顎にできた「しこりニキビ」をケアする方法

顎にできる痛むしこり。何の前触れもなく突然できるので、何だろうと思ったことはありませんか?あごに痛みのあるしこりを感じたら、それはしこりニキビかもしれません。しこりニキビは一般的なニキビとは少し違うため、ケア方法も違ってきます。そこで今回は顎にできるしこりニキビのケア方法をご紹介いたします。

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しこりニキビができる原因

突然できる顎のしこりニキビ。原因は、お肌の乾燥やホルモンバランスの乱れ、内臓機能の衰えが考えられます。

乾燥

お肌が乾燥すると、皮脂を過剰に分泌して潤わそうとします。顎は顔の中でも皮脂分泌が多い部分ですから、皮脂の過剰分泌することで、しこりニキビができやすくなります。

ホルモンバランスの乱れ

ホルモンバランスが乱れると、皮脂分泌が過剰になります。特に顎周辺のニキビは男性ホルモンの影響があります。バランスが乱れ、男性ホルモンが優勢になると顎にしこりニキビができやすくなるのです。

内臓が弱っている

内臓が弱っていると体内の毒素をうまく排出できず、たまってしまいます。たまった毒素の逃げ場が皮膚になるので、しこりニキビを作る原因になります。胃腸や肝臓、腎臓などの機能の低下を正常化させることが大切です。

顎にできた「しこりニキビ」をケアする方法

しこりニキビの種類と特徴

顎に違和感を感じて触ってみるとしこりができていて、しかも触ると痛い、それはしこりニキビといわれるものです。しこりニキビには赤みのあるタイプと赤みがなく芯が見えないタイプの2種類に分けられます。

赤みタイプは、他の部分にできるニキビ同様、毛穴に詰まった皮脂の中であるアクネ菌が増え炎症が起きている状態。膿がしこりのように固く感じられます。

もう一つの赤みのない、もしくはうっすらとした赤みがある芯のないニキビは、体内の老廃物によって炎症が起こっているため、表面上赤みはほとんどなく芯も見えません。赤みのあるものと違うのは、アクネ菌の繁殖ではないことです。

つまり2つの種類があるしこりニキビは、毛穴の中で炎症が起こっているか、皮膚の下奥深くで炎症が起こっているかの違いがあります。

顎のしこりニキビは、他の部分のそれよりも跡が残りやすいという特徴も。そのためケアを間違ってしまうと、赤みが残ったり凸凹を残すことになります。

顎のしこりニキビは突然できますが、完治するまでにかなりの時間がかかります。完治に時間がかかるため跡が残りやすいので、適切なケアで、1日でも早く治るようにすることが大切です。

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悪化させるNG行為はこれ

ただでさえ長期化する顎のしこりニキビは、悪化させないことが大切です。

しこりニキビを悪化させるNG行為は、手で触ることです。しこりニキビに限らず、顔にニキビができているとついつい触ってしまいます。ですが、この触るという行為が実はニキビを悪化させます。

手にはたくさんの雑菌が付いています。雑菌が付いた手でしこりニキビを触ると、刺激になるうえ、雑菌で炎症をさらに悪化させてしまいます。

特にあごは、肘をついたり、考え事をするときなどに無意識に触ることが多い部分ですね。悪化させないため、洗顔とスキンケア以外は触らないようにすることが大切です。

顎にできた「しこりニキビ」をケアする方法

ケアする方法

顎のしこりニキビは、外側からのケアと内側からのケアの両方のアプローチで治していきましょう。

ニキビケアジェル

あごニキビ専用のニキビケアジェル「メルライン」は、日本で一番売れているあごニキビケア薬用化粧品です。「医薬部外品」なので、効果は国にも認められています。使い方はとっても簡単で、気になるところに塗り込むだけでOK。

180日間の返金保証期間がついているので、使ってみた上で、継続利用するか返金してもらうかを選べるのも魅力の一つです。

洗顔を見直す

洗顔するときは、洗顔料をしっかり泡立てて、泡洗顔をするようにしましょう。手が直接しこりニキビに触れないように泡をクッションにして優しく洗いましょう。すすぎ残しがないように、しっかりすすぐことも大切です。

皮膚科を受診する

しこりニキビは長期化して跡が残りやすいので、皮膚科での治療がおすすめ。炎症を抑える抗炎症剤や抗生物質、抗菌剤の塗り薬や、状態によっては飲み薬も処方してもらえます。

ビタミンを摂取する

ビタミンの中にはニキビなどの炎症に効果のあるものがあります。ビタミンCやビタミンEは抗酸化作用が高く、体内の解毒作用をサポートします。

野菜や果物を積極的に摂取し、食べ物からビタミンを摂取しましょう。難しい場合には、サプリメントを利用するのもおすすめです。

睡眠をとる

睡眠中に分泌される成長ホルモンは、お肌の修復やターンオーバーに欠かせません。特に夜10時~2時はゴールデンタイムと呼ばれて成長ホルモンが活発に出る時間帯です。できるだけこの時間に眠れるよう、生活のリズムを整えましょう。

スキンケアの成分にも気を付ける

しこりニキビができている部分はとてもデリケートですから、スキンケアの成分が刺激になって、しこりニキビが悪化することもあります。

できるだけお肌の負担になるような添加物が入ったスキンケアは避けましょう。摩擦刺激が少ないオールインワンゲルなどもおすすめです。

長期化しやすいしこりニキビは、手で触らないことを前提に内側と外側からケアしていきましょう。枕カバーをこまめに洗濯したり、髪が顎に当たらないことを防ぐだけにもくくったりすると効果的です。