【全身ベタベタ】汗かきやすい人の原因とは

頻繁に体がベタベタするほど汗をかく人もいれば、暑い時でも涼しい顔をしている人もいます。

今回は「私って汗かきなのかな?」と悩んでいる人に向けて汗をかきやすい人の特徴や原因、正しい汗対策の方法についてご紹介いたします

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汗かきやすい人の特徴と原因

汗は自分ではコントロールできない自律神経の働きによって出されています。

人間は気温に左右されず体温を維持できる恒温動物なので、暑いと感じた時には汗をかいて体温の上昇を防いでいるのです。

そのため、汗は誰でもかきます。しかし、汗の量は個人によって異なります。まずは、汗をかきやすい人の特徴や汗をたくさんかいてしまう原因について確認しておきましょう。

太っている

太っている人は常に汗をかいているイメージがありますが、太い人が汗をかきやすいのには理由があります。

太っている人が汗をかきやすいのは細い人と比べて皮下脂肪が多いためです。体が厚い皮下脂肪に覆われていると、熱が体内に蓄積されます。

そのため、少し体を動かしただけで、体温が上昇し、熱を下げるために体からたくさんの汗が出されるのです

ストレスを抱えている

汗は自律神経によってコントロールされています。自律神経は活動時に活発になる交感神経と安静時に活発になる副交感神経で成り立っている神経で、自分の意識では調節できません。

通常時、交感神経と副交感神経はバランスが保たれており、体温の調節は正常に行われています。

しかし、強いストレスを感じると、副交感神経が活発に働くべき時にも交感神経が活発に働きます。

交感神経は発汗を促すため、ストレスで交感神経が活発に働く時間が増えれば、汗の量が増加するのです

日常的に運動している

日常的に運動をしていると、筋肉量が増加して基礎代謝が高まります。基礎代謝量が多い人は体温も高い傾向にあるので、そういう人は汗をかきやすいです。

また、運動の習慣がある人は汗を出しやすいように汗腺が発達していると考えらえています。汗は汗腺から出されるので、汗腺が発達していれば、汗の量も増加するでしょう

更年期障害

更年期障害の人も汗の量が多いです。更年期障害とは、女性ホルモンのバランスが乱れることによって自律神経のバランスも崩れ、さまざまな症状が起こる障害です。

更年期障害で汗が増えるのは、ホットフラッシュという症状が起こるためと考えられています

ホットフラッシュは気温に関係なく上半身が熱くなる症状で、のぼせたり、ほてったりして汗の量も増加します。

更年期障害によるホットフラッシュで汗の量が増えている場合は対策をしても改善するのが難しいです。ホットフラッシュに悩んでいる人は一度、婦人科の診察を受けてみると良いでしょう。

多汗症

汗の量が異常に多い場合、多汗症と呼ばれる病気にかかっている可能性も否定できません。

多汗症とは、その名の通りたくさん汗が出る病気で、体全体から汗が出る全身性多汗症と体の一部から汗が出る局所多汗症が存在します

全身性多汗症は原因不明の原発性のものと内分泌系の病気や神経疾患が原因のことが多いです。

局所多汗症は原因不明の原発性のものと外傷や腫瘍が原因で起こるものがあり、頭部や手のひらなどに症状が見られます。

全身性多汗症も局所性多汗症も皮膚科などで治療が行われます。「他の人と比べて異常に汗をかく」と感じている人は一度、医師の診察を受けてみましょう。

【全身ベタベタ】汗かきやすい人の原因とは

逆に汗をかきにくい人の特徴と原因は?

体温を調節するために適度な量の汗をかくことは大切です。しかし、汗をかきやすい人がいる一方で、汗をかきにくい人もいます。汗をかきにくい人の特徴は何なのでしょうか。

体が冷えている

常に体が冷えている人は体温を守るために体が汗を出さないようにコントロールしているので、汗の量が少なくなります。

そのため、暑い時でも手足の先が冷たくなるほどの冷え性の人は汗をかきにくいです

また、冷え性でなくても、常にエアコンのもとで過ごしていたり、薄着だったりする人は体温を守るために、汗の量が減ることがあります。

運動不足

普段から適度な運動をしていなければ、筋肉量が減少します。筋肉が減ると、基礎代謝も低下し、体温が下がるので、汗の量も減少します。

水分不足

あまり水分を摂らない人も汗をかきにくいです。人は平均的に一日約2.5Lの水分を体から出すと考えられています。

一日の水分摂取量が2.5L以下の人は水分が足りずに、汗が出ていない可能性が高いです

汗腺が衰えている

冷え性や運動不足、水分不足で汗が少ない状態が長く続けば、汗を出す汗腺の機能が衰えます。

衰えた汗腺からはスムーズに汗が出されないので、冷え性や運動不足、水分不足が続けば、さらに汗の量が減少するでしょう。

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汗対策は何をすれば良い?

汗は体温を下げるために大切なものです。汗をかかなければ、体温が上がりすぎて体調を崩すので、汗を止めるのは良くありません。

しかし、汗をかきすぎると、見た目や臭いが心配です。普通の人と比べて汗の量が多いと感じる人は適切な対策をして汗の量を減らしましょう。

汗対策の方法を確認していきます。

食生活を改善する

辛いものを食べた時にたくさん汗がでることからもわかる通り、食べ物には発汗を促すものがあります。

汗をかきやすいと悩んでいる人は汗をかきやすい食べ物を避けた食生活で汗の量を抑えましょう。

食生活を改善する

汗をかきやすいと考えられている食べ物を見ていきます。

・刺激が強い食べ物

辛いものやすっぱいものは発汗を促す交感神経の働きを刺激すると考えられています

・カフェインを含む飲み物

コーヒーや紅茶、緑茶などに含まれるカフェインは交感神経を刺激します

その一方で、コーヒーにはストレスを発散する作用もあるので、飲みすぎには注意してリラックス程度に飲むのが良いでしょう。

・肉類や脂っぽいもの

肉類や揚げ物も汗の量を増やします。それだけでなく、汗のにおいを臭くするとも考えられているので、汗をかきやすいと悩んでいる人は避けた方が良いでしょう。

リンパ節を冷やす

汗をかいている時は体温を下げると、汗が止まります。

冷たい場所に行ったり、冷たい飲み物を飲んだりするのも良いですが、早く体温を下げたい時は脇や首の後ろ、太ももの付け根などのリンパが集まった場所を冷やしましょう。

リンパが集まった場所を冷やすと、全身を巡回するリンパ液や血液が冷やされて体温が下がります

生活習慣を改善する

汗をかきやすい人は生活習慣を改善することも大切です。

睡眠不足の解消

睡眠不足が続くと、副交感神経が優位になる時間が短くなり、発汗を促す交感神経が優位となる時間が増えます。

汗をかきやすいと感じている人は、しっかりと睡眠を取り、自律神経のバランスを整えましょう

ぐっすりと寝られないと感じている人は睡眠前にスマホやパソコンを使用するのをやめたり、日中に運動したりすると、適度に睡眠を取れるようになります。

ストレスを発散する

汗を抑えるためには、ストレスを発散して自律神経のバランスを整えることも大切です。

ストレスは精神的な原因だけでなく、疲労や天気の影響などでも蓄積されるので、自覚がない人も日常的にストレスを発散させることを習慣づけておくと良いでしょう

ストレスを発散させたい場合は、趣味に時間を費やしたり、適度な運動を心がけたりするのがおすすめです。

汗をかいたらふく

食生活や生活習慣を改善しても、汗は必ずかくものです。汗をかいてしまった時は、できるだけ早く拭き取って、雑菌の繁殖を防ぎましょう。

タオルやデオドラントシートでこまめに汗を拭き取っていれば、雑菌の増加を予防できるので、たくさん汗をかいても臭いが気になりにくいです

制汗剤を使う

汗に悩んでいる人は制汗剤を使うものおすすめです。

脇用の制汗剤が有名ですが、現在はメイクの上から使える顔用の制汗剤なども販売されているので、自分の悩みに合ったものを購入しましょう

制汗剤を使えば「汗をかくのが怖い」というストレスも軽減されるので、汗の量が減少する可能性もあります。

【全身ベタベタ】汗かきやすい人の原因とは

適切な対策でサラサラ肌になろう

汗は体温調節に欠かせないものですが、かきすぎると、ベタベタしたり、臭いが気になったりします。

汗をかきやすいと悩んでいる人は食生活や生活習慣を改善したり、制汗剤を使ったりして汗を抑え、サラサラな肌を目指しましょう。