脳の若返りに効果的な7つの栄養素と、脳を活性化させる方法

年齢と共にちょっとした物忘れが頻発し、困ったものねと思うことも多いものです。

今回は脳の若返りに注目し、活性化させるのに有効な7つの栄養素、そして食べ物以外に活性化させる方法も合わせてご紹介します。

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脳の老化とは?

身体の老化というのもあれば、同様に脳の老化もあります。

脳の老化というと、記憶力の低下などが思いつきますが、その原因は生理にも関係しています。その為、女性も脳の老化は無視できないのです。生理中は女性ホルモンの分泌バランスが崩れ、ストレスなどにより機能低下も起こりがちです。

また記憶力などに関係する脳の老化は、神経伝達を行うネットワークが弱体化することで起こります。早い方だと40代から脳の進行がはじまり、女性の方が男性よりも進行度合いが早いという特徴も知っておきましょう。

脳の若返りに効果的な7つの栄養素と、脳を活性化させる方法

脳の若返りに効果的な栄養素と食べ物

そんな脳を若返らせるのに効果的な栄養素、そしてそれらの栄養素を含む食べ物をご紹介しますので是非参考にしてください。

1.ポリフェノール

記憶力と非常に密接な関係があるポリフェノールは、脳の機能を高める働きを持っています。

頭がなんだかぼんやりするという時は、脳の酸素量が不足している状態です。これは活性酸素が大きく影響していますが、ポリフェノールを取ることで活性酸素を分解し、かつ血流アップを促進してくれます。

ポリフェノールを含む食べ物は、納豆、れんこん、春菊、バナナ、そばなどがあります。

2.レシチン

続いてはレシチンという栄養素です。

記憶力や学習する能力には神経伝達物質であるアセチルコリンが必須となります。アセチルコリンが脳内に一定量存在してくれると、集中力や記憶力をキープすることが出来るのです。逆に不足すると集中力などが低下していきます。

アセチルコリンはコリンを含んでいるレシチンを摂取することで補うことが出来ますので知っておきましょう。

レシチンを含んでいる食べ物は、レバー、卵の黄身部分、豆腐、うなぎ、小魚などがあります。

3.ブドウ糖

脳をしっかりと働かせるには脳のエネルギー源が必要です。その脳を働かせるエネルギー源になるのがブドウ糖です。ただし血液中のブドウ糖濃度は一定に保たれる必要があることから、多く溜めることが出来ないという難点があります。

そこで、1日のうちに数回ブドウ糖を摂取する食べ物を取っていくことが大切です。

ちなみにブドウ糖を含む食品は、飴、お米、麺類、ゴボウなどがあげられます。

4.オメガ3脂肪酸

脳機能の発達や機能維持に重要な働きをするのがオメガ3脂肪酸という栄養素です。脳内の情報はシナプスと呼ばれる神経細胞を経由しますが、そのスピードに関係しているのがオメガ3脂肪酸です。

またそれだけではなく、記憶に関係する神経細胞の細胞膜を柔軟にするはたらきも持っている為、非常に重要です。

青魚(アジ、サンマ、サバ)、大豆、クルミなどに多く含まれています。

5.ルテオリン

花粉症予防やアレルギーに効果的なサプリ等にもなっているルテオリンは、脳の活性化に重要な栄養素です。記憶力が低下しないように予防したり、低下した記憶力を回復させることが可能です。

とある実験によると、年を取ったマウスに4週間ルテオリンを与えると、記憶力が壮年並に戻ったというデータもあるほどです。

ルテオリンを含む食べ物は、紫蘇、ミント、ラッカセイなどがあります。

6.ビタミンB1

ビタミンB1は脳機能に大切なブドウ糖を届ける大事な働きをする栄養素です。アルツハイマー病患者に記憶力の改善効果をもたらしたという報告もあるほどです。

水溶性ですぐに尿内に排出されやすい栄養素なのでこまめな摂取が必要です。

豚肉、たらこ、ヒマワリの種などを積極的に摂取しましょう。

7.パントテン酸

パントテン酸は脳の老化の典型ともいえる物忘れに効果的なアセチルコリンを作り出すのに欠かせない栄養素です。

パントテン酸が含まれる食べ物は、ブロッコリー、ニラ、ネギなどの野菜類とピーナッツなどです。

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食べ物以外で脳を活性化させる方法

では、食べ物以外で脳を活性化させていく方法を見ていくことにしましょう。

1.指を動かす

1つ目は指をこまめに動かすことです。

楽器や料理などもおすすめですが、簡単にできる体操もありますのでご紹介しておきます。

1.手のひらを前に出して指全体を伸ばします
2.数を1から5までゆっくり数えながら指を折り曲げていきます
3.次は6から数を数えながら折り曲げた指を開いていきます
4.左右の指を同時に、1テンポ時間をずらしながら指を折り曲げ、その後開いていきます

2.定期的に身体を動かす

運動は全身の血流を改善させることで脳の若がえり効果ももたらします。それは脳に酸素が供給される為です。

その為、激しい運動である必要はありませんが、ウオーキングなど簡単な運動を行うようにしましょう。

3.脳を使うゲームをする

脳を刺激させるパズルやちょっとしたクイズなどのようなもの、またオセロや将棋も有効です。

刺激を与えることが大切ですので、慣れてきたら別のゲームに変えたり、レベルをアップさせて取り組むのがポイントです。

いつまでも身体も脳も若々しくいる為に、栄養素に工夫したり指の体操などを取り入れることも大切です。