お腹まわりのぷよぷよは、どうしても気になってしまいますよね。引きしまった綺麗なお腹にあこがれるのに、どうしてもたるんでしまう……。そんなお悩みはありませんか?
たるんだお腹とおさらばしたいと本気で願っている方のために、お腹痩せの方法をご紹介します。
お腹周りがたるんでしまう理由
なぜ、お腹周りはたるんでしまうのでしょう。お腹は、もともと脂肪が非常につきやすい場所です。なぜなら、お腹には骨がないからなのです。
胸やお腹の辺りに、大事な内臓がたくさんありますよね。胸の臓器は、肋骨が守る役割を果たしてくれますが、お腹の辺りにある臓器を守ってくれる骨はありません。そのため、お腹の臓器を守るために、脂肪がお腹につくのです。
特に女性は、子宮を守らなくてはなりませんから、男性よりも、お腹まわりに脂肪がつきやすい傾向にあります。お腹の脂肪は、大事な内臓を守るための仕組みなんですね。
即効性アリのお腹痩せの方法
それでも、お腹周りのたるみは気になります。どうしたらよいのかといえば、お腹の周りに、骨のように強い腹筋を作ってしまえばいいのです。あなたのお腹にくっついているたくさんの脂肪を、腹筋に変えてしまう。骨のようにガッチリと強い腹筋があれば、内臓は、しっかりと守られます。
というわけで、目指すべきは、骨のようにガッチリと強い腹筋を鍛えるということですね。腹筋を鍛える方法といっても、さまざまありますが、その一つをご紹介しましょう。
1、 体育座りで座ります。つまさきは上にあげましょう。膝はしっかりくっつけます。
2、 そのまま、上体を後ろに倒しましょう。このとき、お腹はへこませ、背中は丸めておきましょう。
3、 息をフッフッと強く吐きながら、お腹をへこませます。これを10回ほど繰り返しましょう。
4、 次に、足を上げ、再び、息を強く吐きながら、お腹をへこませます。目線は正面に向けましょう。
この運動だけで、かなり、腹筋は鍛えられます。ただし、食後2時間は控えましょう。
腹斜筋を鍛えて、くびれ作りを目指す
お腹の正面に位置する筋肉を、腹直筋といい、お腹の脇の筋肉を、腹斜筋と呼びます。腹直筋だけでなく、腹斜筋も同時に鍛えることで、くびれのあるより美しいウエストを目指すことができます。
腹斜筋を鍛えるには、ズバリ、ひねることです。ひねりの動作で腹斜筋を鍛えましょう。
1、 体育座りに座ります。両手は、耳の横に持っていきましょう。
2、 両足を持ち上げます。
3、 息を吐きながら、身体をひねり、左ひじと右ひざを近づけます。
4、 息を吐きながら、身体をひねり、右ひじと左ひざを近づけます。
この動作をまずは、6回。それができたら、10回と徐々に増やしていきましょう。両足を空中に浮かせるのがキツイ場合は、足を床につけていてもかまいません。
また、このトレーニングは腰に負担がかかります。腰に違和感があったら、すぐに中止して下さい。
正しい姿勢でお腹痩せを目指そう
普段からの心がけ次第で、綺麗なお腹を手に入れることができます。背筋はいつも伸びていますか。背筋をまっすぐに伸ばすという行為だけで、実は腹筋と背筋を使うんです。常に、正しい姿勢を取ることで、自然に腹筋を、そして背筋も鍛えましょう。
正しい姿勢を取れているかわからないという方は、鏡に自分の姿を映してみましょう。正面を映しても姿勢はわかりませんから、横向きの姿を映します。自分の身体が反っているのか、それとも猫背なのか、確認してみましょう。もしも反っているという方は、普段から意識して、身体が反り過ぎないように注意してください。猫背の方は、肩を後ろに引くように常に心がけましょう。
正しい姿勢を取るようにしようと心がけるだけでも、だいぶ、変わりますよ。
ヨガでさらにお腹痩せを目指そう
さらに本格的にお腹痩せを目指しているなら、ヨガをしてみることをおすすめします。ヨガは難しいポーズで修業のようなイメージが先行しがちですが、実際はそんなことはありません。初心者でも、誰でもはじめることができますから、まずは、体験してみてください。身体がかたくても大丈夫です。ヨガをはじめると、お腹痩せだけでなく、身体全体が、シェイプアップするでしょう。
フラフープで楽しくお腹痩せ
腹筋運動とかツライことは苦手だし、正しい姿勢だってなかなかできない……。という方は、フラフープをやってみてもいいでしょう。フラフープを、お腹のまわりで回します。
それをやるだけで、OK。フラフープを回そうとする動きが、腹筋や、腹斜筋を自然に鍛えてくれます。
狭い場所でやると、物にぶつかる危険がありますから、家具などをどけて、広いスペースを確保して、回しましょう。子どもの頃に帰った気分になって、楽しく回せるかもしれません。ツライことって長続きしませんから、楽しいと思うことを続けるということが、大事ですね。
一刻も早く、お腹痩せをしたいと、やっきになってしまうかもしれません。ですが、腹筋や腹斜筋を鍛えるトレーニングは、やりすぎに注意して下さい。ちょっとキツイなと思うくらいで止めておくのがベストです。そして、毎日続けること。毎日続けることで、必ず効果が出ますから、日々継続して下さいね。