正しいパウダーファンデーションの塗り方

普段のメイクによく使われているパウダーファンデーションは、化粧をする女性にとって身近な存在です。最近ではリキッドファンデーションなど色々な種類のベースメイクアイテムが出てきていますが、使いやすさや手軽さからパウダーファンデーションにまた戻るという人も少なくありません。

ただきちんと塗らないと、よれたり崩れたりすることも多いため、選び方も大切ですが正しい塗り方を知っておくことも必要です。そこで今回は、パウダーファンデの正しい塗り方、必要となる道具やその使い方を詳しくご紹介します。

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パウダーファンデーションの魅力・特徴

パウダーファンデーションは、粉末を油性成分で固めて固形にしたものや、粉末状のまま使うルースパウダーなどがあり、一般的には固形に圧縮したプレストタイプのことをいいます。ベースメイクとしてよく選ばれるパウダーファンデーションには、以下のような魅力と特徴があります。

持ち運びがしやすい

ファンデーションは固形のため、ほとんどがコンパクトです。化粧直しの道具が少なくて済み、いつでも使うことができます。

使いやすい

パウダーファンデーションは化粧の初心者にも使いやすく、簡単に塗ることができます。また種類や色も多く、自分の肌になじむファンデーションがすぐに選べます。

テカりにくい

パウダーファンデーションは細かな粒子でできていて、皮脂の余分な油を吸い取ってくれます。そのためテカりをある程度防ぐことができます。

肌に優しい

水分を含んでいないため成分が変質することがほとんどなく、そのため添加物を使用する必要がありません。肌にかかる負担が少ないことから、肌が敏感な人でも使いやすいアイテムです。

手が汚れない

パフを使って伸ばすため、リキッドファンデーションのように手を使わず汚れません。そのため使う場所を選ばずに使用できます。

適度なカバー力がある

細かい粒子が肌に吸い付くので、カバー力があります。ただしリキッドファンデーションなどと比べると、しっかりとはつかないので汗や水で取れやすいデメリットもあります。

重ね塗りすることである程度カバーはできますが、塗りすぎると逆に化粧がよれてしまいますので注意が必要です。

正しいパウダーファンデーションの塗り方

自分に合ったパウダーファンデーションの選び方は?

自分の肌色や肌質にあったものを選ばないと不自然な肌の色になってしまうので注意が必要です。

肌に合った色を選ぶ

パウダーファンデーションには色のバリエーションがあります。サンプルを試す時に、手の甲に塗って確かめる人がいますが、手の甲と顔では肌の色に違いがあります。必ず耳からあごにかけて、フェイスラインに沿って塗るようにしましょう。お店などで試す場合は、ライトの光で上手く見えないこともあるので、人に見てもらうか、美容部員の方に見ていただくようにしましょう。

肌に合わせたものを選ぶ

パウダーファンデーションには色々な種類があります。カバー力を重視しているもの、化粧崩れがしにくいものなど、目的に合わせて選ぶことも必要ですが、肌質にも注意が必要です。肌によってはパウダーファンデーションで乾燥がひどくなったりすることもあります。刺激の少ないパウダーファンデーションを選ぶことが必要です。

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スキンケアと化粧下地も重要

パウダーファンデーションは、ベースメイクの仕上げです。基本的なベースメイクの手順は、スキンケアをした後で日焼け止め、化粧下地を塗ります。化粧下地をしっかり塗らないとよれの原因となりますので、注意が必要です。

下地を手の甲に乗せて指で広げ、額やあご、両頬、鼻に乗せます。顔の外側に向かって薄く伸ばしていきます。最後にスポンジでおさえてなじませます。

下地に日焼け止めが配合されているものもありますが、紫外線をしっかり防ぐためには、日焼け止めと下地の二重塗りがおすすめです。ただし厚く塗りすぎると肌がまだらになることがありますので、薄く塗り伸ばすのがコツです。

正しいパウダーファンデーションの塗り方

パウダーファンデーションの塗り方

下地をしっかり作ったら、ファンデーションを塗っていきます。

1.化粧パフにファンデーションをとります。この時に1度に塗るためにたくさんつける人がいますが、ムラの原因になりますのでパフの半分以下程度にします。
2.額と頬にファンデを乗せ、外側に向かって伸ばします。額は皮脂が多いので薄く塗ってください。
3.鼻筋にファンデーションを乗せ、小鼻は円を描くようにして塗ります。鼻も皮脂が多いので薄めに塗ります。
4.あごは薄く塗り、首との境目に差が出ないようなじませましょう。
5.口の周りはよれやすいので、おさえるようにして塗ります。

パウダーファンデーションを塗る時の道具

パウダーファンデーションを使う際には、道具によっても塗り方が変わります。肌は薄いので無理に力を入れるとかえって肌にダメージを与えてしまいます。自分のメイクにあった道具を使い分けるようにしましょう。

化粧パフ

パウダーファンデーションに一緒にセットしてあることが多く、あまり考えずに使っているという人も多いのではないでしょうか。広い面や細かい面も塗り分けられますが、毎回使う前にはきれいな状態のものを用意するようにしましょう。

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パフよりも力を入れずに滑らせるだけでも塗ることができますが、使い方は慣れないと難しいのがスポンジです。比較的安価なので洗うのではなく使い捨てのものを利用する方法がおすすめです。

ブラシ

プロのメイクアーティストもよく使っているのがブラシです。ベースメイクにも仕上げにも使うことができますが、粉の量の調節などは慣れが必要です。こちらもメイクの前にきれいな状態のものを使う必要があります。

メイクの土台となるファンデーションは、スキンケアからきちんとする必要があります。下地をしっかりすることで、化粧直しの手間も減らせますので、しっかりするようにしましょう。