最近話題の「瞑想浴」をご存知でしょうか?瞑想浴というのは心と体をリラックスさせる入浴方法で、誰でも簡単にできるため、ハマる方が続出しているんです。お風呂をリラックスタイムとしている女性は多いですね。そのリラックスタイムを瞑想浴でさらにリラックス効果をアップさせてみませんか?そこで今回は極上のリラックス気分を味わえる瞑想浴をご紹介します。
「瞑想浴(瞑想入浴法)」とは?
瞑想浴とは、心と体を最大限リラックスさせることで極上のリラックス気分を味わえる入浴方法です。自宅のお風呂で誰でも簡単にできるため人気が急上昇しています。
毎日の習慣にしても良いですし、週末や疲れたときのスペシャルケアとして行うのもおすすめです。
瞑想浴のポイントになるのは呼吸法と浮力で、お風呂のお湯の中に体を漂わせることで、不思議な雰囲気を味わえます。これがまさに極上のリラックスなんです。
瞑想浴のメリット
瞑想欲のメリットは何といっても簡単に瞑想できることです。
部屋の中で瞑想しようとすると、いろいろな雑念が頭に浮かんでなかなか難しいものですが、お風呂の中だと簡単に瞑想できるということです。
瞑想で得られる効果にはこのようなものがあります。
・リラックス効果
・ストレス解消
・集中力が高まる
・睡眠の質を上げる
・疲労回復
・免疫力のアップ
・ひらめきを引き出す
このような心身ともに素晴らしい効果があるため、ぜひ日常生活に取り入れたいものです。お風呂は毎日入るものですから、お風呂に入りながら瞑想すると時間を有効に使えます。
それにもともとお風呂にはリラックス効果がありますから、瞑想するのにピッタリなんです。
現代人はとても忙しく、部屋で瞑想するような時間をとることはできません。入浴時間を有効利用できるというのが瞑想浴最大のメリットです。
瞑想浴を始める前に
瞑想浴を始める前の準備として、つま先から膝までをマッサージしておくと、血行が良くなって体が温まり、瞑想しやすい体にすることができます。
まずは肌への負担を避けるため、マッサージオイルやクリームをつけましょう。つま先から足の甲、足の裏、足首、ふくらはぎ、膝裏にあるリンパ節といった順番で、老廃物を流すようなイメージで行います。
事前にマッサージで血流やリンパの流れを良くしておくと、瞑想浴をすることでたまった老廃物も流れやすくなり、美脚効果を得ることも可能です。
瞑想浴のやり方
では具体的に瞑想浴のやり方ご説明します。
1.ぬるま湯(38~40℃)に好きな香りのアロマや入浴剤を入れてから湯船につかります。
2.リラックスしてきたら湯船の縁に頭を預けて目を閉じ、腕を前に出し、楽な姿勢をとります。
3.ゆっくり細く口から息を吐き、体の力を抜いていきましょう。
4.息をしっかり吐ききったら鼻からゆっくりと息を吸い、浮力で腕が自然に浮かび上がってくるのを感じてください。
5.浮力を感じながら呼吸を意識します。吐く息を吸う息の2倍の長さになるようにしましょう。
この呼吸法を繰り返すことで、しだいにお湯と体の境があいまいになり、まるでお湯に溶け込んでいく感覚を味わうことができます。十分にリラックス効果を実感できたら終わりです。
どうしても長風呂になってしまうという方は、週末など時間があるときに時間を気にせずにやってみましょう。
よりリラックスするためには、お風呂の電気を消し、キャンドルなどでホンワリした明かりだけにしたほうがやりやすいです。瞑想浴専用の入浴剤なども販売されていますから、いろいろ試してみるのもおすすめです。
瞑想浴におすすめの香り
瞑想浴に絶対欠かせないのはアロマや入浴剤といった香りです。
香りは、人の感情や行動、記憶を司る大脳辺縁系に直に働きかけ、いろいろな効果をもたらします。だからこそ瞑想浴で使うアロマなどの香りは重要なんです。
瞑想浴におすすめの香りはローズマリー、サイプレス、ジュニパー、フランキンセンスなどです。アロマによっては直接お肌に塗布しても大丈夫なものもありますから、お風呂に垂らすだけではなく、頭のてっぺんに垂らすのもおすすめです。
香りを複数持っておくと、その日の気分によって香りを変えることもできますね。無臭空間で瞑想するより効果もぐっと上がります。
香りを選ぶうえで重要なことは、おすすめの香りに振り回されず、自分が直感で良いと思ったものを選ぶことです。瞑想浴でまだ味わったことのない極上のリラックスを味わってみてください。
瞑想浴の注意点
瞑想浴をするときの意点は、うっかりお風呂の中で眠ってしまわないことです。呼吸法をしっかり意識する瞑想浴ではありますが、気持ち良さから眠ってしまう場合もあります。
入浴中の事故は多く、東京都だけでも年間1,000件を超える事故が起こっています。ついうっかり眠ってしまって溺れてしまうという事故は身近に起こり得るということをしっかり覚えておきましょう。
また、毎日の習慣にしたい瞑想浴ですが、体調が悪いときや、疲れがたまりきっているような状態のときは避けるべきでしょう。あなた自身の体に問いかけ相談し、無理のない範囲で取り入れてくださいね。