彼とのつきあいが長くなれば喧嘩をすることもでてきますよね。つきあいが長くなくても喧嘩をするカップルもたくさんいます。でも、なんだか最近喧嘩が多いと感じることがありませんか?喧嘩の度合いによっては、別れを選んでしまうケースも少なくありません。
喧嘩=別れとなるカップル、それでも長続きするカップルには、それぞれ喧嘩に特徴があります。その特徴をご紹介いたします。また、あなたが見直すべき点を5つご紹介いたします。同じことを何度も繰り返さない為に、今後の参考になさってくださいね。
「すぐ別れるカップル」の喧嘩の特徴
思ったことをそのまま言ってしまう
普段の会話なら、相手を傷つけるような言動はしませんよね。でも、喧嘩の最中ともなると相手の気持ちを考える余裕もなくなり、思ったことをそのまま言ってしまいます。
「ふざけんな!」
「むかつく!」
「ウザッ!」
などならよくある言葉なのですが、喧嘩の時に言われるとかなり腹立たしい気持ちになってしまいます。さらに、相手が気にしていることや、これを言ったらおしまいだろうというようなことまで勢いで言ってしまうことがあります。
「喧嘩の時はホンネが出る」なんてよくいいますが、言われた側は、全てホンネだと思ってしまうケースが多いです。喧嘩で感情的になり、口走ってしまった事は、なかなか後から否定することはできないということを忘れないでください。
なんとなく喧嘩が終わっている
喧嘩をした後、特に問題を解決するわけでもなく、お互い喧嘩のことには触れずになんとなく終わっていた。そういうことを繰り返しているカップルがいます。ささいなことであっても、喧嘩の原因について話し合い解決しておかないと、また同じことを必ず繰り返します。
話し合えない
喧嘩をしたらきちんと仲直りすることが大切です。原因をハッキリとさせて、お互いどうして怒ってしまったのか、その気持ちをきちんと話し合うことで解決の糸口がみえてくるはずです。喧嘩をした時に話し合いをすることができないカップルは、長くは続かない傾向があります。
喧嘩中なのに一緒にいる
お互い相手にイライラした気持ちを持っているのに、一緒にいるとイライラが倍増してしまいます。イライラしているけど、そのまま離れてしまっては終わってしまうかもという不安から、距離をおくことができないんですよね。でも、少し離れてみることで冷静になることができ、解決策がみえてくることもあります。
過去の話をむしかえす
喧嘩をすると、ついつい過去の話を持ち出して相手を責めたりなじったりしてしまうことがあります。終わったことをむしかえすということは、火に油をそそぐようなものです。ますます状態が悪化してしまいます。
「長続きするカップル」の喧嘩の特徴
喧嘩をしても長続きする、そんなカップルの喧嘩にはどんな特徴があるのでしょうか?
感情をむきだしにしない
喧嘩をすると、どうしても感情のまま暴言を吐いてしまいます。でも、長続きするカップルは、喧嘩をしている時でも感情を抑えて冷静さを保ち、言葉を選んで話します。相手を傷付けることなく、自分の気持ちを伝えるということができます。
謝罪や感謝の言葉を伝えられる
喧嘩をした時、それを終わらせるのに大切な言葉として「ごめんなさい」「ありがとう」があります。お互いの気持ちをきちんと理解し、悪かったところは謝る。許してくれたことに対して、ありがとうという気持ちを言葉にして伝えることができます。
話しを聞く
喧嘩をしていても、きちんとお互い相手の話を黙って最後まで聞いています。感情的になっていると、相手が話をしているのに「だって」「でも」「それは違う」などと途中で話を止めてしまうことがよくあります。喧嘩をしている時だからこそ、きちんと相手の話は最後まで聞くことが大切なのです。これができないと話し合いが成立せず、こじれてしまう傾向が非常に高くなります。
距離をおくことができる
喧嘩に解決の糸口が見えない時は、必ずお互い冷静になる時間が必要です。少し離れて時間をおくことで、解決策がみえてくるようになります。
あなたが見直すべきこと
1.自分が正しいと思わない
あなたが正しいこともあるでしょう。でも、喧嘩をしている時にそれを口にだして相手を間違っていると言ってはいけません。喧嘩の時は、お互い自分が正しいと思うものです。少し時間をおいて、どうして相手がそういう行動をとったのか、そういうことを言ったのか、落ち着いて考えてみましょう。
つきあっているからといって、いつも同じ気持ちや考え方というわけではありません。それぞれいろんな考えがあり、とらえ方があります。そこにほんの少しずれが生じているだけなのです。修正は可能なのです。
2.大人になりましょう
喧嘩をすると、どうしても相手に何かを求めてしまいますよね。変わってほしい、こうなってほしい。でも、求めてばかりでは何も変えることはできません。彼に変わってほしいなら、まず自分が変わらなければいけません。
ポイントは、「大人になること」です。
普段から大人な行動をすることで、相手もそんなあなたに気付いて、少しずつ変わってくれるはずです。
3.素直になる
喧嘩をしている時もしていない時も、素直になりましょう。意地を張っても何もいいことはありません。喧嘩をした時に、自分から素直になって謝ったり、仲直りしたいという意思表示をしましょう。
あなたが素直になれば、きっとその気持ちは相手に届くはずです。
4.相手を責めない
喧嘩の最中に相手を責めるのはやめましょう。勢い余って暴言を吐いてしまったりもします。その時に発したあなたの言葉は、ずっと相手の心の片隅に残ってしまいます。
感情的にならずにというのは難しいかもしれませんが、喧嘩が始まっても怒りという感情に支配されないようにしなければいけません。大きく深呼吸をするだけでも、気持ちを一旦落ち着かせることができます。また、ほんの少しでもその場を離れたりすることで、冷静になることができます。
5.別れを考えない
喧嘩をすると、毎回「別れる」という言葉を口走ったり、心でつぶやいたり考えたりしていませんか?喧嘩の結末=別れとしてしまうと考えると、高い確率でそうなってしまいます。相手の嫌なとこしか見えなくなってしまうのです。
どんなに激しい喧嘩をしても、「仲直りする」「この人とずっと一緒にいる」そういう思いをいつももっていることが大切です。仲直りしたいという気持ちがあれば、これからお互いどういうふうになっていけばいいのか、どうすればいいのかが見えてきます。
たまの喧嘩はいい刺激に・・
喧嘩はなるべくしない方がいいにきまっていますよね。でも、たまにする喧嘩ならそれで二人の仲が深まることにもなり、マンネリ気味のカップルにはいい刺激になる場合もあります。
喧嘩をするたびに、お互い一緒にいるなら変えていかないといけないところがみえてきて、二人で成長していくことができます。今まで知らなかった相手の思いや考えを知ることができるいい機会でもあるのです。
喧嘩を悪い方にとらえないで、それを乗り越えることでお互いの絆が強くなっていくというふうにとらえるようにしましょう。