主婦になると、独身時代よりも友人作りが簡単ではありません。友達を作ろうにも「どうやって友人をつくっていたっけ」なんて考えてしまう人も多いようです。
そこで今回はお友だちのいない主婦を辞めるための方法をご紹介します。
主婦は友達が減りやすい
なんとなく暇なイメージを持たれがちな主婦ですが、まとまった自分の時間を持つのは難しいですよね。特に子供がいれば家族のために費やす時間が増え、友達にも物理的に合う時間がなく、ますます疎遠になってしまいます。
また時間があっても生活環境が独身時代とはがらりと変わるので、それまで付き合っていた友人たちとは会話が合わなくなってしまいます。子供がいると、テレビや雑誌、音楽に至るまで独身時代とかけ離れてしまうため、それまでの友人と共通の会話も減って疎遠になるケースも多いようです。
友達がいるメリット
夫や子供をはじめとした家族との生活が充実していると、たとえ毎日が忙しくても「友達はとくにいらないな」などと感じることもあります。
しかし時には、同じ境遇の人と話すことで心が軽くなる時もありますね。
例えば子育ての壁に当たって悩んでいる時には、子育て中のお母さんと同じ悩みを話すだけで心が軽くなります。また子育てがひと段落して自分の時間を持てた時や家族に対してストレスを感じた時など、友達と食事をしたりカラオケで遊ぶことで発散することができます。
悩みや寂しさ、ストレスを解消することができる、素敵な友達を見つけましょう。
友達がいない主婦を辞める方法
お友だちを作るには、家に閉じこもってばかりいてはだめです。自分に合う方法を試してください。
ご近所さんとごあいさつ
生活圏内に住むご近所さんは、一番関わりを持ちやすい人たちですね。ゴミ出しや散歩などで出会った時、積極的に笑顔であいさつをするようにしましょう。気持ちのいいあいさつは、円滑なご近所づきあいにもつながります。
普段からあいさつをしていれば、自然にそこから会話に発展することも増えてきます。自分と話が合いそうな人がいたら、少しずつ会話を増やし、仲良くなりましょう。
ただし、ご近所さんは関係がこじれても顔を合わさず生活することが難しいため親密になりすぎるのは考えものです。適度な距離感は保っておいた方が無難です。
幼稚園や学校の保護者と交流を持つ
子供が幼稚園や学校に通い始めると、他の親と関わる機会が増えます。特に保護者会やPTAなどで一緒に活動をする流れで友達を作りやすいようです。
同世代の子供がいる友人を作ると、同じ悩みを共有することができます。積極的に参加してみましょう。
パートにでる
子供が幼稚園児や小学生になると、パートに出るお母さんが多くいます。定期的に顔を合わせる仕事であれば、仲良くなるっきかけもつかみやすいですね。
習い事を始める
自分の興味ある習い事や教室に通って同じ趣味の人たちと学び合えば、話題にも事欠かないので自然とお友だちもできやすいです。
習い事の場合はもし人間関係のトラブルに巻き込まれても、そこを辞めて別の習い事をはじめればいいと気軽に考えられます。友達を作る行為に少ししり込みしている人に、特におススメの手段です。
学生時代の同窓会
卒業した学校の同窓会に参加すれば、再会がきっかけで昔のお友だち関係が復活する可能性があります。気心が知れていますし、仲良くなるにも時間はかかりません。
同窓会をやっていない場合は、思い切って幹事になる手もありますよ。
ボランティアに参加
広い視野の友達が欲しい方は、自治体が主催するボランティア活動に参加してみてはいかがですか?世代の違う人たちとの交流の中で、気の合う友人を見つけられるかもしれませんよ。
行政が関与している社会福祉協議会では様々なボランティア情報を得ることができます。興味があれば覗いてみてはいかがでしょうか?
結婚前の友人に連絡を取る
独身時代、社会人だったころの友人に、思い切って連絡を取ってみましょう。結婚前の仲の良い友人と会っておしゃべりすることでストレスもふっとびますね。
中には自分と同じ『主婦』になっている人もいるかもしれません。生活圏内の人には話せないことも話しやすいのはうれしいですね。
SNSで出会う
SNSでは自分と同じ趣味を持つ人と出会うことができます。ネット上でコミュニケーションをとり、気心知れたらオフ会で会ってみましょう。
ただ、SNS上は顔も素性もわからない者同士の世界なので、トラブルを避けるために慎重さも求められます。ゆっくりと時間をかけてお互いのことを知り、「ぜひ会いたい!」と思った時にオフ会を開催するようにしましょう。
友達を作る上で注意したいこと
友達がほしいという思いから、あせって人間関係を作っても気持ちが続かないことが多くあります。大人になってからの友達は離れるのも難しいことが多いので、トラブルにならないように、親密になる前に相手を知りましょう。
会話では、聞き上手にもなりながら自分の話を織り交ぜ、自然に会話ができる相手かを確認します。一方的な会話は相手に不快感を与えますが、長くお友だちでいるには常に聞き側だと疲れてしまいます。
ポイントは「長く付き合えそうな人をゆっくり探す」ことです。
きっと多くの主婦たちも同じ思いを抱えています。友達のいないさみしさを募らせるより、まずは行動あるのみです。勇気を出してあいさつをしましょう。