炭水化物でもキレイに痩せる「じゃがいもダイエット」のやり方

一般的なダイエットでは炭水化物は「悪」とされているので、ご飯の量を減らしたり、食事から抜いてしまうのが良いといわれていますね。でも炭水化物がないと食事が味気なくなったり満腹感が得られずに挫折する人も多いです。でも同じ炭水化物でもじゃがいもはダイエットにおすすめです。今回は今注目の「じゃがいもダイエット」をご紹介します。

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「じゃがいもダイエット」とは?

ダイエットするのにじゃがいもを活用するのは意外だと思いませんか?
意外性の高い「じゃがいもダイエット」が今注目されています。

じゃがいもダイエットは料理研究家の浜内千波さんが提唱した新たなダイエットです。
浜内先生はよくテレビ番組にも出演されているので、ご存知の方も多いのではないでしょうか。

飾らない面白いキャラクターで人気を集めています。

じゃがいもは満腹指数が高く満腹感を得られるので、カロリーを抑えられます。
じゃがいもに含まれる「タンパク質」と「ポテトプロテイン」の効果によるもので、食べると「満腹ホルモン」と「コレシストキニン」を分泌させ、これらが脳の満腹中枢を刺激するため、食べ過ぎを抑制しカロリーを抑えられるのです。

炭水化物でもキレイに痩せる「じゃがいもダイエット」のやり方

じゃがいものカロリーや栄養

じゃがいものカロリーは100gあたり76kcalと低めです。
おにぎりは100gあたり約180kcalなので、同じ炭水化物でもじゃがいもの方がカロリーが低カロリーです。

じゃがいもは緑黄色野菜ではありませんが、ビタミンやミネラルが豊富な野菜です。
中でも豊富なのは次の3つの栄養素です。

ビタミンC

じゃがいもは1日に必要なビタミンCのおよそ半分が含まれています。
ビタミンCは抗酸化作用が高く、美肌効果や脂肪を燃焼するために必要な栄養素です。

また免疫も高めてくれるので、風邪をひきやすい季節には積極的に摂取したい栄養素です。

カリウム

体内の不要な塩分や水分を体外へ排出させる効果があるカリウムも豊富です。
むくみ改善に効果的です。

クロロゲン酸

クロロゲン酸はポリフェノールの一種で、じゃがいもの皮に多く含まれています。
クロロゲン酸は脂肪をため込むのを抑える効果があります。

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じゃがいもがダイエットに効果的な理由

多くの方がじゃがいもダイエットで成功しています。

なぜじゃがいもに痩せる効果があるのかを具体的にみていきましょう。

食べ過ぎを防げる

タンパク質とポテトプロテインが満腹ホルモンとコレシストキニンを分泌させ、満腹中枢を刺激するため、食べ過ぎを防いでくれます。

ダイエットをしていると空腹感に負けてしまい、ついお菓子をつまんでしまったりして失敗することも多いですが、満腹感が得られるのでこういったつまみ食いや食事の量自体を減らすことができます。

そうすると摂取カロリーが抑えられますね。

どのくらい満腹感を得られるかは、シドニー大学にて開発された「満腹指数」で確認できます。
満腹指数は食後すぐに満腹になって腹持ちが良い食べ物を数値にあらわしたものです。

食パン100%が基準となりご飯は138%、じゃがいもは323%。
じゃがいもは食パンの約3倍もの満腹指数があることがわかります。

便秘の解消

ポッコリお腹の原因である便秘。
多くの女性が便秘に悩んでいます。

じゃがいもには「難消化性デンプン」が含まれています。
これは腸に届き善玉菌のエサになり、腸内環境を整えてくれます。

難消化性デンプンはエネルギーになりにくい特徴があります。
太りにくいというわけですね。

じゃがいもはダイエットに向いている食材というだけでなく、生活習慣病を予防する健康効果も期待できます。

代謝がアップする

腸内環境が整って便秘が解消されることによって、消化吸収がスムーズに行われるようになります。
腸の機能がアップすると代謝もアップし、太りにくく痩せやすい体質に変化します。

炭水化物でもキレイに痩せる「じゃがいもダイエット」のやり方

じゃがいもダイエットのやり方

じゃがいもダイエットのやり方はいたってシンプルです。

毎食じゃがいもを1個以上食べるだけです。
といっても、じゃがいもだけでは栄養バランスが乱れてしまうので、食事はバランスの良いものを意識してください。

食事にじゃがいもを取り入れるのではなく、食事の30分ほど前にじゃがいもを食べましょう。
じゃがいもは茹でずに皮のまま電子レンジで加熱し、皮ごと食べてください

しっかり洗えば皮も食べられます。

食事前に食べるのは、満腹中枢を刺激させて、食べ過ぎを防ぐのが目的です。

さらに効果を上げるなら、一緒に水をコップ1杯飲むことです。
じゃがいものデンプンが水分を吸収し、満腹感をアップしてくれます。

いったん加熱してそのあと冷蔵庫で冷やすと、難消化性デンプンの量が2倍になります。
事前に作って冷やしておくと良いでしょう。

炭水化物でもキレイに痩せる「じゃがいもダイエット」のやり方

じゃがいもを食べるときの注意点

効果が高いと注目を集めているじゃがいもダイエットですが、食べるときの注意点があります。
それは「じゃがいもの芽」です。

じゃがいもの芽や芽の周辺にはソラニン、チャコニンという毒素が潜んでいます。
芽やその周辺はしっかり取り除きましょう。

ソラニンやチャコニンを食べると、吐き気や腹痛、下痢、めまいといった症状が出るケースがあります。

ダイエットの敵というイメージが強いじゃがいもですが、決してそんなことはなく、むしろ強い味方になりえます。
もちろん食べるタイミングや食べる量を間違っては逆効果になります。

新たなダイエットに挑戦したい方は、ぜひじゃがいもをお試しください。