せっかくのオシャレも台無しに!女性の「つむじはげ」の原因とケア方法

 

あまり自分では見えない部分ですが、周りの人からは丸見えなのがつむじです。そしてこのつむじの部位こそが、だんだんと薄くなりボリュームダウンする薄毛の原因に繋がるのです。

女性ならではのつむじはげの特徴と、それらを引き起こす原因、さらには対処法をご紹介します。

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「女性のつむじはげ」とはどのような状態?

つむじはげと言えば、女性にも男性にも起こる症状ですが、男性と女性では状態が異なります。男性は、一部分が集中して薄くなる傾向にありますが、女性は全体的に薄くなっていくのが特徴です。

全体的に薄くはなるものの、髪の分け目を作るのにつむじを利用することが多いので、よりはげが出来やすくなるのです。

以下のような特徴があります。

・分け目が目立つ
・つむじ周辺の頭皮の色が目立つ
・つむじ周辺の髪のボリュームが少ない

また部位的に自分で見ることができないので、他人から指摘されて初めて気づくのも特徴の一つです。その為、日頃から意識してチェックしておきたいものです。

せっかくのオシャレも台無しに!女性の「つむじはげ」の原因とケア方法

 

つむじはげの原因

では、つむじはげは何が原因で起こるのでしょうか?主な2つの原因を確認しておきましょう。

1.ホルモンバランスの乱れ

まず1つ目は女性ホルモンの分泌量が減少することによってバランスが崩れることです。更年期になり、生理がなくなると女性ホルモンの分泌量が著しく減少してしまうのです。それだけでなく、産後やピルの服用もホルモンバランスが崩れがちになります。また過度なダイエットやストレスもホルモンバランスを大きく狂わせてしまいます。

基本的に女性は、女性ホルモンに比べて薄毛や抜け毛を引き起こす男性ホルモンは多くはありません。その為、男性のように顕著にハゲが起こるということはありませんが、それをせき止めている女性ホルモンが減少すると、つむじはげが起こりやすくなります。

特に女性の身体はデリケートなので、少しの体調の変化やストレスなどでバランスを崩しやすいのも注意しておきたい点です。

2.頭皮環境のトラブル

もう1つの原因は、頭皮環境の悪化です。これを引き起こすのにも様々な要因があります。例えば、洗浄力が強いシャンプーを使ってしまうと頭皮のうち必要な皮脂まで取り去られてしまいます。結果、バリア機能がなくなった頭皮が炎症を起こすことも少なくありません。

また、頭皮の内側の乾燥により皮脂が過剰に分泌されてしまうことも、頭皮環境を悪化させる原因となってしまいます。

これらを引き起こすのは、間違ったヘアケアや食生活の乱れ、喫煙、ストレスなどが引き金となっているのです。

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つむじはげのケアの仕方

上記でご紹介したつむじはげを作り出す2つの原因を改善させるためのケア方法をご紹介しましょう。

1.ホルモンバランスを整える

どうしても乱れがちなホルモンバランスを良くするには、女性ホルモンに似た「イソフラボン」を摂取することが有効です。イソフラボンは、豆腐や納豆をはじめとした大豆製品に多く含まれています。

ただしイソフラボンを取っていればホルモンバランスは安定するとは限りません。バランスよく栄養を摂取することが何よりも大切なのです。そこで、大豆製品はもちろんお野菜やお魚、お肉などいろんな食材を食べるように意識してくださいね。

また、ストレスを上手に発散させることも大事なポイントの1つです。音楽を聴いたり、アロマでリラックスするなど自分に合ったストレス解消を行いましょう。ウォーキングやヨガなど適度に体を動かしてやることもおすすめですよ。
女性ホルモンのバランスが崩れてしまうと、髪が抜けやすくなったり、育毛力が低下してはげやすくなってしまいます。

2.頭皮に優しいシャンプーを使おう

頭皮環境を整えるには、まずはシャンプーが自分に合っているかどうかを見直すことです。シリコン系のものは洗浄力が強いので、アミノ酸シャンプーなど皮脂を取りすぎないものを選びましょう。

シャンプー剤よりも、その前に湯で洗うことで大抵の皮脂汚れは取り除くことができますので、刺激が少ないものが一番です。すすぎ残しも頭皮環境を悪化させますのでしっかりと洗い流してくださいね。

せっかくのオシャレも台無しに!女性の「つむじはげ」の原因とケア方法

 

まだまだあるつむじはげ対策

つむじはげを防ぐための対策をもう2つご紹介しましょう。

1.分け目は定期的に変えよう

いつも同じところに分け目をつけていると、つむじはげが進行しやすくなります。またいつも同じ分け目部分に紫外線が当たり続けると頭皮環境は悪化してしまいます。

そこで、分け目を定期的に変えてあげたり、時には分け目を作らない日を作るなど負担を減らす工夫をしてくださいね。

2.たんぱく質+亜鉛を取ろう

髪の主成分はその9割がたんぱく質です。そこで、食事からも良質なたんぱく質を取ることが欠かせません。ただし、たんぱく質だけでも頭皮環境は守ることができないのです。それを助けてくれる亜鉛を一緒に取ることがつむじはげの予防効果をよりアップしてくれますよ。

亜鉛は、牡蠣やゴマ、卵の卵黄、牛肉などに多く含まれていますので合わせて取るようにしてください。

後姿もいつまでも若くいるためには、つむじはげを未然に防ぐことが大切です。また出来てしまったつむじはげもシャンプー剤の見直しや栄養の摂取で改善できますので、是非取り組んでみましょう。