女性は下半身に脂肪が付きやすいので、上半身は細いのに下半身だけがむっちりということも珍しくありません。上下で洋服のサイズが違うと洋服を購入するときにも何かと不便です。そこで今回は、むっちり太った下半身を引き締める方法をご紹介いたします。
下半身太りの原因は?
下半身がむっちり太いことを「下半身デブ」といいますが、女性にとってはこれほど嫌な言葉はありませんね。原因を知れば下半身痩せのヒントが見つかります。下半身太りの原因は大きく、「血行不良」「筋肉の衰え」「骨盤の歪み」の3つです。
血行不良
下半身は心臓から遠くなるので、血の巡りが悪くなりがちです。血行不良になると下半身全体が冷え、リンパの流れも悪くなります。
すると不要な水分や老廃物がうまく排出されず、たまった老廃物は脂肪と絡み合い、落としにくいセルライトへと変化していきます。ダイエットをして体重は落ちたのに、足だけが太いというのは、セルライトがうまく落とせていないからです。
筋肉の衰え
運動不足で筋力が低下することで脂肪が付きやすくなり、下半身太りの原因になります。下半身の筋肉は上半身よりも太くて大きいものが多いので、筋肉が衰えて脂肪が付きやすくなると非常に目立つようになります。
骨盤の歪み
女性の骨盤は妊娠出産という役割があるため、男性と比較すると歪みやすいです。日常生活の中でも足を組んだり、片方の足だけに重心をかけて立ったりなどの癖で骨盤は簡単に歪んでしまいます。骨盤が歪むと筋肉が正しく使われず、脂肪が付きやすくなります。
下半身を引き締める方法
下半身を引き締めるのに効果的なのがエクササイズです。下半身にため込んだ脂肪を消費するには、筋肉を鍛えて代謝をアップさせるのが効果的です。また筋肉が鍛えられることによって、血行も良くなるため、脂肪や老廃物がたまりにくくなります。
筋肉を鍛えるエクササイズをすると、筋肉したスポーツマンのような下半身になってしまうのでは?と心配になりますが、女性は筋肉が付きにくく、スポーツ選手のような特別な鍛え方をしない限り筋肉でごつごつした下半身にはなりません。
下半身エクササイズ1
- 床に膝を立てて座る
- 上半身を後ろに倒し、肘で体を支える
- 足を引き寄せ、天井に向かって真っすぐに伸ばす
- 膝を曲げ、斜め前にまっすぐに伸ばす
かなりキツイエクササイズですが、即効性が期待できます。5回で1セットとして1日2セット~3セット行いましょう。
下半身エクササイズ2
- 足を揃えてまっすぐに立つ
- つま先を上に向け、前に出し、そのまま後ろに引く
- 引いた足を反対側の後ろに引き付けるように、斜めに持っていく
- そのまま20秒キープする
家事の合間にもできる簡単なエクササイズですが、斜め後ろに足を引くことで、足全体の筋肉が引き締められます。左右10回ずつを1セットとして、1日2セット~3セット行いましょう。
下半身エクササイズ3
- 足を肩幅に開いて立って手は腰に当てる
- 片方の足を大きく後ろに引き、膝の角度が90度になるようにお尻を下に落とす
- お尻を上げまたおろすを10回繰り返す
- 反対側も同じようにしましょう。
10回を1セットにして1日2セット~3セット行いましょう。できるだけリズミカルにお尻を上げ下げしましょう。
下半身エクササイズ4
- 床にうつぶせに寝転がり、両手の上にあごをのせる
- 両足を肩幅に開く
- 足を上げて太ももを浮かせる
- 10回持ち上げ、10回目で上げた状態でキープする
- 足を上げた状態で、足を閉じたり開いたりを10回繰り返して床に下ろす
これを10回繰り返します。腰に負担がかからないようにしましょう。
エステで脚やせ
若い頃からの運動癖がないと、ご自宅で継続するのはなかなか大変かもしれません。
そういった場合は、エステに通われてみると良いでしょう。エステにはプロのエステティシャンのハンドテクニックや最先端の痩身マシンなどもあるため、効率よく美脚になることができます。
おすすめのエステはこちらです。
●「エルセーヌ」美脚時代コース(70分 / 500円)
●「ラ・パルレ」美脚女子コース(60分 / 500円)
●「リフィート」脚やせ体験コース(60分 / 3,240円)
金額と実績面から一番おすすめなものは「エルセーヌ」です。とても良心的な価格でエステしていただけるので、まずは試していただいて損はないと思います。
※体験コースは時期によって変動します。現在の料金は公式サイトでご確認ください。
生活習慣も見直そう
下半身を引き締めるには、エクササイズと同時に生活習慣を見直すことも大切です。下半身が太くなりやすい生活習慣でないかどうかチェックしてみましょう。
歩かない
ほとんど歩く習慣がない方は、下半身に脂肪が付きやすくなります。良く動かす部分には脂肪は付きにくいので、積極的に歩くようにするのがおすすめです。一駅分歩いたり、駅やショッピングモールなどでは、エレベーターやエスカレーターを使わず、できるだけ階段を利用しましょう。
スマホのアプリに万歩計を入れると、ゲーム感覚で続けることができるので、モチベーションが上がりますよ。
甘いものが好き
甘いものは美味しく、ついつい手が止まらなくなってしまうことも。ですが白砂糖が含まれている甘い食品は、急激に血糖値を上げ、脂肪をためこむ原因になるので注意が必要です。下半身は上半身の6倍もの脂肪をため込もうとするので、甘いものはできるだけ控えましょう。
朝食を食べない
朝は何かと忙しいので、朝食を食べる習慣がない方も多いですね。朝食を食べるくらいなら少しでも眠っていたいという方も多いです。ですが、朝食を抜くと、体はエネルギー不足になり、基礎代謝が落ちます。それだけではなく、活動量も落ちてしまうので、カロリー消費も少なくなります。
野菜を食べない
野菜が不足すると、カリウムが不足し、足がむくみやすくなります。またビタミンが不足すると代謝も落ちてしまうので、野菜中心の食生活を意識しましょう。野菜はたくさん食べても太りませんから、安心して食べられますね。
日常生活を少し変えるだけで下半身は引き締まる
下半身を引き締めると聞くと、大変なエクササイズや食事制限がありそうというイメージがありますが、ほんの少し日常生活を意識するだけでも下半身は引き締まります。
少し歩くようにすること、骨盤を歪めないよう姿勢を良くすることなどを意識しつつ、エクササイズを取り入れてみてはいかがでしょうか?甘いものを完全に食べないことはできなくても、毎日食べていたものを2日に1回と回数を少し減らすことはできますね。
いろいろなことを少し意識するだけで、下半身は変わりますよ。