう汗のひとつですよね。誰でも汗はかくものですが、ばれたくない汗といえば脇の汗。そんな脇汗をツボで緩和させることができるのでしょうか。

今回は、脇汗に効くツボをご紹介するとともに、その理由などについて詳しく解説していきます。

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ツボが効くメカニズムは?

まずはどうしてツボを押すことで汗を抑えることができるのか見ていきましょう。

自己治癒力をアップ

本来人間には、病などを自分の体の力によって治すことができる能力が備えられています。この力をアップさせたり、眠っていたものを目覚めさせてくれるのがツボ押しの効果と考えられています。

ツボ療法の歴史は古く中国から始まっており、近年では科学的にもその効能を立証させるために研究がおこなわれているほどです。汗を多量にかいてしまうということは、少なからず体に異変が生じているということです。

単に暑さや気温によってかく汗もありますが、あまりに多い場合には体の内側から整えていくことが必要になります。そのため、体内の力を呼び起こすことにより効果を与えられるといえるでしょう。

エネルギーの流れの回復

気血による考えの一つで、ツボに刺激を与えると気の流れ詰まりが生じやすい部分が改善されると考えられています。リンパと同様、流れが詰まると体のすみずみまでエネルギーを届けることができなくなってしまいます。

脇から遠いツボであっても、つまりが解消されれば全身の機能を回復させることができるでしょう。

脇汗を抑えるのに効果的なツボ

脇汗抑制に効果的なツボ

ではさっそく、脇汗を抑制させるために指圧したいツボをご紹介していきましょう。

手編

ごうこく

甲側の親指、ひとさし指の間にあるツボです。丁度三角の形になっている部分で、三角の頂点がごうこくになります。

いんげき

手首の小指側にあり、関節部分から1.5センチほど下にあります。

こけい

握りこぶしを作ると、小指下に膨らみが出来ると思います。その部分がこけいになります。

ろうきゅう

掌の真ん中~親指の方へ少し寄ったところにあります。

胸元編

手だけではなく、胸元にあるツボを押すことでも脇汗は抑制可能です。

おくえい

右の掌を広げ、左胸に当てます。手の中心に乳頭が当てはまるようにしてください。その状態で親指の下にあるところがツボです。

反対側も同様に行い、両側のツボを押しましょう。

だいほう

おくえい同様、掌を胸に当て、中指と薬指がある部分を押してください。そこがだいほうです。

足編

ふくりゅう

くるぶしの上にあり、指を3本当てた丁度上になります。

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ツボの効果がない時はこの方法で!

ツボ押しは効果をすぐに実感できる方もいますが、感じ方は人それぞれなので、他の解消法も取り入れておく必要があります。まずひとつめにおすすめしたいのは、サプリメントです。

脇汗抑制サプリ

アセッパーは毎日飲み続けることで、汗を分散する力を助け、ポリフェノール作用により内側から改善が期待できます。

また、汗は放置することで臭いがきつくなりがちですが、その嫌な臭いにもアプローチしてくれる作用も備わっているため、女性には嬉しい商品といえるでしょう。

汗止めクリーム

汗を止める効果のあるクリームは、スプレー状のものよりも高い効果を感じられます。クリオネアは脇以外に足にも使え、夏場の蒸れた臭い足にも使えます。

植物成分が豊富で、臭いをアタックしてくれる柿渋エキスも魅力のひとつです。美肌成分も配合されているため、肌ケアも両方同時に叶えられますよ。

冷やす

今すぐに止めたい!という時はとにかく全身のリンパをクールダウンさせていきましょう。冷たい飲み物さえあればアイテムを常備しておく必要はありません。

わきの下はもちろん、鎖骨や脚の付け根、膝裏もすべて冷やしてあげましょう。もっとも即効性があり、ほてった体も鎮めてくれます。

ゴム紐で縛る

胸の上あたりにゴム紐などを巻き付け、縛ることで上半身の汗を抑制できるといわれています。着物などを着る方にとっては古くから取り入れられている方法ですが、意外と効果があると感じられる方も多いです。

この方法なら服の下で行うため、人から見られることもなく自然に汗ケアができてしまうのです。

ドラッグストアなどで市販されている商品も優れていますが、爽快感はあってもまたすぐに汗をかいてしまい、都度ケアしなくてはならないとなると、出先などでは使いにくいものもあります。

やはり脇部分にスプレーを振りつける姿は見られたくないものですよね。体の中から整えてあげることと、抑制効果の高いクリーム状のアイテムを使うことがおすすめです。

ここぞというときに慌てないためにも、普段からしっかりとケアしておくことが大切ですよ。