【金スマで話題】1ヶ月で開脚ができるストレッチのやり方

180度に開脚ができると、まるでバレリーナやプロのスポーツ選手みたいで格好いいですが、体が硬いから私には無理、と考えている人は多いのではないでしょうか。金スマで取り上げられたEikoさんが執筆した、誰でも開脚ができるようになる本は、実用書でもっとも売れた本であると同時に、健康や美容にも効果があるといった声も多く、女性だけでなく男性にも開脚ストレッチは有効だと話題になりました。今回はこの本の通りに開脚ができるようになるコツと、開脚ストレッチによるメリットなどについて、詳しくご紹介します。

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開脚ストレッチの効果

ヨガインストラクターのEikoさんによる開脚ストレッチは、1ヶ月で憧れの180度開脚ができるようになるやり方が紹介されています。このストレッチによって、体にはどんな効果が現れるのか、詳しくご紹介します。

冷えやむくみが解消される

股関節が柔らかくなるので、血行やリンパの流れが改善され、冷えやむくみが解消されます。その結果下半身太りの解消につながります。

腰痛が改善する

開脚ストレッチで血行が改善されると共に、姿勢が良くなるので、腰痛が改善されます。

疲れにくくなる

血行が良くなることで、老廃物や疲労物質が排出されやすくなるため、疲れがたまらなくなるのと同時に、運動をしても回復しやすい体になります。

また血行が良くなることで代謝が改善され、肌の改善、便秘の解消や生理痛など生理不順の改善につながる効果もあります。このように開脚ストレッチは健康や美容に効果のあるストレッチとして、注目されているのです。

【金スマで話題】1ヶ月で開脚ができるストレッチのやり方

基本ストレッチのやり方

方法は、基本ストレッチと週替わりのストレッチを組み合わせ、毎日3分程度おこないます。コツは毎日続けること。1日休むとせっかく伸ばした筋肉がまた縮んでしまいます。休んだらその分次の日にする、というのも体には負担となりストレッチの効果があがりません。

基本のストレッチは、2つあります。

タオルストレッチ

1.仰向けに寝て、両膝を立てます。
2.片方の足の裏にタオルをかけ、両手でしっかりタオルを持ちます。
3.膝を真上にまっすぐ伸ばしながら、タオルを頭の側に引っ張ります。
4.膝を曲げないように気をつけながら、足を前後に揺らします。
5.30秒間揺らしたら、逆の足も同じようにおこないます。

こちらの動画を参考におこなってみてください。

シコストレッチ

お相撲さんの四股を踏む体勢でおこなうストレッチです。

1.足を肩幅の倍程度に開いてつま先は外側に。
2.膝をゆっくりと曲げて、四股の体勢を取り両手は太ももの内側につけます。
3.肘を張って、膝を外側に押します。
4.腰を上下に20回揺らします。
5.今度は肩を内側に入れ、上下に20回腰を揺らします。

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週替わりストレッチのやり方

この方法は4つあります。1週間ごとにステップアップしていきましょう。

1週目・内ももストレッチ

1.足を大きく開いて立ちます。
2.片方の膝を曲げて腰を下ろし、伸ばしたもう片方の足は、つま先を上に向けます。
3.その体勢で、体を上下に揺すります。
4.30秒間体を揺すったら、足を逆にして同じように30秒間体を揺すります。

2週目・壁ストレッチ

1.お尻を壁につけ、両足を壁にくっつけるようにして、天井に向けます。
2.そのまま足を左右に開いていきます。
3.痛いけれど気持ちいいぐらいまで開いて、そのまま体を1分間揺らします。

3週目・上体そらしストレッチ

1.床に座り、両足を左右に開きます。
2.両手を背中の後ろにつき、上体をゆっくり倒していきます。
3.そらしたまま、体を左右に揺らします。
4.上体をゆっくり戻し、今度は前に倒していきます。
5.倒したところで左右に揺らします。

4週目・ドアストレッチ

ドアのあるところでおこなうストレッチですが、上半身を倒しても大丈夫で、左右の足を引っかけることのできるスペースがあればできます。

1.ドアにぶつかることのないよう、扉が奥に開く側に、足を左右に開いて座ります。
2.足を壁に引っかけたまま、上半身をゆっくり前に倒し、30秒間揺らします。

ドアや似たようなスペースがない場合は、広い場所で別の方法でおこないます。

1.足を左右に大きく開いて立ち、足首を外に向けます。
2.腰を下ろし、開いた足の横の床に手をつきます。
3.そのままの姿勢でお尻を後ろに向けることを意識しながら30秒間体を揺らします。

床に手をつくのが難しいときには、肘を体に付けて体を揺らしてもかまいません。

開脚ストレッチをまとめた動画がこちらになります。参考にしてみてください。

試したけどできない?その理由と解決法

4週間試してみたけど、180度開脚ができない場合もあります。子供の頃はみんな体が柔らかいのですが、体を動かさないうちにだんだんと固くなっていきます。そのため1ヶ月のストレッチでもなかなか効果が出ないこともあるのです。

背中や腰の筋肉も鍛える

元々体の柔らかい人は、1ヶ月で効果が出ますが、体がちょっと硬いな、また日頃運動の習慣がなく、体を動かすことになれていないのであれば、1年ぐらいの時間をかけることが必要です。

開脚するためには、背中や腰が柔らかくなることも必要なので、体全体のストレッチも合わせておこなっていきましょう。

開脚グッズを使う

体が硬い場合は、開脚するのも辛いことがありますので、グッズを使ってだんだんと足を開いていくトレーニングを合わせてやってみましょう。

筋肉はストレッチで伸ばすと、少しずつ伸びていきます。それが元に戻らないうちにまたストレッチを重ねることで、筋肉が刺激を受け、伸びていくので諦めずに続けるようにしましょう。