潤いたっぷりでぷるぷるの唇は女性の未食を引き出す強い武器になります。素敵なメイクや髪型でバッチリ決めても唇がガサガサだと台無しですね。
だれもが憧れる唇の潤いですが、人によってはすぐに乾燥してしまう唇に悩まされているのも事実です。
キレイかつ健康的な唇で自信が持てるよう、今回は正しいケア方法をご紹介していきます。
そもそも唇はとってもデリケート
乾燥や刺激にとっても弱い唇。唇は実は皮膚ではなくて粘膜だということをご存知でしょうか。皮膚とは違い油を調整する皮脂腺が極めて少ない唇は、油分が非常に少なく乾燥しやすいのです。
そして唇の表面を見てもわかる通りとっても薄い粘膜のため、摩擦などの外的刺激にとても弱いパーツでもあります。
唇の皮むけの原因
唇の皮向けについて代表的な原因を5つご紹介します。原因がわかればしっかりと対策ができますので確認してみてください。
空気の乾燥
冬になると唇が荒れてしまいやすくなります。それは乾燥によるもので、基本的にはほぼすべての人が外的乾燥による唇の皮向むけを経験しています。
乾燥が気になる季節になってきたらお部屋や職場で加湿器を使用したり、夜に湯船に浸かったりして、しっかりと保湿をしてあげるように心がけましょう。
体内の水分不足
人間は平均して1日に1.5リットルの水分補給をするべきだとされていますが、あなたはしっかり水分を摂取できていますか?
体が必要とする水分を補えないと脱水状態になり、唇にも影響を与えてしまいます。唇が乾燥しているときは外的要因ばかりに目が行きがちですが、まずは体の水分量を調節する事から心がけてみてもいいでしょう。
口呼吸
口呼吸になることで口内が大変乾燥しやすくなります。蓄膿症だったり歯並びが悪かったりして口がしっかりと閉じない人は要注意です。またいびきを書く人も同じく口呼吸になりがちです。
日常的に鼻呼吸を心がけることで乾燥を防ぐことができますので、このような症状が思い当たる方はぜひ一度処置方法を考えてみてください。
ビタミンB2の不足
ビタミンB2は粘膜や皮膚、爪や髪を形成する手助けをしてくれるビタミンです。このビタミンB2が不足すると唇が荒れたり、口内炎や口角炎になってしまいます。
積極的にレバーやアーモンド、納豆など、ビタミンB2を含む食材を摂取しましょう。サプリメントなどで普段の食生活にプラスαでビタミンを摂取してもいいでしょう。
紫外線
唇は皮膚ではないため、紫外線から身を守るためのメラノサイト細胞がありません。メラノサイト細胞がメラニンを生成し紫外線から肌を守る役割を果たすのですが、唇にはこの防衛本能が備わっていないのです。
UVカット効果のあるクリームなどで、お肌と同様に唇の紫外線ケアも万全にできれば理想的でしょう。
唇が皮むけしている時のNGな行動
日常生活の中で、知らず知らずのうちに唇にとってNGな行動をしている人が実は多くいるのも事実です。良かれと思って行っているNGな行動を見直して、さらに綺麗で強い唇作りを目指しましょう。
1.唇を舐めたり皮をむく
唇が乾燥してくると無意識のうちに唇を舐めてしまいますが、これは逆効果です。唇を舐めてしまうことでさらに水分が失われ乾燥が進んでしまいます。
また唇の皮が向けてしてしまった状態から皮をむいてしまうと、デリケートな唇にさらにダメージを与えてしまいます。
2.リップクリームを塗った後に唇を上下にこすり合わせる
唇はとてもデリケートなパーツです。摩擦などにも繊細に反応してしまいます。リップクリームなどでケアしたあとに、唇を上下にこすりあわせることでさらに刺激を与えてしまいます。
3.食後に口元を清潔にしない
食事を楽しんだ後、口元をそのままの状態にしてしまっていませんか?
食事の中に含まれる油分が口元に残ってしまっている状態で放置すると、唇が荒れてしまい、皮向けやかゆみを引き起こしてしまうのです。基本的に食後にはすぐに唇を綺麗にするように心がけましょう。
香辛料なども唇に強い刺激を与えてしまいます。食後に口元を清潔にすることはもちろんのこと、唇がとても荒れている状態の場合には刺激物は避けたほうが無難でしょう。
4.合わないリップクリームや口紅を使用する
自分の体に合わない成分が入ったリップクリームや口紅を使用することで、さらに唇が荒れてしまう状況を生み出してしまいます。使用してみてすこしでもおかしいなと感じた時には、すぐに使用を中止して新しいものを試すようにしてください。
唇の皮むけの正しいケア
デリケートな唇は間違えたケアをすることですぐに状態が悪化してしまうことも。正しいケアを身につけて効果を最大限得られるようにしましょう。
正しいリップクリーム選ぶ
正しいケアを始めるにあたって、リップクリームの見直しが必要になります。あなたの唇の状態を確認した上で正しいものを使用することが重要です。
すでにあなたの唇が荒れてしまっていて皮向けも始まっている場合には、医療用のリップクリームを使用することをおすすめします。通常のリップクリームは唇の荒れや皮むけを予防するためのものですので、すでに症状が深刻化している場合には医療用に変更してください。
リップクリームを使い分ける
紫外線に弱い唇は日中しっかりとUVケアを行う必要があります。そのため、UVケア効果が配合されたリップクリームを使用してください。
夜間にはUVケア成分が配合されたリップクリームは不要ですので、通常のリップクリームを使用しましょう。
リップクリームは縦に塗る
唇のシワは縦向きにはいっていますので、リップクリームを塗る際にはしっかりと効果が出るようにするためにも縦塗りを心がけてください。
横向きに塗ってしまうことで摩擦や刺激になってしまいますので、丁寧に縦向きに、なるべくこすらないように塗りましょう。
リップクリームは温めて使用する
冷たい固形のリップクリームを唇に擦り付けながら塗りつけると、唇に必要以上に刺激を与えてしまいます。
使用する際にはなるべく温まって柔らかくなったリップクリームを使用したり、一旦指先でリップクリームをとり、その後唇に使用することで唇をさらに保護することができます。
プルプルの唇でキレイ度アップ
繊細で刺激に弱い唇は、荒れてしまう原因と正しいケアを身につけることで潤いのある綺麗な唇にすることが可能です。
その時々の状態に合わせてかしこくケアし、ぷるぷる唇を手に入れてみてください。