小顔になるためのポイントは、顔の筋肉を鍛えて、顔を引き締めることです。
顔にぽってりとお肉がついてしまうのは、顔の表情筋を使っていないことによって、脂肪が蓄積してしまったり、リンパが滞って老廃物が排出されていなかったりすることです。
そのため、表情筋を鍛える必要があるのですが、日常生活で人と会話したり、笑ったり怒ったりするだけでは、表情筋はほぼ使われていません。逆に、表情筋を意識して動かすようにシている方は、顔の表情も豊かで、いつまでも若々しい顔立ちをキープすることができます。
そこで今回は、小顔になるための簡単なエクササイズをご紹介いたします。
舌出しトレーニング
小顔になる、顔やせトレーニングとして効果的なやり方の1つに「舌だしトレーニング」というものがあります。
舌は体の中で唯一骨とつながっていない筋肉で、舌を出すだけで、顔や首とあごの筋肉を刺激し、顔が引き締まります。やり方もすぐにぱっとできるものです。
1.舌を思いっきり前に出し、自分の目で見えるくらいまっすぐ伸ばして10秒キープ
2.舌を下に向けて、あごにつけるイメージで10秒キープ
3.舌を上に向けて、鼻の頭につけるイメージで10秒キープ
4.舌を左に思いっきり伸ばして10秒キープ
5.舌を右に思いっきり伸ばして10秒キープ
6.最後に口の周りを一回転
【ポイント】
・舌は根本から大きく動かしましょう。
・伸ばせるだけ伸ばしてください。
・両肩を下げるように行うとさらに効果が高まります。
顔ヨガ
あまり普段人と接する機会が多くなかったり、お仕事上の事務的な対応しかしていないと、顔の筋肉が凝り固まってしまいます。凝りをほぐそうと力強くマッサージをしてしまうと、お肌への刺激が強く、しわやシミの原因になってしまう可能性もあります。
そのため、まずはマッサージの前に「顔ヨガ」で顔をほごしてあげると良いでしょう。最近では雑誌やテレビなどでも知られるようになりましたが、いわゆる変顔をぎゅーっと作ることによって、日常生活で殆ど使われない深層筋や皮膚を解し、血行を良くしてあげる、というものです。
顔ヨガは隙間時間にぱぱっとできてしまいます。ご自宅ではもちろんですが、エレベーターやおトイレの中などでも簡単にできますのでおすすめです
ツボ押しマッサージ
次に、ツボを押してリンパの流れを良くするマッサージをご紹介いたします。
まず、両耳を自分で左右に引っ張ってみてください。耳の周りには様々なツボがあり、さらに耳の後ろ側には耳介後リンパ節があります。耳たぶの裏側の少し上、押さえてみて痛気持ちいい場所がありませんか?そこがリンパ節です。
耳の内側に指をひっかけるようにして、左右に軽く引っ張り、上下や前後にゆさぶるようにすると、耳の後ろの他のリンパ節もあたたまり、顔の老廃物が排出されやすくなるのです。
耳は普段はほとんど動かないパーツなので、引っ張ったり伸ばしたり、ぐいぐいと動かすことによって、顔全体の血行が良くなり、あごから耳にかけてのフェースラインがシャープになり、肌ツヤが増していきます。
また、頬や口元がぽってりした印象になっている場合や、左右のほうれい線が目立たないようにする対策として、舌先で口の中からその部分を押し上げるというマッサージも効果的です。
唇の裏側、歯茎の外側に舌先を差し込んで上下全てをぐるぐると回すように押していきます。
舌出しトレーニングのように、舌をかなり動かしますので、舌を動かしている筋肉の根元から首筋、デコルテラインまでが引き締まり、小さな動きから大きな小顔効果が望めます。
こちらのエクササイズも簡単にできますので、本を読みながらでもできます。また、入浴後にはスキンケアクリームを塗ってから行うと、お風呂上がりで血行も良くなっているのでさらに効果的です。
首筋リンパマッサージ
最後に、顔から排出された老廃物を身体に落とし込むように、首筋のリンパマッサージを行います。
入浴時に体が温まった時に、石鹸やボディソープなどの泡をたっぷりたてて、石鹸などの泡をたっぷりと作ってから、手を滑らすようにしてさすると良いでしょう。
リンパ節は、耳の後ろ、首筋、そして鎖骨にあります。
1.顔の中央から左右へさすります
2.左右から耳の後ろのリンパ節へと押し流します
3.耳の後ろから、首筋、鎖骨へと流し込みます
このマッサージを繰り返していくことで、ほほや額、あごのむくみがとれ、目鼻のパーツがハッキリと際立ってシャープさを増してきます。
さらに、両脇の下にあるリンパ節も洗いながら押して刺激すると、ここは特に大きなリンパのポンプとも言われていますので、老廃物の滞りをほぐし、顔回りもスッキリとしてくると言われています。
リンパマッサージを終えてすっきりしたら、シャワーで泡を丁寧に洗い流して、おしまいです。お風呂上がりには丁寧に保湿し、細胞をふっくらさせた状態を保つことによって、ツヤのある肌、小顔を維持できます。
一度覚えてしまうと、毎日の入浴時に顔や体を洗いながらさするだけで、コツコツと小顔ケアが行えるようになります。顔や首筋の上に手の平を滑らせ、さするようにして、老廃物を落とし込むことがっポイントですよ。
まとめ
- 舌をしっかりと動かすことで、顔の周りの筋肉を鍛えて小顔効果アップ
- 顔ヨガでコリをほぐし、リンパを流れやすくします
- マッサージでむくみを解消します