口元のシワは3種類!できてしまった時のケアと予防する方法

老けて見えるのでやっかいな口元のシワ。隠すことができないやっかいな存在ですが、代表的なのがほうれい線ではないでしょうか。けれど、老けて見える口元のシワはほうれい線だけではなく、実は3種類もあるということをご存じでしょうか。またその原因はそれぞれ異なります。

口元のシワは残念ながら放置したままでいると薄くなることはなく、逆に加齢に伴ってどんどん深くなっていきます。そんな老けて見えてしまうシワができた時の正しいケア方法や、改善するための方法、できなくする予防法をご紹介します。

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シワはなぜできる?

口元のシワといえばよく知られている代表のほうれい線が思い浮かびますが、口元のシワの種類は3種類に分けられます。その種類別に原因を詳しくご紹介します。

なぜシワはできるの?

シワができる大きな原因は、肌の内側にあるコラーゲンやエラスチンが大きく関係しています。肌の真皮にあるコラーゲンが肌の弾力を保ち、エラスチンはコラーゲンを束ねて、肌の弾力を確保しているのです。この2つの成分は、20代を過ぎると徐々に減少していくため、表情に伴ってできる笑いジワなどが元に戻らなくなっていきます。

ただしシワができる原因は、単にコラーゲンやエラスチンの減少だけではなく、外側からの影響も大きく関係しています。

・肌の乾燥によるもの
・ダイエットによるもの
・筋肉の老化によるもの
・筋肉にかかる過剰な力によるもの
・表情によるもの

といったことも、シワを作る原因になっています。

口元のシワの種類と原因

これらの原因からできてしまう5つのシワの種類について、詳しく見ていきましょう。

1.乾燥ジワ

口の周りに、乾燥が原因でできてしまう細かい小さなシワのことです。細かく小さな、ちりめんジワと呼ばれるシワで、唇の縦じわも肌の乾燥が原因でできます。肌の乾燥は気候が原因で起こりますが、空調の効いた部屋に長時間いる環境なども乾燥を招きます。また紫外線を浴びることで、コラーゲンやエラスチンが破壊されることも乾燥につながります。

今は小さなちりめんジワでも、放置することで細かいシワが集まり、だんだん深く目立つシワに変化してしまいます。

2.表情ジワ

口を動かしたり、笑ったりした時にできる、またほうれい線が目立つ原因として、表情ジワが原因になっていることがあります。

表情ジワはいろいろな表情を作ることによって、何度も同じところにシワができることから、皮膚が形状記憶シャツのようにシワとして固定されたものをさします。目元の笑いジワや口元のシワの代表のほうれい線も表情ジワに含まれます。特にほうれい線はできやすいだけでなく、顔全体を老けて見せるシワでもあります。

表情ジワができてしまうこと自体は、表情が豊かで素敵なことですが、美容面で考えるとない方が良いですね。放置していると皮膚の表面だけでなく、真皮層など皮膚の深い部分にまでシワが刻まれてしまいます。

3.筋力低下ジワ

顔にはたくさんの表情筋があります。その筋力が衰えるとシワができてしまいます。筋力低下ジワができやすいのは、表情筋をあまり動かさない無表情なタイプの方です。ほうれい線も筋力低下によってできます。

あまり顔の筋肉を動かさない生活を続けていると、表情筋が老化、退化していき頬の皮膚や脂肪を支える力が衰えていきます。口の端からあごにかけて、たるんだようにできるシワも、筋肉の低下で目立ってきます。さらにたるむことで、シワ以外に頬の毛穴まで目立つようになります。

最近ではスマホを長い時間操作することが原因で、シワができることがわかっています。スマホ操作はどうしてもうつむいて行うことになるため、筋肉がゆるんで口元にシワができやすくなるのです。

4.筋肉緊張ジワ

口を閉じた時に、梅干しのようなシワがあごにできるのは、緊張ジワです。これは口を閉じた時に力が入るオトガイ筋という筋肉に、通常以上の力が込められてしまうことでできるシワです。

口の周りの筋肉が衰えていて、口を閉じようとして力が入ってしまう場合だけでなく、歯並びが悪く隠そうとしたり、表情の癖でオトガイ筋に力が入り、緊張状態になってしまうこともあります。

5.ダイエットシワ

ダイエットで食事制限などをしていた場合、必要な栄養が不足してしまし、コラーゲンやエラスチンを作り出す細胞がダメージを受けて、新陳代謝が低下してしまい、シワの原因となることもあります。また肌の生成に必要となるタンパク質が不足することでも、シワができやすくなってしまいます。

これらの原因を解消すると共に、できてしまったシワをケアしてそれ以上シワが深くならないようにする必要があります。

口元のシワは3種類!できてしまった時のケアと予防する方法

口元にシワができてしまった時のケア

鏡を見てシワを見つけたら、多くの女性はショックを受けてしまいますね。特に口元のシワはできやすく、加齢も重なるとどんどん深くなってしまいます。口元にシワができた場合のケアには、シワの種類に合わせたケアを行うと効果的です。

乾燥ジワのケア

乾燥ジワのケアは他のシワのケアよりも最も簡単で改善しやすいシワです。ただし、細かいシワもケアを怠ってしまうと集まってしまい、取り返しがつかない深く太いシワになってしまう可能性がありますので、まずはしっかり保湿をして、乾燥を改善することが大切です。

保湿ケアを行う

スキンケアはセラミドやヒアルロン酸などが配合された、保湿効果の高いものを使用するようにしましょう。またコラーゲンの生成を促進する成分が含まれた化粧品を使うのも乾燥防止につながります。

肌を乾燥させないようにする

空気が乾燥する秋冬だけでなく、夏場でもエアコンを常につけている部屋は肌が乾燥しがちです。加湿器を使用したり、濡れタオルを干すなどして湿度を保ちましょう。また紫外線を浴びることも肌の乾燥を招きますので、日焼け対策もしっかりするようにしましょう。

表情ジワのケア

表情ジワのケアは日ごろの表情の癖がシワになっているので、自分の表情の癖を自覚することがポイントとなります。そしてその癖を意識し、口元にシワがよらないようにすることが肝心です。

合わせてシワ部分を伸ばした状態でシワに効果のある美容液や保湿効果のある化粧水をしっかりつけるケアで、さらにシワを改善しやすくなります。

筋力低下ジワのケア

表情筋、特に口周りの口輪筋の動きが少ないため、筋力が低下してできたシワには口輪筋を鍛えるエクササイズがおすすめです。特に効果が高いのが「舌回し」や「あいうえお体操」です。

舌回しエクササイズ

舌回しのやり方は、口を閉じて唇と歯の間に舌を沿わせ、右回りに20回、左回りに20回回すだけです。口の周りだけでなくあごも鍛えられるので二重あごの改善にも効果的といえます。

あいうえお体操

大げさなほど大きく口を開けて「あ・い・う・え・お」と声を出すだけです。それぞれの口で15秒キープします。こちらも二重あごにも効果的といえます。

口角引き上げエクササイズ

口を軽く閉じ、上下の唇を口の内側に丸めこんで、口角を引き上げます。その状態で5秒から10秒キープして、ゆっくり戻していきます。

1日人と話すことがあまりないなど、表情筋を使う機会が少ない人は、朝夕と鏡を見て笑顔を作る練習をするだけでも効果がありますので、ぜひ心がけてみましょう。

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口元のシワを予防する方法

口元のシワを予防するには、しっかりとした保湿をし、口輪筋を日ごろから鍛えておくことが大切ですが、それ以外にも日常生活で口元のシワを予防できる方法があります。

シワ予防の美容液を使う

肌に潤いとハリを取り戻す美容液を使いましょう。おすすめは「トワエッセ モアヴェールエッセンス」です。

この美容液は、創業100年以上の化粧品メーカーIKコスメティックスが開発したのですが、医学誌にも掲載されるほど高い評価を得られています。

その秘密が人工皮膜成分「メビヴェール」が成分に入っていること。日本美容皮膚科学会で発表された成分で、お肌に塗ることで瞬時にお肌にバリアを張ることができ、肌にハリと弾力を取り戻しやすくなるのです。

30日間の「全額返金保証」があるため、試しに使っていただくだけでも損はない美容液だと思います。合わないと思った時は返品・返金が可能です。

仰向けに寝る

寝る時に横向きやうつ伏せで寝てしまうと、あごや顔に歪みがでやすくなるため、シワやたるみの原因になってしまいます。仰向けで寝るとそれらが回避できます。また枕の固さに注意し、首のたるみができないようにすることも大切です。

口角を意識する

普段の生活で口角を意識することはないという方の方が多いかもしれませんが、意識的に口角を上げることで自然と口元の筋肉を鍛えられます。先に紹介した口角筋のエクササイズも毎日の習慣にしましょう。

頭皮マッサージをする

口元のシワ予防には頭皮マッサージも効果的です。頭皮と口元は一見関係ないように思えますが、2つはつながっているので、頭皮マッサージを行うことで口元のシワを予防することができます。

シャンプー後などに、指全体を使って髪の生え際から頭皮を揉みながら頭頂に向かってマッサージをします。抜け毛や白髪の要望にもなるのでおすすめです。ただし何もつけないと逆に頭皮に刺激が強すぎますので、頭皮ケア用のオリーブオイルなどを使うのがおすすめです。

姿勢を正す

いつもうつむいている、また猫背気味の人などもシワができやすい生活をしているといえます。また頬杖をつくのが癖になっている人も、シワが同じ場所にできて記憶され、どんどん深くなってしまいますので、意識して姿勢を正すようにしましょう。

栄養バランスの取れた食事をする

肌を作る栄養分は、食事から摂取するのが一番効率的です。特に加齢と共に新陳代謝は衰えてしまいますので、意識して肌に栄養となる食事を心がけることが必要です。逆に脂の多い食事や、過剰な砂糖の摂取などは、肌の機能を低下させますので、控えるようにしましょう。

生活習慣を見直す

睡眠不足や疲労、ストレスなども肌の乾燥を招き、肌の健康を低下させてしまいます。特にタバコは肌の美容に必要なビタミンCを破壊するため、シワを改善するためには禁煙が必要です。また食事はしっかり噛むことを習慣にしましょう。あごが鍛えられ、表情筋も鍛えられます。
口元のシワは3種類!できてしまった時のケアと予防する方法

早めの対処がポイント

口元のシワは早めの対処がポイントとなります。シワは浅ければ浅いほどケア次第で解消されますが、深く太く刻まれたシワは解消することは非常に困難です。早めに対処することで、案外簡単にシワをなくすことは可能となります。

今シワが気にならなくても早めにケアをする

若い間は少しシワができても、すぐに元に治りますが、年齢と共に徐々にシワが戻るまで時間がかかるようになります。そんなにシワが気にならなくても、保湿ケアや顔周りの筋肉は常に鍛えるようにしましょう。

スマホの時間を控える

スマホやパソコンの画面を長時間見続ける生活も、口の周りのシワを作る原因となります。なるべく長時間同じ姿勢でいないように心がける、また小まめに休憩するなどして、顔のシワができないようにしましょう。

シワ対策は早く始めればそれだけ効果も上がります。保湿成分が配合された化粧品のスキンケアに加え、シートパックなどスペシャルなケアもしっかり取り入れていきましょう。