バストは女性の最大の魅力です。しかし、年齢とともに少しずつ重力に逆らえず、垂れていってしまいます。
温泉にいくと、バストの垂れ具合で年齢が分かってしまうかもしれません。
バストの形を若々しくキープすることで、体にフィットした洋服も綺麗に着こなせますし、露出度の高いキャミソールやタンクトップ、水着も問題ないでしょう。
手軽にできるバストアップ方法とは？
女性の象徴である胸を大きくしたいと望む女性は多いですよね。胸を大きくするには、いろいろな方法があります。この胸の悩みを持っている方が調べる中で、豊胸手術や豊胸サプリメント、バストケアクリームにいきつくことも多いのではないでしょうか。
ただ、メスを入れて自分の体を変える豊胸手術に不安を感じる人、体の中に取り入れるサプリメントにどのような成分がはいっているかを不安を感じる人もいます。
また、手術代やサプリメント、クリームにどのくらいのお金がかかるのか気になる人もいますよね。ここでは、自分の体を変えることも何かを体に取り入れることもなく、費用がまったくかからないエクササイズ、マッサージ方法を紹介します。
各エクササイズの効果
大胸筋を鍛えることでアンダーバストが大きくなります。大胸筋はバストの土台となるので、大胸筋が鍛えられると胸のたるみ防止となり胸に張りが出て胸を大きく見せ、バストアップにつながるのです。
小胸筋はバストを上に引き上げる筋肉。小胸筋が凝り固まったり衰えると、胸が下がったり、左右の胸が離れたりしてバストを小さく見せてしまいます。小胸筋を鍛えることでバストを上に引き上げて大きく見せるのです。
リンパマッサージの効果は、リンパや血の流れを良くして老廃物の排出を促すことと、ツボや乳腺を刺激することで女性ホルモンの分泌を促すことがあげられます。このことが結果としてバストアップにつながるのです。
バストアップエクササイズ
こちらは立ったままでも座ってでもいつでも気軽にできるエクササイズです。やり方は、次のようになります。
1．まず背筋を伸ばして、ひじを横に張り出すようにして両方の手のひらを胸の前で合わせて５秒から８秒かけて息をゆっくり深く吸ってください。
2．５秒から８秒かけてゆっくり深く息を吐き出しながら、両手を押し合います。
3．息を吐ききったらゆっくり力を抜きます。
注意することは、猫背にならずにしっかりと背筋を伸ばすこと、胸の筋肉に意識を集中させること、呼吸を止めることなくゆっくり深くおこなうことです。
また、両手を押し合いながら手の位置を胸の前後、左右、上下に動かす方法もあります。この時も深いゆっくりとした呼吸をしながらおこないましょう。手を合わせる位置は基本は胸の中心ですが、胸の左右それぞれの位置でおこなうとより筋肉への負荷が高くなります。
こちらのエクササイズでは大胸筋を鍛えることができます。無理のない範囲で毎日続けることで効果がより高くなります。
バストアップに効く筋トレ
まずは、腕立て伏せのやり方を説明します。
腕立て伏せ
1．床に両手と両足をついて体をまっすぐに伸ばしてください。このとき、両手は肩幅より広めにつき、手首とひじのラインを一直線に保ちます。
2．体の線をできるだけまっすぐに保ちながら、胸を張り腕を曲げます。ひじが体から離れないようにしてください。呼吸はゆっくり吸いながら体をおろしていきます。そして、息を吐きながら両腕で床を押して体をあげます。
腕立て伏せができない場合には、膝立て伏せをおこないます。腕立て伏せとの違いは膝が床についていること。このとき、すねは床から上げてください。負荷が軽くなるので、エクササイズ初心者にはやりやすい方法です。
腕立て伏せは筋肉を伸張・収縮させる大胸筋エクササイズです。１日の回数は１０回から３０回を目安に、無理のない範囲でおこなってください。
大胸筋を大きくすることが目的なので、傷ついた大胸筋の筋繊維の回復時間を十分にとることが必要です。エクササイズは週２回か３回を目安におこなってください。
リバースプッシュアップ
リバースプッシュアップは腕立て伏せを逆におこなう、次のようなエクササイズです。
1．イスや段差の前に立ち、イスや段差の端に、肩幅に開いた両手を置きひじを伸ばします。
2．両足はまっすぐ伸ばし、かかとで地面を支えて、体の背面はイスや段差に近づけておきます。
3．顔を前方へ向けて息を吸いながらひじを曲げ、ゆっくりと体を下げていってください。このとき、ひじが外側に広がらないようにします。息を吐きながら、今度はひじを伸ばして体をあげていきます。
リバースプッシュアップは小胸筋を鍛えるエクササイズです。ハードですので、無理をしないでおこなってください。
小胸筋は長時間のパソコン作業や運転といった日常生活で凝り固まりやすい筋肉です。小胸筋が凝り固まっていると感じる場合は、まずマッサージなどでほぐしてからエクササイズをするようにしてください。
鎖骨リンパマッサージ
鎖骨リンパ節は全身の老廃物の最終出口です。出口が滞らないように、まずは、鎖骨リンパ節からマッサージしましょう。
1．鎖骨の内側を数回さすります。
2．次に、腋窩リンパ節のマッサージのためにわきの下を優しく揉みほぐしてください。
リンパマッサージは優しくさする程度で、強くなりすぎないように気をつけてください。
バストアップマッサージ
次に、バストマッサージの方法をご紹介します。マッサージをおこなうのは、体の温まっている入浴中やお風呂上りが効果的です。毎日１０分から１５分を目安におこなってください。肌を傷めないように、マッサージクリームやボディクリームを使用して優しく行ってください。
マッサージ その1
1．右側のバストの下に両手を置き、左右の手を交互に上に引き上げるようにバストを持ち上げます。胃の部分の肉を引き上げるように持ち上げてください。左側のバストも同じようにおこないます。
2．左手を右側のバストの上部に置き鎖骨に向かって上へとさすります。左側のバストも同じようにおこないましょう。胸の張りを保っている皮膚を引き上げて、バストの垂れを防ぎます。
3．左手を右側のバストの外側から内側へ円を描くように、バスト全体を持ち上げながらマッサージします。左側のバストも同じようにおこないます。胸をつぶさないように優しくおこないましょう。メリハリのある谷間を作ります。
マッサージ その2
わきや背中に流れた胸の肉を定位置に戻すマッサージです。
1．左手を右側のバスト横に、右手を左側のバスト横に置いて、脇腹から背中の肉を中央へもってくるようにさすります。
2．両手をそれぞれのバストの下に置いて、抱え込むように持ち上げます。
マッサージ その3
1．右腕をバストラインに沿って体に巻き付けるように、できるだけ背中へと回します。
2．少し強いくらいの力で、背中から脇腹、胸の下から中央へ、ゆっくりと外側から内側へバストラインに沿って、脂肪を移動させましょう。
3．最後は両手を軽くお椀型にして、左右の手を交互にウエストから左胸の下へ、脂肪を持ち上げるようにします。
4．片側5セット行い、終わったら反対側へ。
5．両鎖骨の指２本下がった所にそれぞれ指先を置きます。中央から外側にかけて、3秒間ずつプッシュします。リンパを流れるだけでなく、ツボを刺激することで呼吸がしやすくなりますよ。
ポイント
外から内側に脂肪をおくりこみ、また下から上に持ち上げて、乳腺を刺激することがポイントです。
おわりに
魅力的なバストをキープしていると、気持ちをいつまでも若々しくしてくれますし、全体的のスタイルも美しく見えます。
またバストアップエクササイズを行うことで、血行が良くなるため、体中に女性ホルモンが巡ります。その結果、肌がツヤツヤになったり、若返りといった効果が得られます。
バストのサイズがAからCになるということは実は珍しいことではありません。規則正しい生活を意識して、バストアップエクササイズを継続することで、きっと変化が感じられると思います。
