「お酢」と聞くとどのようなイメージが浮かぶでしょうか。「すっぱい」とか「体に良さそう」というイメージを思い浮かべる方が多いかもしれませんね。
以前はお酢というと米酢や穀物酢が殆どで、調味料のイメージが強かったのですが、最近ではお酢の優れた美容効果に注目し、フルーツを使用した飲むお酢を扱うビネガーバーも登場しています。ビネガーバーと聞くと、ちょっと高級なイメージがするかもしれませんが、フルーツを使ったお酢は自宅でも手軽に作ることが出来るのですよ。
そこで、今日は美容の味方「レモン酢」の作り方と、オススメの飲み方についてご紹介します。
レモン酢にはどんな効果があるの?
フルーツを使ったお酢は沢山ありますが、その中でもレモン酢は手軽に作ることが出来ながらも、優れた効果が期待できるのでオススメです
レモン酢の効果としては、
・血液をサラサラにしてくれる
・疲労回復
・血流を良くし代謝をアップする
・高血圧予防
・美肌効果
などがあります。
レモン酢の作り方と保存方法
では、具体的にレモン酢の作り方と保存方法をご紹介します。
レモン酢の作り方
材料・レモン(国産無農薬) 1個
・氷砂糖 100g
・お好みのお酢 200ml
レモン酢にはレモンを皮ごと使用します。外国産の輸入レモンは、長い輸送期間に痛まないよう防かび剤などが使用してありますので、国産の無農薬のレモンを準備した方が安心です。氷砂糖はお好みでもっと量を増やしても構いませんし逆に減らしても構いません。また、お酢の種類は純米酢、穀物酢、リンゴ酢、黒酢、何でも構いませんので自分の好みに合ったお酢を選ぶようにしましょう。
作り方
1.レモンを良く洗い、キッチンペーパーで水分を拭き取ったら皮を付けたまま1cm程度の輪切りにする。
2.レンジ可の耐熱瓶に氷砂糖とレモン、お酢を入れる。
3. 電子レンジ(600W)で30秒加熱する。(蓋なし)
4.粗熱が取れたら蓋をして、常温で半日ほど置けば完成。
時間はかかりますが、電子レンジを使用せずにレモン酢を作る方法もあります。
作り方
1.煮沸消毒した保存用の瓶を用意する。
2.レモンを良く洗い、キッチンペーパーで水分を拭き取ったら皮を付けたまま1cm程度の輪切りにする。
3.用意した保存用の瓶に氷砂糖とレモン、お酢を入れる。
4.氷砂糖が溶けるまで常温で保存する。
5.氷砂糖が溶けたら冷蔵庫で保存する。
電子レンジを使用しない作り方では完成まで約2週間ほどかかります。
レモン酢の保存方法
レモン酢が完成したら冷蔵庫で保存して、1か月以内には使い切るようにしましょう。また、レモン酢に使用したレモンが黒ずんできたら取り除いてしまって構いません。ただし、レモンを取り除く際には清潔な箸を使用するようにしましょう。清潔な箸を使用しないと、レモン酢にカビが生える原因になりますからね。
オススメの飲み方
お酢の味が好きな方は大さじ1杯程度をロックでそのまま飲んでも構いませんが、原液はちょっと、、という方もいらっしゃいます。その場合には以下の飲み方を試してみてくださいね。
炭酸割
レモン酢大さじ1杯に対し炭酸水100mlで割ると爽やかな炭酸飲料になりますよ。レモン酢の量はお好みで調節してください。
水割やお湯割
炭酸割同様に、炭酸水を水やお湯に代えて楽しむことも出来ます。冷たい飲み物が苦手な方もお湯割なら安心ですね。
牛乳割
レモン酢を牛乳で割ると、少しとろみがついてラッシーや飲むヨーグルトのような感じになります。氷砂糖で甘みがついていますし、牛乳で割るだけと簡単ですので忙しい朝にも最適です。
紅茶に入れる
紅茶にレモン酢を入れると爽やかなレモンティーのようになり飲みやすいですよ。入れる量は酸っぱさをみながら加減してくださいね。
調味料として使うのもオススメ
レモン酢はドリンクとしてだけでなく、調味料として使うことも出来ます。
マリネ液やドレッシングに活用できるだけでなく、お肉につけて焼くと、レモンとお酢の効果でお肉が柔らかくなるためオススメです。
まとめ
レモン酢はレモンの農薬に注意すること、保存瓶の消毒に注意することに気を付ければ、誰にでも簡単に作ることができます。以前、レモン塩が万能調味料として流行りましたが、レモン酢はお酢の効果がプラスされるため、お肉を柔らかくする効果はレモン塩より優れているといえます。簡単に作れる上に、ドリンクとして飲むことも調味料として使用することも出来るなんて、まさに一石二鳥といえますね。レモン酢を保存する瓶をお洒落な瓶にするだけで、冷蔵庫を開けるたびにちょっと気分も上がりますよ。
ただし、レモン酢をドリンクとして飲む際には気を付けなくてはならないことがあります。それは、空腹時を避けることと、大量に飲まないことです。お酢の刺激が強すぎて胃を傷つけてしまう可能性があるからです。空腹時は避け、一日大さじ1~2杯程度を目安にとりいれてみてくださいね。