最近注目を集めている「アホエンオイル」をご存知ですか?簡単に自分で作ることが可能で、脳の若返りに効果が期待されています。脳を若返らせ活性化させるのに効果的だといわれるクイズなどの脳トレは、楽しい半面ちょっと面倒ですね。アホエンオイルなら1日1匙食べるだけでOKなのでとってもお手軽です。そこで今回はたった2つの材料でできるアホエンオイルの作り方をご紹介したいと思います。
「アホエンオイル」とは?
脳の若返りに効果的だといわれているアホエンオイル。「アホ」とはスペイン語でにんにくを意味しています。つまりにんにくとオリーブオイルで作られたオイルのことで、1日1匙食べることで、健康効果が期待できるといわれています。
普通のサラダ油のように過熱して使用するオイルではなく、えごま油などのように加熱せずにドレッシングとしてサラダにかけたり、パスタに和えたりして使います。熱に弱いという特徴があります。
アホエンオイルの効果
にんにくとオリーブオイルのたった2つで作られているアホエンオイル。
にんにくにはアリシンという成分が含まれていて、風邪予防、疲労回復、殺菌作用、血圧低下、冷え性改善、美肌効果などさまざまな健康効果をもっています。
そのアリシンに熱を加えることで変化したのがアホエンといういわれる成分で、アホエンオイルにたっぷり配合されています。
アホエンが発見されたのは1984年。血液をサラサラにしたり、ストレス回復、がん予防、ボケ予防、記憶力アップなどアリシンよりも効果がアップします。健康効果に加えて脳に与える効果も大きく、脳を若返らせてくれるためボケ予防や記憶力のアップにつながります。
アホエンオイルの作り方
アホエンオイルはにんにくとオリーブオイルの2つの材料で誰でも簡単に作ることが可能です。
作り方
1.にんにくをこまかく刻んで(2片)2時間ほど置く
2.オリーブオイル100mlを耐熱グラスに入れ、鍋で湯煎する
3.オリーブオイルが50℃くらいに温まったら、にんにくを入れ火を止め3時間置く
4.茶こしなどで刻んだにんにくを濾して保存瓶に移す
出来上がったアホエンオイルは冷蔵庫で保存し、1週間ほどで使い切るとよいでしょう。にんにくを入れていますが、出来上がったアホエンオイルはにんにくのニオイも抑えられていて、朝食べても気になりません。
にんにくを刻んで2時間ほど置くと、アホエンが通常の3倍にも増えますので、この工程はぜひ実行してくださいね。
作り方をご紹介しましたが、アホエンオイルは大型のスーパーやインターネットで購入することも可能です。どうしても作るのが面倒、時間がない、うまく作れなかったという方は、購入してみても良いかもしれません。
最近ではサプリメントも登場しているようです。
アホエンの副作用
脳や健康に効果が期待できるアホエンですが、効果が高いものは副作用が気になりますね。
アホエンに副作用はないようですが、効果をアップさせたいからとにんにくを過剰に摂取すると、下痢を起こしたり胃腸があれる恐れがあります。
また、アホエンは加熱することで発生するため、生のにんにくを食べたとしても効果を得ることができません。アホエンの効果を得るにはアホエンオイルを作りましょう。
アホエンオイルの使い方のまとめ
加熱しない
アホエンオイルは熱に弱いという特性を持っているため、使うときには加熱しないことが大切です。過熱してしまうとアホエンが壊れてしまい、効果を得られません。
1日1匙で効果を得られるため、オイルが苦手でない場合はそのまま食べてもOKです。ベースはオリーブオイルですから、トーストにかけてもおいしいです。
日光に当てない
作ったアホエンオイルは涼しい場所、直射日光の当たらない場所で保管してください。頻繁に使用するのでキッチンの調理台に置きっぱなしにするのはよくありません。冷蔵庫での保管がおすすめです。
できる限り早く使い切る
自作したアホエンオイルは保存料が入っていないので、できるだけ早く使い切るようにしましょう。作る量にもよりますが、少量なら1週間程度、多めに作っても1か月以内には使い切りましょう。
容器は必ず加熱殺菌する
アホエンオイルを保存する容器は必ず使用前に加熱殺菌しておきましょう。「洗ってしまっていたから大丈夫」「お店で買ってきたばかりだから清潔」と思うのは間違いです。加熱殺菌できないプラスチック容器ではなくガラス瓶がおすすめです。
密閉容器を使う
オイルは酸化しやすいという特徴を持っています。品質を保持するためにできるだけ空気に触れさせないよう、密閉容器を使いましょう。
無臭にんにくは使わない
アホエンオイルを作るときのにんにくは、スーパーで手に入る普通のにんにくで良いのですが、アホエンに変化するアリシンはにんにくの独特のニオイに含まれる成分です。
そのため、無臭にんにくは使わないでください。
アホエンオイルを作るときは温度を意識しなければいけないので、面倒に感じる方もいるかもしれませんが、面倒くさそうと思わずにぜひ一度試してみて下さいね。