美容に必要なのは充分な睡眠!友野なおさん考案「眠活」のススメ

突然ですが「眠活」という言葉をご存知でしょうか?眠活に取り組むと健康はもちろん、美容やメンタルにも良い影響があります。最近疲れているなと感じたら、睡眠を見直してみましょう。

今回は眠活の基礎知識と、眠活が美容に与える影響について解説します。

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人生の約3割は睡眠時間

睡眠と美容について考える前に、まずはどれくらい睡眠に時間を使っているか思い返してみましょう。もし1日7時間寝ているとすれば、1週間で49時間、1ヶ月で210時間睡眠に使っています。1年間で2500時間以上です。

それだけの時間を費やすのですから、睡眠が人生において重要なファクターであることは事実です。しかし、長時間の睡眠を取っていても疲れが抜けない、熟睡できず何度も起きてしまうなど、睡眠の質に悩んでいる人は多いものです。

誰もが必要な活動だからこそ軽視されやすい睡眠ですが、改めてきちんと考えてみましょう。

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眠活とは?

眠活は睡眠を軸に女性の心身を整える健康法で、元ミス日本に選ばれた友野なおさんが考案しました。体に合う睡眠を取ることで、美容と健康に良い効能を得られます。熟睡して十分に体を休めれば、ストレスの軽減にも役立ちますよ。

眠活の主な内容は、就寝前にスムーズに入眠できるようにする、起床後はスッキリ起きられるようにすることです。日々の睡眠をきちんと取れるようにして、仕事や育児、プライベートをより充実したものにできます。

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睡眠と美容の関係

睡眠と美容は切っても切り離せない深い関係があります。

睡眠不足が続くと
・肌荒れ
・便秘や腹痛
・基礎代謝の低下
・疲労感で顔色が悪くなる
など、美容への様々な悪影響が起こります。

また、寝ている間には体脂肪を分解する酵素の分泌や、肌細胞が修復されていることはご存知でしょうか。特に夜10時から翌日2時までの間は成長ホルモンが分泌され、「肌のゴールデンタイム」と呼ばれているのです。美しさを保つためには質の高い睡眠が不可欠です。

ぐっすりと眠ることでストレス軽減にもなるため、ストレスからくる肌荒れやニキビ、ハリの低下などに効果があります。

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眠活の流れとポイント

眠活はぐっすり眠ってスッキリ起きられる体を作る活動です。そのため、就寝前と起床後の行動が肝になります。

就寝前にやること

就寝前はスムーズに入眠できる環境づくりを行います。

・温かいハーブティーなどを飲む
カフェインが入っていない温かい飲み物を飲みます。ホットミルク・ココア・ほうじ茶・白湯なども良いです。じんわりと体が温まり、寝ている間の水分不足を防ぎます。

・単純作業を行う
眠くなくても眠くなるまで布団に入ってじっとする、というのはあまり効果的ではありません。寝る前の1時間は家事や趣味など、単純な作業をすると眠りやすいです。例えば家計簿をつける・アイロンがけをする・本を読むなどです。じっとしているよりも、すんなり眠りに就けますよ。

・アロマを炊く
良い香りを炊いて心身ともにリラックスしましょう。寝る1時間前から好きな香りのアロマを焚いて、ゆったりと過ごすと安眠できます。安眠効果があるのはカモミール・ラベンダー・クラリセージ・オレンジスイートなどです。

・湯船に浸かる
入浴はシャワーで済ませず、しっかり湯船に浸かりましょう。湯船に浸かることで体を芯まで温め、深部体温が上昇します。体の芯が温まった後は徐々に体温が低下するため、低下する段階で布団に入っているとぐっすり眠れます。

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起床後にやること

・日の光を浴びる
スッキリ起きるために起床後すぐに行うのが、カーテンを開けることです。人間の体内時計は正確には24時間ではありません。朝起きてから日の光を浴びることで体内時計が正しく修正され、脳が朝だと認識します。

・フルーツを食べる
起床直後は喉が渇いていたり、頭がぼーっとしますよね。フルーツを食べれば水分と栄養を一緒に摂ることができます。フルーツに含まれるブドウ糖は脳にとってエネルギーになるので、さらに美味しく水分を摂取できて一石二鳥です。

・朝食をとる
起床後の朝の習慣を作っておくと、体のリズムを整えやすいです。大体同じ時間に朝食をとり、その後トイレに行く習慣をつけると良いです。栄養補給と老廃物排出のサイクルが回ってリズムが整います。

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眠活のポイント

・入浴は就寝30分前までに
入浴で一旦体の深部を温めた後、ゆっくりと体温が下がっている状態がぐっすり眠れるタイミングです。そのため布団に入る段階では体が「ぽかぽか」ではない方が良いです。入浴は寝る30分前には済ませて起きましょう。

・体に合う寝具を選ぶ
眠活をやっているのにぐっすり眠れないのは、合わない寝具を使っているせいかもしれません。枕の高さ、布団のサイズ、生地の肌触りなどを見直してみましょう。首や肩を計測して最適な枕を作ってくれる専門店もあるので、一度寝具専門店で見てもらうと良いでしょう。

・眠りやすいパジャマを選ぶ
心地よい睡眠には心地よいパジャマが要ります。肌を擦らず、寝ていてもはだけないパジャマが適しています。サイズが大きすぎたりフードが付いているものは避けましょう。コットンやシルクなど、肌になじみ締め付けない素材が良いです。