ヘアブラシの掃除を忘れていませんか。
こだわりのヘアブラシを使っていても頻繁に掃除していなければ、髪はきれいになりません。ここでは簡単にできるヘアブラシの洗い方をご説明いたします。
タイプによって洗い方が異なるため、使っているヘアブラシに合わせて正しい方法で掃除してくださいね。
ヘアブラシは定期的な掃除が必要!
「髪を梳かすことに一生懸命でヘアブラシの掃除ができていない」という人もいるのではないでしょうか。
ヘアブラシは正しい方法で洗わなければピンに埃が付いたり、髪が絡みついたりします。このような状態で髪を梳かすと仕上がりが悪く、頭皮にも望ましくありません。
洗い方をマスターしてヘアブラシをきれいな状態にしておきましょう。
ヘアブラシ~プラスチック製~の掃除方法(洗い方)
ヘアブラシは主にプラスチックや木、動物の毛で作られています。これらの中で最も掃除しやすいのがプラスチック製のものです。
毎日のお手入れ
プラスチック製ヘアブラシは掃除が簡単ですが、毎日水洗いをするとヘアブラシが傷んでしまうことがあります。
毎日の掃除には水を使わず、目に見える汚れを取りましょう。
用意するもの
歯ブラシ
くし
洗い方
1.歯ブラシを滑らして髪や埃をからめとります。
2.目立つ汚れが取れたら、くしをピンにこすり合わせて細かな汚れを取ります。
3.ピンの根元から先端に向かって汚れをかきだします。
毎日の掃除を頑張ると埃や髪がたまりにくいため、週に1回程度の水洗いもしやすいですよ。
水洗い
毎日掃除をしても少しずつ汚れはたまってしまいます。週に1回は水洗いをしてきれいな状態を保ちましょう。
用意するもの
シャンプー
ぬるま湯
タオル
洗い方
1.洗面器などにぬるま湯とシャンプーを3プッシュ程度入れます。
2.ヘアブラシを使い、シャンプーを泡立てます。
3.泡立ったらヘアブラシをシャンプーの中に浸けます。
4.一晩程度置いておきます。
5.ヘアブラシを軽く振って汚れと泡を落とします。
6.絡まった髪などは手で取りましょう。
7.汚れが落ちたらシャワーをかけて洗い流します。
8.泡が完全に流れたらタオルで拭きます。
9.乾いたタオルの上に置いて数時間乾かします。
絡みついた髪や埃が落ちにくい場合は歯ブラシを使いましょう。乾かす際は風通しの良い場所に置いておくとカビなどを予防できます。
シャンプーの時に洗うのもおすすめ
手間をかけずにプラスチック製ヘアブラシを水洗いしたい人は、シャンプーをする時にヘアブラシも洗ってしまうと良いでしょう。
用意するもの
シャンプー
タオル
ぬるま湯
洗い方
1.いつものように髪をシャンプーします。
2.シャンプーが泡立ったらヘアブラシで梳かします。
3.髪についているシャンプーを洗い流します。
4.シャワーを使い、ぬるま湯でヘアブラシの泡を流します。
5.髪が絡まっている場合は手で取ります。
6.タオルで水分を取り、風通しの良い場所に置きます。
こちらの方法では、シャンプーの途中でヘアブラシを使って髪を梳かすだけで簡単にヘアブラシの掃除ができるため、忙しい人にもおすすめです。
木製のヘアブラシの掃除方法(洗い方)
木製ヘアブラシはピンや柄を傷つけないように優しく洗うのがポイントです。
毎日の掃除はプラスチック製と同じように絡まった埃や髪を取ればよいですが、使用する歯ブラシは柔らかいものを選びましょう。
木製ブラシの水洗い
木製ヘアブラシを頻繁に水洗いするとカビが生える可能性があります。次に紹介する洗い方は週に1回程度がおすすめです。
用意するもの
柔らかい歯ブラシ
シャンプー
ぬるま湯
タオル
洗い方
1.歯ブラシでヘアブラシに絡みついた髪や埃を掃除します。
2.少量のシャンプーをもったりとするまで泡立てます。
3.泡立ったシャンプーをピンの上に乗せ、手で優しく洗います。
4.ぬるま湯で洗い流します。
5.ぬめりがなくなったら、汚れと水分を振り落とします。
6.タオルで水分を拭きます。
7.タオルの上に乗せ、風通しの良い場所で乾かします。
乾かす際はピンの先端を下にすると水分が飛びやすいです。
動物毛のヘアブラシの掃除方法(洗い方)
動物毛のヘアブラシは静電気が起きにくく、髪をツヤツヤに梳かしやすいです。その一方で、プラスチック製や木製のヘアブラシと比べて水に弱いため、掃除には気をつけなければなりません。
頻繁に水洗いをすると動物特有の臭いが出たり、毛が抜けたりすることがあります。水洗いの頻度は3か月に1回程度が良いでしょう。
絡みついた髪や埃を柔らかい歯ブラシやガーゼを使って掃除することを習慣化しておけば、3か月に1回程度の水洗いでもきれいな状態を保てます。
動物毛のヘアブラシの水洗い
油分を含んだ動物毛のヘアブラシは埃が溜まりやすいという特徴があります。汚れが気になりだしたら慎重に水洗いしましょう。
用意するもの
シャンプー
ぬるま湯
爪楊枝
洗い方
1.3プッシュ程度のシャンプーを泡立てます。
2.泡をピンの上に置きます。
3.手で泡を馴染ませ、優しくヘアブラシを掃除します。
4.細かい埃や髪は爪楊枝で掃除します。
5.ぬるま湯でしっかりと泡を流します。
6.タオルで軽く拭いた後、陰干しします。
水で濡らした後にドライヤーの熱や直射日光を当てるとヘアブラシにひびが入ってしまうことがあります。乾かす際は注意しましょう。
ヘアブラシを掃除するアイテムもオススメ
ヘアブラシの掃除に使える専用アイテムも販売されています。汚れが気になる場合は使ってみても良いでしょう。
ヘアブラシクリーナー
ヘアブラシクリーナーは絡みついた汚れや髪を簡単に掃除できるアイテムです。
ピンに差し込み、髪を梳かすように動かすだけで汚れをキャッチできるため、日々の掃除に便利です。
水洗いに対応しているものを選べば、細かくこびりついた汚れも取りやすく、ヘアブラシをきれいな状態に保てます。
定期的にヘアブラシを洗おう
ヘアブラシは定期的に掃除して髪や埃を取り除くことが大切です。日ごろから汚れを取っておくと、スペシャルケアも簡単にできますよ。
美しいヘアブラシで梳かすとさらに髪がきれいになるでしょう。