お化粧をするのと同じように、カラーリングでおしゃれを楽しんだり、気分転換をしたい!女性なら誰しもそう感じるものです。
しかし髪が伸び始めるとカラーリングされていない部分が目立ってきてしまう「プリン」状態が起こってしまいます。そこがカラーリングをしている方の悩みでもありますね。
今回は髪の毛の「プリン」に着目し、簡単に治す方法をご紹介します。
髪の毛がプリンになるのはいつ頃?
髪の毛がプリンになってしまう期間を知る前に、髪ってどのぐらいで何センチぐらい伸びるのかについてお話しますね。
実は髪の毛って平均すると1日に0.3~0.5ミリも延び、1ヶ月で1センチ程度伸びるのが一般的なのです。つまり2ヶ月、3か月すると2~3センチもプリンが出来てしまうので、さすがに目立ちますよね。
またカラーリングをする際に選んだ色によっても、プリンの目立ち具合は変わってきます。明るめの色を選んだ場合は1センチ程度でも目立ってしまいます。割とおとなしめの落ち着いた色合いでも2センチを超えるとどうしてもカラーリングをしていない部分が目立ってきます。
寒い冬は、春や夏よりも若干髪が伸びるのが遅い方もいますが、それでも2カ月半もするとプリンは確実に目立ってくるのでどうにか対処したいものです。
髪の毛のプリンは「リタッチ」で直す!
1~2ヶ月に一度カラーリングをすれば、脱プリンが出来るということは分かっていても、現実的にはなかなか厳しいものです。
カラーリングって決して安いとは言えません。また時間もかかる為、特に主婦の方などは時間をこまめに取るのも大変ですね。さらに、あまり頻繁にカラーリングをすると、髪のダメージも気になります。
そこで、髪の毛にもお財布にも優しい「リタッチ」法を取り入れて、プリンを治す方法をご紹介しましょう。
リタッチはセルフでも可能
リタッチというのは、髪の根元部分だけ染めることをいいます。
最近ではドラッグストアなどに行っても、スプレータイプの手軽なものからヘナカラーといった髪に優しいものまで多種多様な商品が販売されています。
美容院に行ってリタッチをしてもらう方がきれいに仕上がるのは確かです。しかし、その時間ももったいないし、安くあげたいという方はセルフリタッチがお勧めですよ。
ただし前髪部分は自分が鏡で見える部分は大丈夫ですが、見えにくい後頭部や側面などは細かいリタッチが難しいものです。そこでそんな時は、友達などに協力してもらってするとうまくいきます。
失敗しない為のリタッチ注意点
簡単にプリンを回避できるリタッチですが、失敗してしまう事もありますので注意点をチェックしておきましょう。
1.リタッチに選ぶ色は少し暗めを選択しよう
最初の色に合わせようと色を選ぶと明るくなってしまうなど、色の差が出ると非常に格好悪いことになります。また逆プリンにもなりかねません。
そこで、少し暗めの色を選ぶことをお勧めします。また髪の色は光の当たり方で見え方が変わるのでその点も考慮しましょう。
2.細かく分けながらリタッチ
リタッチの際の塗り残しも失敗に多い例です。そこで、細かい束に分けながら塗っていくことが大切です。
細かく分けながら塗っていくことで、塗らないでいい部分を塗ってしまうとこともなくなるので、面倒でも少しずつ行ってくださいね。
3.襟足から頭頂部へリタッチ
リタッチの際に塗っていく方向にもポイントがあります。襟足の生え際部分から頭頂部の生え際に向かって塗っていくことです。そうすることで上手に仕上がります。
髪の毛のプリンをごまかす方法もある!
プリンは塗り直さないとNGと思っている方に朗報です。敢えてプリンを塗らずに誤魔化す方法もあるのです。
では早速チェックしていきましょう。
根元ふんわりで目立たなく!
プリンになるのは髪の根元からです。そこで、根元が目立たないようにしてあげると、プリンが誤魔化せますよね。
アイロンなどを使って髪をふんわりと立ち上げ、スプレーで固定してあげることで根元は見えづらくなり、まだカラーリングがキレイな部分だけが見えます。
編み込みヘアでプリンを隠す
編み込みをすることで根元を隠すという方法もおすすめです。ただ、きっちりと固く編み込むと逆に根元が見えてしまいます。
そこで、立ち上げるようにふんわり編み込むのがポイントです。それにより、女性らしさも演出できるのでダブル効果が期待できますね。
ヘアバンドで根元を演出
ヘアバンドやカチューシャといったアイテムを使用してプリンをごまかす方法もあります。明るめの色の物や柄があるものを選ぶと、人の視線もヘアバンドやカチューシャにいくので、プリンが目立つことを避けられます。
前髪を立ち上げて格好良く隠す
モデルさんや女優さんも良くしている「ポンパドール」アレンジを取り入れるのも、プリンごまかしテクニックとして有効です。
おでこを出すことでさわやかな印象も与えられ、かつ明るい印象になります。ワックスなどでふんわり前髪を仕上げましょう。
カラーリングにつきもののプリン状態のリタッチ法とごまかし方をまとめてご紹介しました。ごまかすときもかわいく女性らしく、かつ髪に優しくオシャレも楽しみながら、プリン隠しを行いましょう。